【明慧日本2020年8月9日】ドイツ・フランケン地区の法輪功学習者は8月1日、酷暑の中、人権の街ニュルンベルクで再び、法輪功迫害の実態を伝える活動を行なった。
ニュルンベルク広場で法輪功迫害の実態を伝える学習者 |
ニュルンベルクは、ドイツのバイエルン州にある第二の大都市。人権を重視する街として「人権の街」とも呼ばれている。駅の近くにあるホールプレイス広場にそびえ立つ巨大な記念碑は、東ドイツや東欧の共産主義者の迫害から逃避して、西ドイツに逃げてきた人たちを記念するものである。学習者はこの場所で活動を行なった。
中共ウイルス(武漢肺炎)の感染により、ドイツ政府は社会的距離を保つよう求めており、集会も同じである。集会の参加者は資料の配布をしてはならず、行き交う人々が自分で資料を取らなければならない。多くの人に法輪功の実態を知ってもらうために、学習者はスピーカーを使い、迫害の実態を伝えた。
「21年前、すなわち1999年7月20日、中共の首魁・江沢民が全国範囲で法輪功への迫害を発動し、強制連行が全国で行なわれ、数え切れないほどの家族が引き裂かれ、子供たちは親から強制的に引き離されました」と、スピーカーを通して伝えた。
他に、中共のデマや誹謗中傷による宣伝、および中共ウイルスの隠ぺいにより全人類にもたらした巨大な災難についての実態も伝えた。
行き交う人々は署名をして学習者の迫害反対活動を支持した。70代の女性は中国共産党(以下、中共)の犯罪をよく知っていて、1980年代に、中国で看護師をしていたので、中共が様々な政治運動で凶悪犯罪を犯したことをよく知っており、学習者が受ける迫害も聞いたことがあると話す。そして彼女は、ドイツ政府に法輪功への迫害制止を求める請願書に署名した。
通りかかった年配の女性は、思わず立ち留まり厳粛な表情で横断幕を見ていた。「臓器強奪」の文言に衝撃を受けた彼女は状況を尋ねた後、「自分に何かできますか」と聞いた。署名をして応援できると知った彼女は、署名をしたあと、いくつかの迫害の実態についての資料を手にした。