吉林省白山市の姉妹が連行され 張孝琴さんに不当判決
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 【明慧日本2020年3月24日】吉林省白山市江源区湾溝鎮の法輪功学習者・張孝琴さん、張孝連さん姉妹は2019年4月16日、自宅に不当に侵入して来た警官らに身柄を拘束され、家宅捜索を受け、家財を押収された。孝琴さんは懲役3年9カ月の不当な実刑判決を宣告され、2020年1月に長春市女子刑務所で拘禁されてた。一方、孝連さんは15日間拘束されてから、家に帰された。

 孝連さんはかつて何度も拘禁され、労働教養所で残虐な拷問を受けた。2002年12月28日、湾溝鎮派出所の警官・宋生順、秋凱ら4人は夜の8時過ぎに通報があったと言い、突然孝連さんの家に侵入して来た。すぐに家宅捜索を始め、『轉法輪』の本を1冊、法輪功のチラシ数枚を押収し、孝連さんを派出所に連行した。孝連さんは鉄の椅子に一晩中縛られ、翌日に江源留置場に送られ、1カ月以上拘禁された。国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の隊長は家族に5000元(およそ7万8000円)を払えば、孝連さんを解放すると言ったが、孝連さんの夫に拒否された。その後、孝連さんは長春市黒嘴子労働教養所で1年間拘禁された。

 同労働教養所の警官・王晶は法輪功学習者を転向させるため、孝連さんを12日間も眠らせなかった。13日目、王は孝連さんに電気棒でショックを与えた。その結果、孝連さんは意識がもうろうとし、全身にはれものができて死ぬほど苦しんだ。このような苦しい状態で本心にそむき、法輪功を諦め『保証書』を書いた。それでも毎日14時間働かされ、残業は夜中まで続いた。労働期間中、ずっと孝連さんは『保証書』を書いたことを後悔してやまなかった。1カ月後、後悔した孝連さんは、当時書いた『保証書』を廃棄する声明文を書いた。そのため、王晶に10日間の刑期を延長させられ、合わせて110日間拘禁されてやっと解放された。

 家に帰された孝連さんは、戸籍と身分証明書が押収されてないため派出所に行き、手続きをしようとしたが、警官に戸籍はすでに移籍してないと言われ、戸籍も身分証明書も作れなかった。

 2006年1月11日、湾溝鎮派出所の警官・国家雷、于振海は孝連さんの自宅に侵入し、2人は録音機を奪い、孝連さんを鎮派出所に連行した。孝連さんはその後、江源留置場に拘禁された。そこで、孝連さんは10日間断食して迫害に抗議し、トイレで倒れた。留置場側は責任を取ることを恐れ、刑務所の医者に孝連さんに注射をして応急処置をし、家族に連絡して夫に迎えに来させた。

 2015年7月30日、孝連さんは本名で江沢民を告訴したという理由で、江源区国内安全保衛部門の警官・張と湾溝鎮派出所の副所長・鞏如波、警官・劉百祥、陳禹男らは、孝連さんの家に不当に押し入り、録音機、再生専用ビデオデッキ、法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真などの私物を押収した。そして、警官ら4人は無理やり孝連さんを派出所に連行した。当日の午後、孝連さんは江源区病院に送られ、強引に採血をされ、その後、白山市拘置所に拘禁された。孝連さんは再び断食し、7日後に解放された。

 2019年4月16日、白山市紅旗公安局、東興公安局の人員ら17人と8人の警官らが、孝連さんの自宅に侵入し、孝連さんと孝琴さんを不当に連行した上、家宅捜索査をし、録音機4台、携帯電話10台、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、法輪功の文言が書かれた真相紙幣200元あまり、お守りなどの私物を押収した。その後、孝琴さんの自宅に侵入し、パソコン、プリンタ、コピー機、お守りなどの機器類、法輪功の文言が書かれた真相紙幣、給料手帳、現金3000元(およそ4万7000円)などの私物を押収した。

 孝連さんは15日間拘束されてから解放され、孝琴さんは懲役3年9カ月の不当な実刑判決を宣告され、2020年1月、長春女子刑務所に入れられた。家族への刑務所入所の通知書には石天翼、于恩利、蘇羽彬の警官3人の名前が書かれていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/17/402566.html)
 
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