遼寧朝陽市公安局 同時期に複数の学習者を連行
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 【明慧日本2019年11月26日】遼寧省朝陽市公安局、政治法律委員会は2019年10月1日の前、朝陽市を取り締まりの重要な場所にするとの命令を下した。その後、朝陽市公安局、政治法律委員会はこの命令を各県と区の公安支局および派出所に伝達した。その結果、朝陽市の法輪功学習者7人は何の理由もなく、身柄を拘束された上、家財を押収された。家族は再び離れ離れになり、ひどい苦しみを味わった。

 10月16日午前、朝陽市向陽公安局支局の警官は、龍城区西大営子鎮の学習者・王玉梅さん宅に侵入し、王さんを連行した。そして、家にある法輪功の関連書籍、パソコン、法輪功創始者の写真などを押収した。現在、王さんは朝陽市留置場に拘禁されている。関係者はいわゆる法輪功を学ばないという「保証書」を書かない限り、王さんを解放しないと言いふらした。

 11月5日午後、朝陽市の学習者・潘玉峰さんは自宅で北塔支局の警官らに身柄を拘束され、現在、朝陽留置場に拘禁されている。北塔支局の警官らはまた朝陽市のほかの女性学習者の自宅に侵入したが、連行できなかった。

 同日、朝陽市の学習者・張偉さんも、自宅で北塔支局の警官らに連行された。

 11月7日、朝陽市の学習者・王在霞(漢字は未確定)さん夫婦は、朝陽市光明支局の警官らに自宅で連行され、現在は留置場に拘禁されている。

 11月8日、朝陽市北票市哈爾脳郷の学習者・張文成さん(62歳男性)、潘雲香さん(60歳女性)の夫婦宅に、突然7、8人の私服警官らが侵入して来た。その中の、哈爾脳派出所の所長は家に入いると、すぐに家宅捜索し、法輪功の関連書籍、プリンター、ノートパソコンなどの私物の写真を撮った上で、それらを数個の大きな箱に入れて持ち帰った。張さん夫婦はそれぞれ別の車に乗せられ、連行された。

 昼の12時過ぎ頃、2人は哈爾脳派出所で、取り調べを受けた。張さんの子供が派出所を訪ねて、親の解放を求めたが強く断られた。その間、哈爾脳派出所の警官は張さんと潘さんをずっと取り調べ、食事を食べさせなかった。結局、子供との面会も許されなかった。張さんの家族が連行された理由を聞くと、警官は「これ以上話すと、お前らも捕まるぞ」と脅迫した。

 午後5時ごろ、張さんと潘さんは別の場所に連れて行かれ、身体検査をされてから、張さんは手枷をかけられて北票台机四井留置場に送られ、潘さんは朝陽市に送られた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/21/396059.html)
 
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