河北辛集市の邢武強さん 冤罪を晴らせずに死亡
■ 印刷版
 

   【明慧日本2019年12月20日】河北省辛集市の法輪功学習者・邢武強さん(男性)は刑務所で4年間服役した後、2012年4月に出所したが、すでに人相が変わってやせこけており、家に帰ってから1年6カ月後に、冤罪を晴らせないまま死亡した。

 邢さんは生前、「自分が冀東刑務所に服役した4年間の間、殆ど病院で過ごし、毎日点滴を受けさせられ、その薬は不明なものだった」と言った。家族は病院が出した薬を疑って、さらに詳しい事を邢さんに聞いても、邢さんは黙り込んで、何を聞いても恐れて何も言わなくなったと言う。

 邢武強さんは1999年7.20に、中国共産党が法輪功を迫害してから、何度も連行されて、不当に拘禁された。2000年、邢さんは辛集市共産党学校で拘束され、3000元(約4万7000円)を支払わされ、やっと釈放された。2003年、法輪功の真相資料を配ったため、再び、邢さんは万家村労動教養所で2年間労働教養を強いられた。労動教養所で吊り下げられ、ひどく殴られた。2005年の秋、家に帰された。

 2008年4月24日の夜、邢さんは真相シールを貼っていた時、睦井郷派出所の警官らに連行され、ひどく殴られ、3日目に辛集市留置場に移送された。その年の年末に、家族は1500元(約2万3000円)を払って、留置場に面会に行ったが、邢さんはすでに懲役4年の実刑判決を言い渡され、冀東刑務所に移送されたと知らされた。

 4年間、家族は数回にわたって200元(約3100円)ずつ邢さん宛に郵送したが、いずれも受け取らなかったと言う。2012年4月に家に帰って来た時、邢さんは人相が変わってやせこけており、その後、体調がますます悪くなり、家に帰ってから1年6カ月後に、冤罪を晴らせないまま死亡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/7/395524.html)
 
関連文章