台湾法会|誓約を果たし 返本帰真する事が この世に来た唯一の理由
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文/台湾の大法弟子  

 【明慧日本2019年12月7日】

 慈悲で偉大なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私は高雄(たかお)市の学習者の柯淑娟(かしゅくけん)です。今日ここで発表できる事はすべて師父の慈悲なる済度のおかげです。なぜなら、私は法を得る前に腰椎の手術を受けて半身不随になり、自分で寝返りを打つことも出来ませんでした。家族の手伝いがないとズボンを穿くことさえ出来ませんでした。師父のおかげで私は立ち直り、返本帰真の道を歩んでいます。大法のおかげで障害者であった私は希望を見つけ、昔の誓約を果たそうとしています!

 一、苦労して やっと大法を得る

 私は2014年5月に修煉を始めました。子供の頃からずっと何かを待っているようでした。法を得る1年前に、ある僧侶が「今の宗教はあなたが探し求めているものではない、焦らないで、縁のある師父があなたの所にやって来ます」と私に告げました

 そして、1年後にやっと法を得ました。『轉法輪』の本を開いて師父の写真を見て、興奮して「私の師父だと分かりました」と繰り返し言いました。しかし、どこでお会いしたのかは分かりません。ただ親しみを感じましたが、その気持ちは言葉に出来ません。

 二、生まれ変わるまで作り変える

 修煉のはじめの頃、師父は私の疑問に答えてくださいました。私は誰なのでしょうか? そして体も浄化してくださいました。寝返りを打つことが出来るようになりました。早く起きて煉功しようと思って、4時になったら、自然に起きて座りました。すると夫は、私がどうやって座ったのか不思議でびっくりしました。その時には、修煉で病気治療ができるとは知りませんでした。ただ、修煉したいという気持ちがあって、師父が助けてくださいました。早く着替えて煉功に行こうと思っても、なかなか着替えがうまく出来ませんでしたが、夫の手伝いを断りました。やっと自分の力で着替えることが出来ました。

 煉功場に着いてからもいろいろと困難があり、腰を曲げられないので、座るときには膝まずいてから座ります。他の同修はみんな結跏趺坐ができて、私もやりたかったのですが、無理やり結跏趺坐をして、痛くて全身が震え上がり、それでも我慢しました。1年後に痛みもやっと弱くなり、足もそんなに固くなくなりました。ただ心の中では「私は絶対に修煉します」という気持ちで2年ぐらい我慢すると、腰の持病が治りました。手術を受けていなかったように、楽になりました。

 学法でも困難がありました。父は男尊女卑の思いが強くて、まだ生まれていない時から女の双子だと分かると、よく母のお腹を蹴ったそうです。そして生まれた後に、私を3回も地ベタに投げつけました。子供の頃に、自転車にぶつかり頭を地面にぶつけてしまって勉強も出来ず、漢字が大体読めるぐらいです。『轉法輪』の「論語」を読む時に焦りました。粒子など分からなくて、どうしようと思ってもう一度「論語」を読んだら、師父は3Dの形で、一層一層の天体はどうやって小から大まで構成したのかを、私に教えてくださいました。翌日に第二功法を煉る時、自分の体は大きくなって、とても澄み切っており、全ての体が繋がっていました。この事で小さい物から大きいものまで、大きいものから小さいものまでの構造がわかりました。

 三、誓約を果たし、衆生を済度する

 ある時、同修と一緒に学法に行った時、ちょうど『二〇一五年ニューヨーク法会での説法』の「真相を伝え、衆生を救い、これはすなわちあなたが行うべきことです。これ以外に、あなたが行うべきことはなく、この世界であなたが行うべきことはありません」の箇所を読んでいました。私は耳のそばでとどろく雷を聞くように震えが止まらず、涙が止まりませんでした。子供の頃からずっと「借りを返す、衆生を救う」という声が聞こえていました。そのことで、ずっと悩んでいましたが、全て真実でした。

 子供の頃に空を仰いでは、私はここにいるべきではない、天国にいるべきだと思っていました。ここにいるのは衆生を済度するためだと分かりました。私は大法のために、衆生のためにここにやって来ました。

 もう多くのチャンスを失ってしまい、急いで衆生を救いたいのです。法輪功の真相拠点にやって来て、看板に貼ってある同修の臓器が奪われる写真を見て、思わず泣き崩れました。麻酔もかけずに生きたまま臓器を取られる痛みを私自身よく分かっています。私が腰の手術を受けたときも体の状態で、麻酔をかけれませんでしたので、その苦痛は今でも忘れられません。

 私はどんな天候でも、絶対に毎日真相拠点に行くと誓いました。ある日、1台の車に乗っている全員が脱党しました。私は嬉しくて家に帰る途中で、ずっと幸せだと感じました。

 ある日、真相拠点から帰って来て、リビングルームで寝ました。夢の中で真相拠点の上空に、巨大なピンクの蓮の花が咲いているのを師父に見せていただきました。私の所で脱党した衆生が上っていき、蓮の花の上に立って私を見て笑っています。また、蓮の花の上では、両側に車のタイヤと同じ大きさの法輪が回って、キラキラと光り輝いていました。

 四、大紀元新聞を配達する正社員になる

 その後、真相を伝える時にすらすら言えていたのに、突然ある日、何も話せなくなりました。私は焦って、「どうしよう、なぜこうなったのか?」と同修に聞きました。「もしかして、私は真相を伝えることが出来なくなり、新聞の配布しか出来ないの」と口からつい出てしまいました。「確かに大紀元は今、人手が足りないし、やってみたら」と同修に言われました。

 その際に、自分はできる限り人手が足りない所に行こう、選ぶ余地はないと思いました。そこで大紀元の宣伝について習い始めました。ある青年同修が私にいろいろと教えてくれました。しばらくやってみると、そんなに難しいとは思わなかったので、マネージャーに私は「正社員になりたいのですが」と言いました。今の大紀元では給料を支給できないと言われました。私は「お金を望んでいません。衆生済度のために来ました。心配しないでください」と返事し、そして私は正社員になりました。

 大法弟子は三つのことをしっかりやらないといけないので、毎日煉功場で煉功しています。ある日第二功法を煉っているとき、千軍万馬が私の目の前にやって来ました。「今、指示を待って戦う準備をしています」と意念で私に伝えてきました。家に帰ると学生時代の友達から電話が来ました。「会いたいので、遊びに来るように」と誘われました。私は冗談で「新聞を購読してくれるなら行けますよ」と言ったら、「いいですよ、購読します」と友達は答えました。そこに着くと、大紀元新聞を紹介した後、本当に1年分の新聞を購読してくれました。ちょうど弟さんが帰って来ていて、自己紹介すると、弟さんもまた1年分の新聞を購読してくれました。帰る途中に煉功の時の情景を思い出して、あの千軍万馬が本当に私を助けに来てくれたと思い、不思議な出来事でした。

 購読するお客さんがだんだん増えていましたが、常人に頼んでいる新聞配達員は手を抜き、お客さんまで大紀元新聞が届かない時があります。それを知った私は「自分が新聞を配達します」とマネージャーに言いました。その後、私は新聞の配達もし始めました。

 夜中の発正念が終わってから寝て、2時10分に起きて大紀元新聞を配達します。私は方向音痴なので、よく道に迷い、最初は本当に大きな試煉でした。早めに新聞を届けるために、いろいろな困難を克服しました。雨が降ったり、強風が吹いたり、走りにくい道を走ったりしました。ある時、連続して1、2カ月間も雨が降り続けました。雑巾を絞るために両手がずっと痛かったし、雨の日はもっと痛かったです。それでも、大紀元新聞をきちんと濡れないように包んで、完璧にどこも漏れることなく新聞を届けました。毎日、ずぶ濡れで家に帰っていました。

 現在、大紀元新聞の配達をやって2年経ちました。新聞をお客さんまで届けて、笑顔で挨拶をしてくれて本当にうれしいです。どんなに苦労してもやりがいがあります。私はお互いに親切にして、この社会がより良くなるために努力するべきだと皆さんに伝えます。私が両手で新聞を渡す時、お客さんも両手で受け取ってくれます。時には、私の車まで新聞を取りに来てくれ、降車しなくてもいいですよと言ってくれます。私に朝食をくれる人もいて、私が食べないと新聞を受け取りません。また、新聞をそこに置いといても大丈夫です、代わりにやりますと言ってくれる管理人もいます。あるお客さんなどは、気を付けて運転してくださいと言ってくれました。心の中がとても暖かくなり、本当にうれしくて幸せいっぱいです。

 私はこの法を正す最後の時期に、毎日のように衆生済度の道を歩んでいます。日曜日の他に、毎日新聞を配達し、毎年のお正月の数日間だけ休んでいますが、これこそが唯一、私が嬉しくて幸せになれる理由です。師父に感謝いたします! 大紀元にも感謝しています! 法を正す進展に追いつくように、私を支えてくださっています。大紀元新聞の配達する中で、辛い時もありました。同修とトラブルもありました。体の苦労は私にとっては何でもないことですが、心性の衝突は非常に苦しく、しかし、それこそが向上するのに肝心なことです。衝突やトラブルが修煉者にとって、良いことだと分かっています。そのような事に遭ったときは辛いですが、全て自分自身の向上のためです。大法の基準で律し、自らを省みて、自分の不足や執着を見つけ出すと、それらは乗り越えられます。師父は次のように説かれました。「大法弟子にとって外部からの圧力は試練であり、精進の機会になりますが、大法弟子内部のトラブル、圧力も同様に試練であり、精進の機会になります」[1]

 今日はこの機会をもって、一緒に歩んできた同修たちに感謝を申し上げます。私達は師父に従って、一層一層と人間の所まで降りて来たのです。何回も、何回も輪廻して、偉大な大法を待っていたのです。師父の按排で、私達は一緒に法を学び、交流して全力で衆生を済度しにやって来たのです!! これはなんと神聖な縁でしょうか! 同修の皆さん、私たちはともに最後まで精進し、私たちの先史の使命を着実に果たしていきましょう!! 

 修煉体験文にもし不足のところがあれば、同修の皆さんの慈悲深いご指摘をお願いします。

 最後に『洪吟三』の中の「機緣は一瞬」をもって、同修の皆さんと互いに励まし合いたいと思います。

 世々生々は此の願いのため
 千年に苦しみに苦しむ
 機縁はひき延ばすべからず
 得と失は瞬く間に在り

 師父、ありがとうございます! 同修の皆さん、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会への祝辞』

 (2019台湾法会の発表文章) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/30/396248.html)