山東膠州市の杜兆財さん夫婦 懲役6年の実刑判決
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 【明慧日本2019年12月13日】山東省膠州市(こうしゅう-し)法輪功学習者・杜兆財さんと妻・呉瑞芳さんは今年12月3日午前、山東省即墨普東留置場の小法廷において開廷され、法廷審理の後、夫婦2人ともに懲役6年の実刑判決を言い渡された。裁判官は判決の結果を宣告して、被告人の意見などを一切聞かないまま、早々に終了した。

 杜さん夫婦は膠州市膠莱鎮紅衛村に住んでおり、杜さんは50歳で、妻の呉さんは49歳である。子供2人がおり、長女は22歳で、次女は14歳である。杜さん夫婦2人は法輪功学習者で、常に真・善・忍に従って自らを厳しく律し、家では年配者の3人の世話をしており、外では露店での雑貨販売をして生計を立て、真面目に取引をしていたため、大変良い評判を得ていた。「法輪大法に道徳を重視し、善を行なうようにと教えられました。そして僕は2回にわたって命まで危険な目に遭いましたが、いずれも師父に助けていただきました。わが家は泥沼の生活を抜け出して、現在は幸せな家庭を築いています」と杜さんは語った。

 2018年8月8日午前、杜さん夫婦は法輪功の修煉を堅持していただけで、現地の派出所の警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。その後、2人ともに留置場に入れられた。

 あんな善良な夫婦2人が中国共産党の迫害の対象者になるなんて、と村民たちは不満に思った。そこで、205人の村民たちは署名したり、押印したりして、杜さん夫婦は善良な人たちであることを明らかにし、2人を早々に解放するようにと強く求めた。2019年2月18日、家族は村民たち205人の署名、押印した名簿を裁判官に手渡した。

村民たち205人による署名と押印名簿

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/12/396947.html)
 
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