東洋医学と西洋科学の共通認識「中共ウイルスは目標を定めている」 
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 【明慧日本2020年4月19日】中共ウイルス(武漢新型の肺炎)の感染は、2020年4月9日現在まで、すでに200以上の国や地に蔓延し、全世界の感染者数は150万人を超え、死者数は8万8000人を上回った。

 感染が世界的な大流行になった今、多くの国の政府は、中国共産党(以下、中共)が感染の実態を隠蔽し、感染者数、死亡者数を意図的に過小報告したことを厳しく非難した。中共の嘘の過小報告により、多くの国と地域は甚大な被害を受け、深刻な損失を蒙った。今、被害を受けた国々から、中国政府に損害賠償を求める声が日に日に高まっている。

 中共は死亡者数を過小報告したのだろうか? 2020年3月23日から、武漢葬儀場は毎日遺族に500個の骨壺を引き渡し始め、4月4日の清明祭(墓前で祖先を祭る日)まで引き渡し続けた。武漢市の七つの葬儀場が合わせて1日約3500の骨壺を引き渡していると計算すると、清明までの12日間、全部で約4万個あまりの骨壺を引き渡したことになる。情報筋によると、半年後にやっと骨壺を受け取れる遺族もいるという。

 骨壺の配布数から見ても、武漢における中共ウイルスによる死亡者数は、政府が発表した3300人より遥かに上回っていることが分かる。

 中共が真実を隠蔽しているため、外部から感染状況の深刻さを把握するのが難しく、感染者、死亡者の年齢や職業、その他の特徴を分析することも難しい。

 しかし、方法がないわけではない。さすがに紙で火を包むことはできない。少なくとも、報道された情報から、私達は多くの問題点を見つけることができる。

 一、中共ウイルスは中共の党員に狙いを定めている

图一:中共病毒以中共党员为标靶。左图:中共某单位内部统计的2月份死亡名单(上图:按照政治面貌分类;下图:按照年龄段分类);右图:网络广泛流传的另一份截至3月17日的死亡名单之片段截图。

図1:中共ウイルスは中国共産党員に狙いを定めている

図1の左図:中国政府の某部門が統計した2月の死亡者名簿(左上図:政治的身分による分類、左下図:年齢による分類)図1の右図:ネットに流出した別の3月17日までの死亡者名簿の一部

 明慧ネット2020年3月27日の報道によると、ネットに流出したある政府部門が統計した2月の死亡者名簿は、当部門の武漢新型肺炎による死亡者の中に、共産党員が占める割合がなんと88%にも達している、と示している。(図1の左上図)

 死亡者の年齢層から見ても、中国政府が報道したように、高齢者の死者数が多いという結論と異なり、50歳以下の中年層が半分近く占めていることが分かる。(30〜49歳の割合は39.7%を占めている・図1の左下図)

 そこから、中共ウイルスの感染は年齢層とは特に関係がなく、むしろ、人の政治的身分に関係があると推測ができる!

 同じことが他にもあった。ネットに流出した別の中共ウイルスによる300人の死亡者名簿には、死亡者欄に200人以上の共産党員の名前が記載されている。その割合が相当に大きい事が分かる。(図1の右図)

 もし、共産党員と一般市民の比率(中国人100人に共産党員が6、7人)を考慮すれば、中共ウイルスは共産党員に目標を定めている傾向が強いことが言えよう。 

 中共ウイルスはなぜ、共産党員を目標にしているのだろうか? 

 無神論者の立場からすると、それは到底信じられず、迷信だと思われるかも知れない。近代科学の見地からも、「ウイルスはどうして、人の政治的身分を識別することができるのか」と言うことが説明できないであろう。

 しかし、それは決して迷信ではなく、科学理論でも説明できることである。

 二、デンマークの細胞生物学者の説明

 長年細胞生物学の研究に従事しているデンマークのオーフス大学(Aarhus Universitet)生物化学病理研究室のオルセン教授は、「人間の脳の思惟活動は電気化学反応の過程であり、物質運動の過程である。人間の意識は善と悪に分かれており、善念は正のエネルギーを持つミクロ的な物質を作り、光のような暖かい特性を持つ。悪念はマイナスエネルギーを持つミクロ的な物質を作り、暗くて冷たい利己的な特性を持っている」と言った。

 オルセン教授はさらに、「ウイルスは陰性の生物で、その粒子の大きさは人体の細胞の1/1000しかなく、一旦人体に入ると宿主細胞の物質をうまく利用して、どんどん自分を複製し、新たに大量のウイルスを作り、最終的に細胞を壊して分裂し、死亡させるのだ」と説明した。

 ウイルスが持つ「人に損をさせ、自分の利益のみを図る」という特性は、悪念から生まれたマイナスエネルギーと類似した性質を持っているため、ウイルスは当然ながら、利己的で悪念を持つ人に近づきやすくなると考えられる。

 中共の歴史とその本性を知る人の誰でも、中共邪悪がしでかした想像を絶するものだ、とよく分っている。

 歴史上、中共は8000万の中国人を殺害したことはともかくとして、今度の感染病が発生してから、情報の隠蔽による感染の拡散、他国への責任転嫁、不良品マスクの輸出、医療物資を持って他国を脅迫し、マスク外交を行なう等、中共は「偽、悪、闘」の邪悪の本質を余すところなく、存分に見せつけてくれた。

 中共の陰険で悪辣な性質はウイルスに勝りこそすれ、決して劣らない。一旦中共に入党すれば、定期的に中共の「嘘つき、ほら吹き、中身無し」、「闘争哲学」等の理論による洗脳を受けなければならず、また、政界の互いに騙しあうような悪影響も受けるであろう。利己的で、悪念を持つ共産党員は当然ながら、ウイルスが好む宿主になるであろうと考えられる。(図2の左図)

图二:示意图:中共病毒选择性感染特定人群的细胞。左图:“假、恶、斗”、自私、心怀恶念者的细胞极易被中共病毒侵蚀;右图:真诚、善良、宽容、心怀善念者的细胞对中共病毒具有超强免疫力。
図2(イメージ図) 中共ウイルスは特定の人々を定めて感染する

左図:「偽、悪、闘」、利己的で悪念を持つ人の細胞は中共ウイルスに侵食されやすい。右図:誠実、善良、寛容、心に善念を持つ人の細胞は中共ウイルスに免疫力を持つ

 三、中国古代医学の啓示

 古代の中国医学では、「感染病は邪気が体内に侵入したことで、正気が強ければ、それを防御することができる」と考えた。

 『黄帝内経・素問・刺法論』には、「人体に正気(免疫力・抵抗力)が旺盛であれば邪(病気)におかされることはない」と書かれている。病気になるかどうか、病状が悪化するかどうか、それは体内の正気が旺盛であるかどうかによって決まる。体内の正気が旺盛であれば、疾病の邪気は体を犯すことがない。反対もそうである。

 一旦中共に入党してしまえば、中共から邪気を受け入れてしまい、中共ウイルスをもらいやすくなる。

 ここから細胞生物学者の考えは、古代中国医学の認識と一致していることが分かる。そして、共産党員は中共ウイルスの感染目標になることも理解しやすくなるであろう。

 国も人と同じである。人体は多くの細胞から構成されているが、国は多くの国民からなっている。もし、中共に親しくなれば、その国も同じように不幸に見舞われるであろう。

 四、中共ウイルスの世界的な蔓延は方向性がある

 現在、中共ウイルスが最も感染し拡散している国と地域を見てみよう。2020年4月5日まで、中国以外に感染の被害が最も深刻な国は、アメリカ、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスとイランの6カ国である。

 「アメリカはとても反中共としているのではないか? どうして感染が爆発的に発生したのか?」と疑問を持つ人がいるかもしれない。

 確かにアメリカでは、現在、反中共のトランプ政権は主導権を握っているが、しかし、米国の政界・財界は長い間、中共に協力し、中共に対して宥和政策を取り、中国共産党に「輸血」をし、中共を巨大化させたのである。今回の感染が拡大する中で、米国の親中共の州はもっとも被害を受けていると言えよう。

 例えば、感染被害の最も深刻なニューヨーク州は中共が米国の経済と政治に対する浸透工作の拠点である。その中で、ウォール街およびニューヨークにある世界保健機構(WHO)は中共に最も浸透された場所である。長年、中共に買収されたニューヨークの政界の要人や高官らは、中共に有利な発言ばっかりして来た。4月5日まで、ニューヨーク州だけで、確認された感染者数は12万人にも達しており、全米のその数字の3分の1を上回った。

 ヨーロッパでいち早く感染が爆発的に発生したイタリアは、同盟国の反対を押し切って、「一帯一路」に調印した欧州の中で一番最初の国だった。

 スペインの首相は「一帯一路」を支持し、中国のファーウェイ(※1)から5G(※2)の設備を受け入れるように促し、それを決定した。現在、スペインの感染状況が急激に悪化し、4月5日まで、スペインの感染者数はすでにイタリアを上回った。

 近年、ドイツ政府は親中路線を取り続け、ファーウェイを自国ドイツでの5G建設に参加することを許可した。またさらに、ドイツの首相は「一帯一路」を大いに褒め称えた。そのため、目下ドイツでは、確認された感染者数は10万人を上回り、ヨーロッパで三番目に多いい感染被害の深刻な国になっている。

 フランスも同じく厳しい状況に陥っている。フランス政府は近年になって中共に歩み寄り、ファーウェイが自国の5G建設への参加を許可した。2017年3月3日、フランスの大統領は「ル・パリジャン」の取材を受けた際に、自ら「毛沢東主義者」であると称したほどである。

 中共の「兄弟」イランは「一帯一路」の中で、中共のヨーロッパ、アジア、アフリカに対する浸透戦略の中枢となっている。そのため、イラン全国の感染状況は大変深刻なもので、多くの高官も次から次へと感染が確認された。

 親中の国々と鮮明な対比となっているのは香港と台湾である。

 「逃亡犯条例」の改正案に反対する運動の中で、香港の人々は「神は中共を滅ぼす」の横断幕を掲げ、デモ行進をした。一方、台湾の人々は台湾の総選挙で自らの投票で中共に「NO」を突き付けた。

 香港と台湾は中国に隣接しているが、中国を拒否し、中共の虚言を信じないため、感染者数が相対的に低い水準に抑えられ、中共ウイルスから身を守った。

 五、感染が猛威を振るう中で、いかにして中共ウイルスを防御するか?

 中共ウイルスには目があるとするならば、共産党員あるいは親中者を目標に定めているとするならば、我々はまず中共から遠ざかり、中共を拒否しなければならない。

 中国の人々が中国共産党の各組織に加入する時、「共産主義の為に一生奮闘し、いつでも命を捧げる用意がある」と宣誓しなければならない。この毒の誓いを一刻も早く取り消さなければ、中共ウイルスの攻撃する目標になるだろう。

 中国の人々にとって、中共を拒否する最も良い方法は三退(図3)することである。2020年4月まで、すでに3億5300万人の中国人が中共のいかなる組織からも脱退した。

图三:退则安,不退则险。
図3:三退すれば安全、しなければ危険

 最近、明慧ネットでは、武漢と他の地域で中共ウイルスに感染した患者が三退をして、そして、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じることによって、奇跡的に治癒した実例が数多く紹介されている。

 「9文字の真言」を心から念じれば、なぜ、中共ウイルスを防御できるのであろうか?

 それは法輪大法が佛法だからである。真・善・忍は宇宙の特性で、この上ない巨大な正のエネルギーを備えている。誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい」を念じれば、宇宙の正のエネルギーと繋がることになり、長期的に「9文字の真言」を念じれば、自然と正気と正念が強まり、体の細胞が中共ウイルスに強い免疫力を持つようになるのである。(図2の右図)

 すべての縁のある人に、中共の邪悪さをはっきりと認識し、中共から遠ざかり、中共を見捨て、それによって無事にこの災難を乗り越え、素晴らしい未来へと歩んで行かれるよう心から願っている!

 (※1)ファーウェイ(中華人民共和国深圳市に本社を置く通信機器メーカー)

 (※2) 5Gとは「第5世代移動通信システム」のことで、従来と比べ、「高速大容量」、「高信頼・低遅延通信」、「多数同時接続」といった特徴や仕組みがある移動通信システムのこと。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/9/403591.html)
 
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