中国からの投稿 2題
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 【明慧日本2020年1月7日】

文/中国の大法弟子

 一、師父の説法される録音を聞いて、息子が昏睡状態から目覚めた

 息子が武装警察に入隊していた頃のことです。1回訓練を受けている真最中に、息子は突然病気で倒れ、その後、熱が下がらず、意識がはっきりしないままで、昏睡状態に陥りました。軍の病院で検査をしても、原因が分からないと言われました。家族や親戚は様々な方法を考えましたが、やはり息子は昏睡状態のままで回復しませんでした。

 病院に息子を見舞いに行こうとしましたが、家族に止められました。私は法輪功修煉者で、中国共産党が法輪功を迫害していることを知っている家族は、私のことをとても心配して、どうしても見舞いに行かせてくれませんでした。しかし、息子はずっと昏睡状態のままで、もしかしたら、もうダメかもしれないということで、家族はやっと病院に見舞いに行くことを許してくれました。

 急いで病院に駆けつけました。見ると、もともと体格の大きかった息子はベッドにぐったりと横たわっていました。息子の手を取って見たら、手が冷たく、脈も取れず、息子の顔を触ったら、顔も冷たく、腕も冷たく、体温も感じませんでした。病室内は暖かくて普通の人は薄着で十分なのに、息子は軍から配給されたメリヤスの厚手の下着に、綿入れの服を身に付けたままで布団をかけ、その上に、さらに軍の防寒服までもかけていました。

 私は息子の耳元で繰り返して、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じ、心の中で黙々と師父に「息子を助けてください」とお願いしました。そして、師父の説法が入ったMP3のイヤホンを息子の耳に付け、師父の説法を聞かせました。

 1時間ほど過ぎると、息子は突然起き上がりました。息子は頭がボーッとしていて目は動かず、しばらくするとやっと周りを見まわして、「ここはどこ?」と聞きました。そして、息子は「暑い、暑い」と言ながら、服を1枚、1枚脱ぎ始め、「腹が減った」と言いました。息子は昏睡状態から目覚めたのです。

 師父は息子を呼び覚ましてくださいました。ここでは家族全員を代表して、師父に叩頭して命を救ってくださったご恩に感謝いたします。

 二、「法輪大法は素晴らしい」と念じて、くず拾いのお婆さんの足が治った

 9月下旬のある日、私は家で掃除をしていました。ドアの前にくず拾いの皺だらけで、白髪のお婆さんが立っていました。私はとてもびっくりしました。というのは、私はアパートの最上階に住んでいて、ここにはエレベーターもないため、若い人でもここまでは上りたがらず、お婆さんがよくここまで上って来たなあーと思いました。じっと見るとそのお婆さんは足が悪く、歩く時に足を引きずっていました。

 お婆さんに挨拶をしてから、自分の不要なものや売れそうな古着などを持って来て、「こんなお年で、どうしてくず拾いをしているのですか」と聞くと、お婆さんは「自分は田舎者で83歳になったが、息子が町に出稼ぎに行っているから、自分もついて来た」と言いました。「息子は今私の面倒を見てくれず、生活費もまったく入れてくれないから、仕方なく、くず拾いをして、それを売って少し小銭を稼いでいる」と言いました。それを聞いた私はとても辛く感じ、家にある古い扇風機も持って来て、「これを売ってください」と言って、さらに10元(およそ150円)をお婆さんに渡しました。

 お婆さんはしきりにお礼を言いました。「法輪功のことを知っていますか」とお婆さんに聞くと、「知らない」と言うので、お婆さんに法輪功とは何か、現在、世界の100以上の国と地域に広まっていることや、中国共産党が長年の間法輪功を迫害していることを話しました。「政府がいい人になるようにさせてくれないから、今の人は平気で嘘を言うし、親孝行もせず、社会の道徳水準が著しく低下しているのです」と言いました。お婆さんは学校に通ったことがなく、中国共産党の関連組織に加入もしていない、と言うので、私はお婆さんに「誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、きっと福報を得て、すべてが良くなりますよ」と伝えました。お婆さんはとても真剣に聞いてくれ、その言葉をしっかりと覚えて、帰って行きました。

 2週間後のある日、家の外で音が聞こえ、ドアを開けて見るとお婆さんがそこにいました。私を見て、お婆さんはとても嬉しそうに「やっと会えました。何度も来ましたがずっと留守でした。あなたにお礼を言いに今日は来たのです」

 お婆さんは、「前回帰ってから、毎日『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じました。すると数日後、膝の怪我が治ったのです」と嬉しそうに言いました。私もとても嬉しくなり、お婆さんを家に招き入れ、お婆さんの話を携帯電話で録画しました。            

 「2年前に交通事故に遭って、膝蓋骨が骨折しました。長く治療を受けてやっと歩けるようになりましたが、歩く時は足が痛くて、普通の人のように大股で歩けず、生活もとても不便になりました。前回、あなたが教えてくれたように、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と毎日真剣に念じてみたら、本当に効き目がありました。念じて数日後、足はなんとよくなりました。ほら、今、足を前へ伸ばしても全然痛くありません。だから、お礼を言いに来たのです」

 「私に感謝しないでください。法輪功の師父がお婆さんの足を治してくださったのですよ。感謝するなら、どうか師父に感謝してください」と言うと、お婆さんはしきりに「師父、ありがとうございます!」と言いました。「ぜひこのことをご家族にも教えて、皆を喜ばしてあげてください」と私はお婆さんに言いました。

 今、私はよくこのお婆さんの動画を人々に見せて、真相を伝えています。今まで信じてくれなかった人も信じるようになり、そして、大法のお守りを受け取るようになりました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/16/395439.html)
 
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