2020年5月に938人の学習者が連行、嫌がらせを受ける
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 【明慧日本2020年6月28日】(中国=明慧記者)中共ウイルス(武漢肺炎)が今なお中国で猛威を振るっている期間中、法輪功学習者達は人々を災難から遠ざけるため、自らの安全を顧みずに街頭に出て、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という中共ウイルスから身を守る「真言」を人々に伝え、命の安全を願った。 しかし、中国共産党(以下、中共)は一貫して法律を無視し、法輪功学習者を迫害し続けた。

 今年の5月13日は「世界法輪大法デー」である。法輪功が伝え出されて28年目の現在、世界中の100以上の国と地区で1億人もの人々が法輪功を実践していることは、中共が最も恐れていることである。

 中共ウイルスの影響で、今年の中共での「二つの会議」が5月22日に、北京で開催されることになった。「両会議の期間中、安定を維持する」という口実でもって、当局は改めて法輪功に対する迫害の命令を出した。公安内部の関係者らによると、「上からの指示で目標の人数が設定されており、法輪功学習者を通報すると、1人につき1000元(およそ1万5000円)の奨励金が支払われ、1人の法輪功学習者を捕まえると、5000元(およそ7万5000円)をもらえる。また、学習者を15日間拘留してもよい」という。

 明慧ネットの統計資料によると、2020年5月13日の「法輪大法デー」の当日、全国各地で少なくとも72人の法輪功学習者が、不当に連行され、逮捕され、家宅捜索を受けた。そのうちの37人が連行され、35人が嫌がらせを受けたという。

 2020年5月、中共の法曹部門の関係者らは538人の法輪功学習者を連行し(そのうちの228人はすでに帰宅し、1人は脱走)、400人に対して嫌がらせを働き、248人の自宅で家宅捜索を行ない、26人を洗脳班へ強制連行した。また、8人がやむを得ず家を離れ、12人が実刑判決を宣告され、14人が不当な裁判を受け、56人の案件が検察庁あるいは裁判所へ提出された。65歳以上の108人の法輪功学習者が連行されて嫌がらせを受け、最高齢者は92歳である。5月には、安徽省宿州市蕭県の法輪功学習者・劉発庭さん、河南省禹州市の張志温さん、吉林省松原市の王国珍さん、遼寧省大連市の宋淑春さんの4人が、迫害により死亡した。

图1:2020年5月中国法轮功学员遭中共迫害人次统计

図1、2020年5月、迫害を受けた中国国内の法輪功学習者の延べ人数統計表

 2020年5月、中共の法曹部門関係者が法輪功学習者から掠め取った現金の総額は23万7375元(およそ359万円)に上った。その内訳は、裁判所が科した罰金は4000元(およそ6万円)で、警官らが家宅捜索を行なった際に、強奪もしくはゆすり取った現金は23万3375元(およそ353万円)であった。

图2:2020年1~5月大陆法轮功学员遭中共绑架、骚扰人次统计

図2、2020年1~5月に連行、嫌がらせをされた中国国内の学習者の延べ人数

 一、2020年5月、538人の法輪功学習者が連行される

图3:2020年5月中国大陆各地法轮功学员遭绑架骚扰人次统计

図3、2020年5月に連行、嫌がらせをされた中国各地の学習者の延べ人数統計表

  表1、2020年5月、連行された法輪功学習者の地域別人数統計表

   区   域    連行された人数
山西省 108
山東省 55
四川省 45
黒竜江省 39
遼寧省 37
河北省 36
貴州省 23
安徽省 23
北京市 23
湖南省 20
吉林省 20
湖北省 18
江西省 15
甘粛省 14
広東省 12
重慶市 11
内モンゴル 8
河南省 7
寧夏 6
上海市 6
雲南省 6
天津市 2
江蘇省 2
広西 1
浙江省 1

 迫害の実例

 ◇河南の学習者・張志温さんは連行されて3日後に死亡

 河南省禹州市の法輪功学習者・張志温さん(60代女性)は2020年5月13日、自宅に押し入って来た警官らにより連行され、許昌市留置場に入れられた。5月17日午前に、家族は張さんが死亡したと告げられた。

 5月13日午前9時ごろ、禹州市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と南城派出所の警官らは張さんの家に押し入り、いきなり家宅捜索を行ない、掃除中だった張さんを連行した。そして、多くの法輪功の関連書籍、法輪功の週刊雑誌、お守りなどを押収した。もう1人いた学習者・喬書紅さん(30代女性)も同時に連行された。 

 5月15日、家族は留置場へ張さんの衣類と薬(糖尿病の薬)を届けたが、留置場側は全ての物品を受け取らなかった。家族は張さんが糖尿病患者で毎日の薬と注射が必要だという話を繰り返し説明したが、依然として全て留置場側に拒否された。

 5月17日、家族は国内安全保衛部門の担当に電話で張さんの状況を確認したところ、「すでに死亡した」と返答した。

 ◇雲南省昆明理工大学の楊淑仙教授は身柄を拘束され、その後に帰宅

 雲南省昆明理工大学の楊淑仙教授(79歳女性)は2020年5月13日に、自宅に侵入して来た昆明市文林派出所の十数人の警官らに、身柄を拘束された。その理由は楊さんが前日の12日の夜に法輪功の資料を配布した際に、監視カメラで撮られたという。警官らは法輪功の関連書籍、法輪功の資料を押収した。現在、楊さんは体調不良のため、保証人を立てて尋問を待つという条件付きで、仮保釈され帰宅した。

 ◇山西省臨汾市隰県の100人近くの学習者が連行される

 2020年5月17日夜、山西省所在地の警官らは山西省臨汾市の隰県(しつ-けん)に行き、100人近くの法輪功学習者および他の宗教信仰者と正義のある人士たちを連行した。この100人近くのほとんどの者が法輪功学習者であるという。

 山西省臨汾市の吉県、大寧県、蒲県、隰県、永和県はいずれも黄河沿いの貧しい県で、これらの県内の法輪功学習者はそれほど多くないが、実際には、かなり深刻な迫害が行なわれている。この学習者たちの経済状況は地域の並レベルで、全ての迫害はほとんど報道されていない。5月17日夜の大規模な連行に対して、隰県の住民は議論百出して怒りを感じても、あえて声を上げる勇気がない。

 ◇上層部の命令で「1人の学習者を捕まえると5000元、通報した場合は1人につき1000元を奨励金としてもえる」

 黒竜江省巴彦県興隆鎮の法輪功学習者・張慶武さんは2020年5月21日の午後、自転車に乗って付近の農村で法輪功の資料を配布した時、不審者に通報され、興隆公安支局の警官らにより連行された。その後、警官らは家宅捜索を行ない、深夜0時頃に張さんを県内のある旅館に送り込み、15日間隔離したあと依蘭県に送ったという。

 巴彦県政法委、公安局は、この事について会議を開き、管轄区域内の派出所の警官に法輪功学習者を連行するように指導した。上からの命令で二つの会議の期間中に、1人の学習者を捕まえると5000元を、通報した場合には1人につき1000元を奨励金として出すことが決定したという。

 ◇銅陵学院の法輪功学習者で、コンピューター博士の黄永青さん一家3人が連行される

 明慧ネット2020年5月27日の報道によると、安徽省銅陵市銅陵学院の法輪功学習者で、コンピューター博士の黄永青さんは、妻と息子3人で法輪功の資料を配布している最中に、監視者により連行された。 現在、家族3人は留置場に拘禁されている。

 ◇上海新華グループ財務部副部長の王錦璋さんが連行される

 2020年5月31日午後2時頃、黄浦国家安全支局の7、8人の警官らが、突然に残業中の王錦璋さんのオフィスに押し入って捜索を行ない、金庫の中にあった法輪功の資料や、携帯電話と仕事用のノートパソコンを押収し、王さんを黄浦区南京東路派出所に連行した。午後5時、4人の警官らが王さん宅に行き、家宅捜索を行ない、プリンターを押収し立ち去った。

 王さんは法輪功を独学しており、他の法輪功学習者と接触していないため、警官は「外国勢力との関連が疑われ、外国からの資金が口座に入ったかどうかを調査すべきだ。家族の中に2人の学習者がいれば犯罪団体だと言える」と言った。

 王さんの母親は学校に通ったことがなく、標準語さえ話せない普通の田舎の女性である。法輪功を学んだおかげで王さんの母親は病気が回復し、今、海外に住んでいるが、それを警官に「外国勢力」と言われた。

 王さんの妻は学習者ではなく、今は妊娠中で出産間近である。5月31日、王さんの妻は大きなお腹を抱えて王さんの勤務先に行き、夜遅くまで助けを求めたが、結果が出なかった。翌日、妻はまた王さんの勤務先を訪ね、誰もが巻き添えにされるのを恐れて、やはり声を上げてくれる人はいなかった。

 ◇遼寧省大連藍鯊機動隊第2支隊の人員は、通行車両を捜査し学習者を殴打する

 2020年5月8日、大連北楽高速道路の入り口交差点で、大連藍鯊機動隊第2支隊の人員らは通行車両に対して捜査を行ない、ある車の中に法輪功のことが書かれた1元の紙幣、9000元(およそ13万6000円)を発見した。車内の法輪功学習者・郭さんと張さんの2人は西港警察署に連行され、殴打されて事情聴取を受けた。その後、家族が釈放のためにお金を使ったため、2人は帰宅できた。

 ◇安徽省安慶市の学習者・舒玉蘭さんと舒玉蓮さんは電子足かせを付けられる

 安慶市の法輪功学習者・舒玉蘭さんと合肥から来た姉の舒玉蓮さんは、2020年5月2日、法輪功の資料を配布していた時、尾行していた警官らに連行されたが、2人とも血圧が非常に高いため入所を拒否された。解放された2人は毎日派出所へ出頭するように命じられた。

 警官は強制的に2人に電子足かせを付けた。この種の電子足かせは二つに分かれていて、足首に装着するものと自宅で保管するものがあるため、家から20メートルほど離れると、電子足かせが自動的に鳴り出し、位置情報と盗聴する機能を持っているという。

 5月中旬に、舒玉蓮さんは電子足かせを付けられたまま、合肥市の自宅に戻ることが許可されたが、管轄区内の警官らはすぐに嫌がらせに来たという。安慶市の舒玉蘭さんも同じく、家までやって来た管轄区内の警官らに写真を撮られたりした。

 二、2020年5月に400人の法輪功学習者が嫌がらせを受ける 

表2、2020年5月、嫌がらせを受けた法輪功学習者の地域別人数統計表

   区    域    嫌がらせを受けた人数
湖北省 58
河北省 56
山東省 42
遼寧省 38
四川省 34
吉林省 25
重慶市 24
黒竜江省 22
北京市 17
貴州省 11
甘粛省 11
広東省 11
安徽省 10
上海市 8
江蘇省 6
河南省 6
江西省 4
湖南省 4
雲南省 4
山西省 3
内モンゴル 1
寧夏 1
天津市 1
広西 1
陝西省 1
浙江省 1

 迫害の実例

 ◇山東省昌楽県の警官「ここは共産党の天下だ、法輪功を学んではいけない」

 2020年5月28日朝、昌楽県紅河鎮派出所の警官らは村の役員に引率してもらい、リンゴ園で作業する王桂臻さん夫婦の前に、突如として現れた。

 警官らは王桂臻さんの妻の腕を引っ張り、「ここは共産党の天下だ、法輪功を学んではいけない」と大声で言いながら、家の中へ入ろうとした。王桂臻さん夫婦は協力しなかったため、警官らは村の役員にドアをこじ開けさせ、入室して法輪功の書籍を押収して立ち去った。

 ◇湖北省武漢市黄陂区の多くの法輪功学習者が嫌がらせを受ける

 中共の「二つの会議」の期間中に、当局は「安定」を維持するために国民に対して、嫌がらせを働いた。一部の統計によると、武漢市黄陂区の法輪功学習者の計6人が、警官らや地域の役員らによる嫌がらせを受け、写真を撮られたという。ある学習者の家族は、2回も警官らによる嫌がらせ電話を受けた。80代の法輪功学習者・汪文清さんは、1週間のうちに3人の若い警官らに2回も入室され、嫌がらせを受け、写真を撮られた。

 三、2020年5月、26人の学習者が洗脳班へ強制連行される 

表3、2020年5月、洗脳班に送られた法輪功学習者の地域別分布表

   区    域    洗脳班に送られた人数
山東省 3
貴州省 23

 迫害の実例

 ◇貴陽清鎮市の法輪功学習者の二十数人が洗脳班に連行され、洗脳による転向を強いられる

 明慧ネット2020年5月14日の報道によると、清鎮政法委「610弁公室」の指揮の下で、各派出所と住民委員会は表面に出て学習者の自宅や道端、野菜市場などの場所で、貴陽清鎮市の法輪功学習者の二十数人を清鎮ホテルに連行して転向を強制し、しかも、それを「思想教育」と称した。

 学習者は清鎮ホテルで、「三書」を書くことを強制され、「三書」に署名することを強要された。清鎮ホテルでの洗脳による迫害は今も続いている。

 ◇山東省臨沂市は洗脳班を開設し、学習者を酷く迫害する

 明慧ネット2020年5月18日の山東省報道によると、臨沂市洗脳班では最近、臨沂市管轄内の3地区9県からの610弁公室の人員が集まり、研修した。その目的はもっと多くの法輪功学習者たちを連行し、迫害を加えようと企んでいる。現在、南坊地区の小公さんと湯河地区の劉さんは、すでに連行された。

 四、警官と裁判官は金銭をかすめ取る 

 表4、2020年5月、警官が家宅捜索した際に略奪、もしくは、ゆすり取った現金の金額明細表

 名  前   省 県、区 家宅捜索   ゆすり取った
現金の金額(元)
 年齢
曹喜峰 黒竜江省 ハルビン 五常区 家宅捜索 5万  
田宝霞 黒竜江省 佳木斯市 建三江 家宅捜索    
徐丽娜 吉林省 吉林市 永吉県 家宅捜索 3万5000  
王变生 河北省 滄州市 河間市 家宅捜索 2万 71
唐淑云亲家 遼寧省 錦州市     2万  
晁桂英 四川省 楽山市   家宅捜索 1万  
郭姓学员 遼寧省 大連市     9000  
李玉梅 内モンゴル 赤峰市   家宅捜索 8000  
颜会育 重慶市   渝北区 家宅捜索 6000  
闫显宗 遼寧省 朝陽市 建平県 家宅捜索 5000  
矫桂杰 遼寧省 朝陽市 北票市   4000  
王桂娟 遼寧省 大連市 甘井子区 家宅捜索 2500  
费继荣 吉林省 吉林市 永吉県 家宅捜索 2000  
蔡尚玉 四川省 德陽市 旌陽区 家宅捜索 2000  
樊彩芹 遼寧省 鉄嶺市 調兵山市 家宅捜索 1000  
1人学習者 山東省 煙台市 栖霞市   1000  
李日发 山東省 煙台市 栖霞市   1000 70
张淑范 黒竜江省 ハルビン 平房区 家宅捜索 900 74
周月莲 甘粛省 蘭州市   家宅捜索 520  
苏艳芳 山東省 済南市   家宅捜索 500  
赵慧成 四川省 德陽市 綿竹市   300  
郭素兰 河北省 張家口市 懐安県 家宅捜索 200  
邵淑华 遼寧省 大連市 大連湾 家宅捜索 120  
王玉兰 黒竜江省 大慶市   家宅捜索 100  
刘战奇 甘粛省 白銀市   家宅捜索 95  
高素仙 河北省 保定市   家宅捜索 70  
郑立君 黒竜江省 ハルビン 平房区 家宅捜索 70  

 五、年配の学習者に対する迫害 

 表5、2020年5月、65歳以上で、連行された73人の法輪功学習者の一覧表

名  前  省 県・区 帰宅状況 家宅捜索   ゆすり取った
現金の金額(元)
 年  齢
范老太太 山東省 済寧市 梁山県 帰宅 家宅捜索   90
刘庆香 黒竜江 牡丹江市 林口県 帰宅 家宅捜索   84
杨宗梅 湖南省 株洲市   帰宅 家宅捜索   84
杜大爷 天津市   濱海新区 帰宅 家宅捜索   83
戚桂娥母亲 山東省 済寧市 梁山県 帰宅 家宅捜索   81
景翠香丈夫 河北省 張家口市 懐安県 帰宅 家宅捜索   81
张如一 北京市   海淀区 帰宅 家宅捜索   81
杨秀英 江西省 萍郷市 安源区 帰宅 家宅捜索   81
景翠香 河北省 張家口市 懐安県 帰宅 家宅捜索   80
闵克玉 四川省 楽山市   帰宅 家宅捜索   80
朱秀华 黒竜江 鶴岡市     家宅捜索   80
刘碧珠 天津市   武清区 帰宅     79
杨淑仙 雲南省 昆明市   帰宅 家宅捜索   79
杨淑和 重慶市   江津区   家宅捜索   78
宫国卿 山西省 太原市 古交市       78
王凤菊 山東省 煙台市 招遠市 帰宅 家宅捜索   76
朱小梅 江西省 九江市 瑞昌市   家宅捜索   76
林秋芃 上海市   閔行区   家宅捜索   75
张淑范 黒竜江 ハルビン 平房区 帰宅 家宅捜索 900 74
周艳 黒竜江 ハルビン 呼蘭区 帰宅     73
刘淑兰 山東省 煙台市 招遠市 帰宅 家宅捜索   72
炎老 湖南省 岳陽市 平江県       72
高玉珍 吉林省 梅河口市   帰宅 家宅捜索   72
李桂琴 遼寧省 撫順市   帰宅 家宅捜索   72
廖淑兰 重慶市   長寿区 帰宅 家宅捜索   71
孙老太太 山東省 東営市 勝利油田   家宅捜索   71
焉葆芬 山東省 威海市 乳山市 帰宅     71
车姓学習者 広東省 深圳市 南山区   家宅捜索   71
侯月兰 山東省 済寧市 梁山県 帰宅 家宅捜索   71
李详生 山東省 済寧市 梁山県 帰宅 家宅捜索   71
王变生 河北省 滄州市 河間市   家宅捜索 2万 71
刘桂芳 山東省 済南市 鋼城区 帰宅 家宅捜索   71
赵德清 四川省 德陽市     家宅捜索   71
喻开亮 四川省 成都市   帰宅     71
赵姓学習者 四川省 広安市 岳池県 帰宅     70
晏汝成 河北省 石家庄市 深澤県 帰宅 家宅捜索   70
李日发 山東省 煙台市 栖霞市 帰宅   1000 70
陆艳华 黒竜江 ハルビン 呼蘭区 帰宅     70
胡贵兰 北京市   海淀区 帰宅 家宅捜索   70
张力 遼寧省 大連市 甘井子区 帰宅 家宅捜索   70
郭素芳 山東省 潍坊市 坊子区 帰宅 家宅捜索   70
林望梅 湖北省 武漢市   帰宅 家宅捜索   70
徐建英 湖北省 武漢市   帰宅 家宅捜索   70
周婆婆 湖北省 武漢市   帰宅 家宅捜索   70
郑姓学習者 湖南省 郴州市   帰宅     70
17人学習者 四川省 広安市 岳池県       大多是七、八十岁
王振林 河北省 石家庄市 深澤県 帰宅 家宅捜索   69
熊彦荣 河北省 石家庄市 深澤県 帰宅 家宅捜索   69
张俊然 河北省 石家庄市 深澤県 帰宅 家宅捜索   69
王凤贞 上海市   閔行区       69
舒玉莲 安徽省 安慶市   帰宅     68
陈书义 河北省 保定市 涞水県   家宅捜索   66
郑姓学習者 北京市   西城区 帰宅     65
2人学習者 吉林省 松原市 寧江区 帰宅     65
杨玉春 北京市       家宅捜索   65
1人学習者 遼寧省 大連市   帰宅     65
1人学習者 黒竜江 大慶市         65

 迫害の実例

 ◇寧夏銀川市の92歳の法輪功学習者・趙乾さんが嫌がらせを受ける

 5月中旬、寧夏銀川市西夏区の法輪功学習者・趙乾さん(92歳男性)は、自宅にやって来た警官らと区内の役員らによる嫌がらせをされ、派出所に連行されて取り調べを受けた。趙さんは寧夏財経学校の元教諭で、法輪功が受けた迫害の事実を人々に伝えたため、最近、頻繁に嫌がらせを受けている。

 ◇貴陽市91歳の学習者・尤軍さんは家宅捜索を受ける

 2020年5月12日午後3時30分頃、貴陽市雲岩区荷塘派出所の警官ら4人が、一人暮らしの91歳の学習者・尤軍さんの自宅に侵入した。尤さんは訳がわからないうちに、さらに6人が侵入して、各部屋でむやみに捜索を行なった。尤さんはベランダに行き、窓を開けて、「法輪功を学ぶことは違法ではない。皆さん見てご覧なさい、十数人の警官らが我が家で引っ掻き回している!」と叫んだ。警官が窓を閉めても、尤さんは叫び続けた。誰かが電話で尤さんの息子に知らせた。息子は消火器を持って駆けつけ、「父親に手を出す者がいれば、徹底的に戦い、訴えてやる」と言った。警官はプリンターを押収して帰ったが、それ以来、毎日2人組で交代して建物の入口で、監視するようになった。

 結び 

 「知らず知らきる者には罪なし」は本当に罪にならないのか

 昔、ある質問者がお釈迦様に、「知らず知らきる者には罪なし」について教えを請うたところ、お釈迦様は直接答えず、例え話を語った。「仮にペンチがあります。加熱によってこのペンチは触れないほど熱くなっています。しかし、肉眼で見ても分かりません。この熱い真っ赤なペンチを手に持つとすれば、『燃えている』ことを知っている者と知らない者のどちらが、ひどい被害になるでしょうか?」

 質問者はしばらく考えて、「燃えていることを知らない者の方が、ひどい被害を受けると思います」と答えた。

 お釈迦様は「そうです。熱く燃えているのを知っていれば、怯えて油断せず、慎重に手に取るはずです。熱く燃えていることを知らないと、しっかりと掴んでしまいます。 知らない者は罪にならないのではなく、逆に、最もより深刻な被害を受けてしまうことは明らかです。人類が真理を知らないからこそ、苦しみと罪の中で翻弄され、沈んでいくのです」と話された。

 お釈迦様の言葉は哲理に富むものであった。神佛を誹謗中傷する悪者の話を信じる者達は、まだ、法輪功の真相を知らずに深刻な被害を受けており、早く目覚めるべきである。

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(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/12/407613.html)
 
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