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 【明慧日本2020年8月16日】

 公安の人達は迫害に消極的になった

 今年の3月に入ってから、河南省の一部の法輪功学習者は警察から異なる程度の嫌がらせを受けたが、幸いなことに、上からの命令があっても、公安の人々は次第に目覚め、迫害の参与に消極的になり、上からの命令をそのまま進めなくなった。

 今年3月、新型肺炎が感染拡大する中、迫害の実態を伝える学習者が、政府の嘘の宣伝を信じる人によって通報され、連行された。派出所の警官らは学習者の家に行き、家宅捜索を行なったが、法輪功の資料を見つけられなかったため、学習者を釈放した。今年5月、焦作地区のある学習者も派出所に連行されたが、翌日、解放された。

 7月17日、鄭州市公安局と610弁公室の警官は、ある学習者の家にやって来た。警官は「法輪功の資料を探すよう命令された」と言って、一通り調べたが、迫害の実態を記載した小冊子が見つかっても、警官は見て見ぬふりをした。

 警官らも目覚め始めた。彼らも自分と家族に素晴らしい未来を選択しなければならないからだ。

 大法真相を知った村の幹部

 東北地方に位置する私の村は、鎮の中の最も大きな村で、下に多くの小さな村が散在し、最も遠い村は村の役所まで7~8キロも離れ、1500人が住んでいる。

 このような大きな村を管理するには、地元のやり手でなければならない。しかし、今の村の書記・明さんは地元出身ではないにもかかわらず、村のトップに抜擢された。村人は皆、明さんが実力者であると評価しているが、実は、彼は真実を知って福報を得たからだと私は思った。

 十年前、村に結婚式があり、村民は用意された車に乗ってレストランでの披露宴に参加した。車に乗り込むと、運転席の前に吊るされている「法輪大法は素晴らしい」のお守りが目についた。「誰の車ですか」と聞くと、「明さんのです」という。明さんを見ると、彼はとても生き生きしており、この救われた命を嬉しく思った。

 その後、明さんは村の主任に抜擢された。村の幹部に就任してから、学習者は明さんに迫害の実態を話し、三退を勧め、彼も脱党する意志を表明した。明さんは誠実で真面目で、煙草を吸わず、酒も飲まず、食事会に参加せず、欲張らず、よく働いているため、村民に高く評価された。

 その後、明さんはさらに村のトップの書記に抜擢された。村の幹部になってから、私も彼と接する機会が増え、次第に仲良くなった。一度、私は明さんに、「あなたは地元出身ではないのに、よく村のトップになれましたね。地元に人材がいないわけではないのに、どうしてこのような結果になったと思いますか? それは明さんが法輪大法の真実を知って大法からご加護を頂けて、福報を得たからです」と言うと、明さんは真剣な表情で、「その通りです。あの頃、私は体が良くなく、病気がちで、よく薬を飲んだり、注射をしたりしていました。最近、とても健康です。何をしても順風満帆です」と言った。

 数カ月前、上の人は明さんに、学習者に「三書」に署名させるよう求めたが、学習者達が「なぜ署名してはいけないのか」を説明したら、明さんはとても納得して、署名を求めることをやめた。

 明さんは何度も学習者に、「私が管轄する場所であれば、あなた達はやるべきことをやって結構です。私は干渉しません。自由に煉功してください。できるだけあなた達を守りますから」と言った。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/8/410179.html)
 
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