四川省遂寧市の廖邦貴さん 再び懲役3年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年7月18日】(四川省=明慧記者)遂寧市船山区の法輪功学習者・廖邦貴さん(72歳)は、数回にわたり不当に連行され拘禁されて心身ともに大きなダメージを受けた。2020年6月17日、廖さんは再び懲役3年の実刑判決を密かに言い渡された。

 6月16日、ある人が廖さんの家に行き、翌日、裁判所で二回目の開廷があることを知らせた。情報筋によると、翌日の午前、男性2人(1人は私服、もう1人は制服を着ていた)が廖さんの家にやってきて、廖さんを連行し、3人はタクシーに乗って物流港の船山区裁判所に行った。弁護士も、家族も傍聴していない状況下で、裁判所の工作人員は法律の手順も踏まず、直接、廖さんに宣告したという。

 廖さんの家族が裁判所に着いた時、廖さんの姿は見えなかった。いわゆる二回目の開廷はあっという間に終わっていたということである。家族は工作人員に「廖さんは今どこにいますか」と聞いたが、裁判官の秦建華(発音)に聞いてくれと言った。家族は秦を見つけ、秦は「廖さんは懲役3年と10日の実刑判決を宣告された」と言った。

 今、廖さんは蓬渓県留置場に拘禁されている。

 廖さんはもともと遂寧市川中石油鉱業の従業員であった。中国共産党が法輪功への迫害を発動してから21年にわたる。廖さんは長期的に人々に真相を伝えていたため、数回にわたり、地元の工作人員に不当に連行され、拘禁され、洗脳されて、実刑判決を宣告を受けた。さらに、拷問され、電撃をうけ、灌食されて不明な薬を飲まさせられ、嫌がらせをされたことがある。

 廖さんは2011年7月に懲役3年の実刑判決を言い渡され、楽山市五馬坪刑務所と嘉州刑務所に拘禁されていた期間中、スタンガンで土踏まずを電撃され、坐禅をさせられ、受刑者の制服を強制的に着用させられ、トイレで臭気を嗅がせる等をされた。さらに、目や鼻に催涙ガスをスプレーし、強制労働をさせ、縄で縛り、足で蹴り、耳を掻かれ、とても寒い状況下に陥らせるなど、数種類の拷問をうけたことがある。廖さんは一度記憶を失った事があり、多くの苦しみをなめ尽くし、心身ともに大きなダメージを受けた。

 長年にわたり、廖さんは法輪大法の修煉を堅持し、人々に真相を伝え続け、デマに騙された人々を救い済度しているため、地元の公安局、検察庁、裁判所、街の責任者に連行され、嫌がらせをされ、常に監視されている。

 最近、中国の南方の24の省では洪水が氾濫し、北方ではイナゴ被害、雹災害が発生した。武漢肺炎は凄まじい勢いで蔓延している。さまざまな災難に相次いで見舞われ、中国人は怖がっている。すべての災難は天の警告であり、これは中共に従い正しい信仰を迫害している工作人員に対しての警報のベルである。

 「狼に付き合うと、結局は狼に食われた」という中国の古い諺がある。遂寧市の公安局、検察庁、裁判所、街の責任者に「自分の貴重な命を大切にし、中共の沈んでいる船から速く逃げ出し、共産党・共青団・少先隊の組織から脱退し、明るい未来を迎えるように」と忠告する。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/9/408761.html)
 
関連文章