武漢市の姜秋英さん 楊園洗脳班で10日で重体に
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 【明慧日本2019年12月10日】湖北省武漢市の法輪功学習者・姜秋英さんは2019年10月21日、身柄を拘束され、15日後に楊園洗脳班に移送され、わずか10日間で重体に陥り、精神がもうろうとなった。現在、姜さんの夫はもうろうとした妻を救急車を呼んで、家に連れ帰った。

 10月21日、姜さんは「獅城名居」というコミュニティに行き、法輪功の真相を伝えた時に、珞南街派出所の私服警官らに目をつけられた。私服警官らはすぐに姜さんを連行せず、あえて自宅まで尾行した。午後から、警官らは姜さんの自宅前で見張った。

 姜さんは午後、ほかの学習者の家で一緒に『轉法輪』を読んだ。帰宅の午後5時ごろ、私服警官らに侵入され、法輪功の関連書籍および法輪功創始者の写真などが押収された。姜さんも身柄を拘束され、15日間拘束された。法輪功学習者を連行する行動に参与したのは、梅苑派出所の警官・楊宇飛などである。

 15日後、姜さんの夫は妻を迎えに行った時、姜さんが武鍋コミュニティの書記・張丹と文輝に楊園洗脳班(看板では「武昌思いやりセンター」と書かれている)に連れて行かれた事がわかった。

 姜さんの夫は身体が不自由で、しかも高血圧なので、これまで妻が面倒を見る必要があった。夫は毎日洗脳班を訪ね、妻の解放を求めた。一番下の娘も関係者に「私の母はとても元気でしたので、もし母の健康面に何かありましたら、責任を取ってください」と伝えた。

 姜さんの夫は十日目に行った時に、姜さんはすでに精神がもうろうとした状態で、重体に陥っていた。確認したら、姜さんはすでに十日の間、一滴の水も飲んでいないという。しかし、洗脳班の人員は姜さんのことに無関心だった。

 それを見た姜さんの夫は、洗脳班の人員に止められながらも、その場で救急車を呼び、もうろうとした状態の姜さんを家に連れ帰った。

 武漢市武昌区楊園洗脳班は現在、区の南湖雅安街132号に移転した。

 楊園洗脳班はさまざまな手段で法輪功学習者を迫害している。例えば、毒物の混入した注射をしたり、脅迫したり、ひどく殴打したり、食べ物に長期に渡って薬物を入れたりした。それを食べた学習者は全身が無力になり、精神がもうろうとなる。さらに、長時間立たせたり、長時間寝かせず、精神を破壊する薬物を注射するなどの方法で、法輪功学習者たちに三書」を書かせた。また、法輪功の創始者の名前が書かれたモノを地面の上に置き、その上に無理やり立たせるなどした。

 多くの学習者は家に戻された後も気がふさぎ、長い間精神的な苦痛から抜けられないという。どれくらい痛みつけられ、どのような残酷な迫害を受けたのかは、他の人には想像も出来ないほどのひどい目にあったという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/1/396488.html)
 
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