【明慧日本2020年5月12日】(台湾=明慧記者・孙柏、蘇容)2020年5月13日の「世界法輪大法デー」は、法輪功創始者・李洪志先生の69歳のお誕生日でもあり、世界が祝賀する記念日である。28年前のこの日、李洪志先生は法輪大法(法輪功)を伝え出された。そして、「真・善・忍」の宇宙の法理をもって、人々の心身を浄化し、心を修めて向上させ、返本帰真できる修煉の道を示された。それにより、1億人以上の法輪功学習者が、家庭や社会に穏やかさと素晴らしさもたらした。
5月13日の「世界法輪大法デー」を迎えるにあたって、5月3日、台湾府城の一部の法輪功学習者は平日に集まり、ビルの8階で一日学法交流会を開催した。学習者は集合写真を撮り、李洪志師父のお誕生日を祝い、心から感謝の意を表した。続いて学法と交流を行ない、ともに精進して大法が生命に与えた素晴らしさと希望について交流した。
大法を修煉して殊勝さと素晴らしさを体験
法輪大法を修煉して19年になる錦燕さんは、毎朝4時に起きて煉功場での煉功に参加し、五式の煉功動作を行っている。顔の血色がよく、元気で生き生きとしている錦さんは、「友人にも、親戚にも、私が早起きして煉功しているのは奇跡だと思われています。なぜなら、修煉する前の私はいつも寝不足の状態で、夜中の2、3時頃に寝床に就き、昼頃になるとよくめまいがし、心臓は弱々しく感じ、何の病気なのかも分からず、とにかく気分が悪かったのです」と話した。
「19年前、私は台北に住んでいました。体は不健康だったので、台南に住む兄が法輪功の修煉者で、大法はとてもいいと言い、私に紹介してくれました。そして『轉法輪』を渡され、読むように言われました」と語る。錦さんの兄は大法を修煉するまでは、社会のよくない慣習に染められ、酒を飲み、タバコを吸い、株の売買や賭博などをしていた。しかし、大法を修煉してから改心して、これらのよくない習慣は全部やめたという。
錦さんは兄の変わりようを目の当たりにして、兄の性格と体がすべてよくなり、生まれ変わったようだったという。兄の変化に感動を受け、錦さんは好奇心を持ち、子どもが中学校を卒業した後、台南に戻り、そして九日間の講習会に参加し、煉功を始めた。錦さんは「実は、煉功を始める前は私もマージャン遊びが好きで、時には夜通しで遊んでいました。そのため、よく急患で病院に駆けつけ、東・西洋医学の治療を同時に受けましたが、良くなりませんでした。しかし煉功するようになって間もなく、顔色が良くなったと言われ、その時から病院に行ったことはありません」と、かつての事を話してくれた。
大法の殊勝さと素晴らしさを体験し、病気が全部治ったほか、内心の向上を最も感じているという。錦さんは「昔は夫と息子と一緒に飲食業を経営していました。互いの理念と考えが異なることに気づき、息子が真面目に仕事をしない時、私は叱責しました。息子は私に対して無礼なことをするようになりましたが、後に、法輪功を修煉し始め、『真・善・忍』の法理で自分を律するようになり、慈悲と寛容な態度で周りの人にも接するようになり、その後、息子も徐々に良い方向に変わり、仕事に精を出すようになりました。夫も私の修煉を支持するようになり、家族は和気藹々となりました」と話してくれた。
大法の師父に感謝しているという錦さんは、「師父、お誕生日おめでとうございます!」とお祝いの言葉を述べた。
真に他人の事を先に考える人になる
保険会社に勤める法輪功学習者・芯瑜さんは、今の仕事の前に看護士として15年間働いた。仕事の疲労でガリガリに痩せていた彼女はよく風邪をひき、よく胃炎を罹っていた。後に、保険の仕事に携わるようになり偶然に大法と縁を結んだ。
芯さんはとても優しく、人助けが好きで看護学生の時に親しい友人がいたが、卒業と同時に離れ離れになった。数年後、2人は台南に戻りアパートを借りて一緒に住み、姉妹のように付き合っていたという。その友人は体が弱く退職して養生をしていた。友人が早く元気になれるように、あちこちへ良薬を探し続けていた。この時、同僚から法輪功を煉功すれば健康になれると言われ、芯さんは友人を連れて、毎朝、夜が明ける前に煉功場に行って集団煉功を行ない、夜はグループ学法に参加していた。知らず知らずのうちに修煉の道に入り、ことわざの「何気なく差した柳がなんとも緑の覆い茂る大木となった」ようだったという。
2人が修煉してから友人の身に多くの奇跡が起きた。友人は何回か重い病状が現れたが、学法と煉功を通して無事に乗り越えることができた。このことにより大法の不思議さが立証されたことで、芯さんは以後、修煉に精を出し絶えず学法を通して新たな認識が得られ心性も向上したという。芯さんは「以前の私は寛容だ」と思っていました。家庭においても、職場においても人助けすることが好きで、内に向けて探してみると、人を助けることの背後には悔しい思いがありました。修煉してからこの隠れていた悔しさと恨めしさが溶かされてなくなりました。
芯さんは大法の修煉はとても楽しく、師父の慈悲なる導きとご加護に感謝しているという。
病気から解放された素晴らしさを体験 家族らも修煉を始める
台南の外国人労働者を受け入れる会社で通訳の仕事をしている阮(グエン)秀芳さんは、2年半前に仕事のストレスで体を壊した。そして公園巡りをしたり、インターネットで健康になる気功を探していた。いくつか見つけたがどれも難しく、後に、ベトナムに住む母親の友人を通して法輪功を紹介され、グエンさんは法輪功の煉功を始めた。数カ月後、彼女は病気から解放され無病状態のすばらしさを体験した。グエンさんは涙を拭いながら、「私は師父が煉功の動作を教えて下さるビデオを見るたびに、感動して涙が出できます。私はもう時間を無駄にしてはならないと思い、法輪功の修煉を決めました」と話した。
以前のグエンさんは仕事のストレスでよく胃が痛くなり、医者からは神経からくる症状で根本的な治療はできないと言われ、いつも鎮痛剤を飲んでいた。結果、胃痛がひどくなり多くのものが食べられなくなった。空腹のときも、満腹の時も胃痛が止まらず辛い日々を過ごしていた。修煉してからすぐに胃の痛みが治り、胸部のつかえや呼吸困難も治った。グエンさんは嬉しそうに、「以前の私は、体が虚弱だったため、動くことははあまり好きではありませんでした。今は体力がつき精神の状態も良くなりました」と話した。
グエンさんは師父に感謝の気持ちを抱き、「私が大法を修煉して最も恩恵を受けたことは心性の向上です」と言う。今までは業績を上げるために、同僚との間で業績争いをし、心のバランスが保てなくなっていた。修煉を始めて失と得の道理が分かったという。「私は部署の責任者であり、修煉してからすべての事において、他人の事を先に考えるようになり、仕事を分け与える時の隠れた私心をなくし、良いことを同僚に譲ったことで、職場の雰囲気の調和がとれるようになりました。しかし、私の給料は減っていません」と話した。
グエンさんは修煉を重心に置き、心性が向上したことで気楽に仕事ができる部署に異動され、外国人労働者の指導の仕事に就き、仕事の環境と人間関係が良くなったという。
グエンさんの家族は、秀芳さんの心身の変わりようをみて、両親、兄、弟、妹も修煉を始めたという。「私は台湾が好きです。台湾には修煉者が多く、同修の皆さんとの学法や煉功を大切にしています。私に新たな生命を授けてくださり、返本帰真の道を導いてくださった師父に感謝を申し上げます! そして師父のお誕生日をお祝い申し上げます! 師父、ありがとうございました」と話した。