【明慧日本2019年10月28日】河北省雄県の法輪功学習者・劉伯会さんは、警官に引き倒されて気絶した。その後、劉さんはそのまま連行され、すでに三十数日も拘禁されたままである。情報筋によると、劉さんの案件はすでに検察庁に送られ、担当者は張金銮である。2019年10月18日、家族が依頼した弁護士は覇州市留置場に行って劉さんと面会し、連行された当時の事情を聞いた。その後、弁護士は検察庁に行き、劉さんを直ちに解放するようにと求めた。
2019年9月17日の昼頃、法輪功学習者の劉伯会さん、郭艶敏さん、田俊傑さんの3人は家に帰る途中で、道端に立っている人に時間を尋ねた。しかし、この人は岔河派出所の私服警官であった。警官がスクーターに跨ったままの劉さんを思い切り引きずりおろしたため、劉さんは逆さまになって倒れ、頭を強く打ってその場で気絶した。
目が覚めてから、劉さんは肩が我慢できないほど痛くて手が上がらなくなった。しかし、警官は劉さんの怪我をまったく無視して病院にも送らず、劉さんをそのまま覇州留置場に移送し、不当に拘禁した。当時、劉さんは上の血圧が180 にも達した。
話によると、病院の身体検査で劉さんは心臓に問題があり、上の血圧が180で、腎臓結石があり、殴られたため手が上がらないなどの症状があると診断された。弁護士は劉さんに治療を受けさせるように求めたが、当直の覇州市留置場の署長は態度が非常に悪く、弁護士の要求を無視した。
9月17日の夜10時、覇州市の武装した特警隊員は数台のパトカーを出動させ、まず雄県双郷の郭さんの家にやって来たが、中庭に侵入できず、諦めて帰って行った。そして夜の11時頃に、特警隊員らはまた張崗郷韓荘村の劉さんの家にやって来て、ドアを叩いても開けてもらえなかったため、警官らは梯子を持って来て塀を乗り越え、中庭に押し入り、不当に劉さんの家を家宅捜索し、多数の私物を押収した。
劉さんは覇州市留置場に拘禁されてから、本日まですでに30日も経った。その間、劉さんは心身共に大きなダメージを受けた。学習者の郭さん、田さんの2人は10月20日にすでに家に帰された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)