ハルビン市の徐暁影さん 第二留置所で酷い迫害を受ける
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 【明慧日本2019年12月3日】ハルビン市の法輪功学習者・徐暁影さん(39歳女性)は2018年11月9日、子供を学校に送ろうと家を出た途端に、待ち伏せていた5、6人の派出所の警官らにより連行された。そして家宅捜索を受け、その後、懲役4年の実刑判決を下され、罰金1万元(およそ15万6000円・現地では30代のサラリーマンの2~3カ月分の給料に相当する額)を科された。この判決を不服として、徐さんはハルビン市中級裁判所に控訴状を提出した。(※)

 徐さんは2010年頃に法輪功の修煉を始め、修煉後、病気だらけの身体状態から抜け出し、心身共に健康になった。楽観的で、善良かつ闊達になった徐さんは、近隣や親せき達から好評価を得るようになった。

 徐さんが連行された当日、黒竜江省でも計170人の学習者達が一斉に不当に連行された。警官らは名簿を持って、学習者達の自宅に駆けつけては、連行する行為を一斉に実施した。

 その後、徐さんはハルビン第二留置所に収容された。そこで徐さんは断食してこの酷い迫害に抗議した。断食していた期間中、徐さんは酷く殴打され、乱暴に灌食された。そして、「共同監房」という独房に類似した部屋に入れられた。

 「共同監房」は、収容されたばかりの犯罪者や学習者に対して、設置した部屋である。十数人が窓もなく、風も通らない小さな部屋に閉じ込められ、全員が会話することを厳禁され、トイレに行く回数も厳しく制限されて管理され、トイレに行く所要時間を厳守しないとすぐに殴打されたり、罵られたり、あるいは家族から送られたお金で、食べ物や生活用品を買うことさえも禁止された。

 精神的に完全に屈服させた上で、しかも、恐怖心が生まれてから初めて、一般の部屋に移動することが出来るという。このような「共同監房」での厳しい残忍な迫害は、法輪功を堅持する学習者たちの場合は、もっと長く閉じ込められた。

 「共同監房」の部屋内は湿気が高く、一日中太陽の光は当たらず、風も通らないため、徐さんは疥癬ができて痛みと、強い痒みで悲惨な状態であった。

 そして、徐さんの控訴状は未だに審理中だという。ハルビン道里区裁判所は徐さんに判決を宣告した同日、他の学習者の5人に対しても判決を宣告した。

 ※:明慧日本2019年9月19日掲載記事「ハルビン市道里区裁判所 学習者6人に不当判決」参照。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/29/396405.html)
 
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