豪州メディア『明慧二十周年報告』を報道
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年8月30日】(豪州=明慧記者)オーストラリアの「ニュースウィークリー」誌は8月8日号で、同誌の主要執筆者で全国市民評議会(NCC)元会長のピーター・ウェストモア氏の『明慧報告:中国で起きている20年間にもおよぶ法輪功への迫害』(以下、『明慧二十周年報告』)についての評論を掲載した。

 記事のタイトルは『中国共産党が中国人に発動した戦争』(The CCP’s war on the Chinese people)。 ウェストモア氏は文章の中で、「この本(『明慧二十周年報告』)は、世界中の中国共産党(以下、中共)の権力乱用に関心を持っている人々にとって、必要不可欠な情報源である」と冒頭で述べた。そして「この本は、中国における法輪功学習者(以下、学習者)への迫害に関して、430ページ以上の最も詳細な報告書であり、オーストラリアのすべての図書館、およびすべての国会議員のオフィスに参考書として置くべきである」と述べた。

'图:二零二零年八月八日出版的澳洲《新闻周刊》(News Weekly)杂志,刊登了书评,介绍《明慧报告:法轮功在中国大陆被迫害二十年》一书。'

オーストラリアの「ニュースウィークリー」誌8月8日号に掲載された記事

 中共の法輪功迫害は、いくつかの人権組織が発表した人権報告書の主題となっている。ウェストモア氏は、「この本は、これらのデータファイルを簡潔に整理してまとめ、そして、法輪功について分かりやすく紹介している」、「この本は、迫害が始まって以来、中共が学習者に対して行った凶悪な人権侵害と迫害の詳細を語っている」と評価した。

 同氏は、「これらすべての迫害は、中共政権が法輪功に対して行った最も恐ろしく凶悪な手段、つまり臓器移植の分野では前代未聞の、学習者を謀殺して臓器提供をしているということだ」と指摘した。

 『明慧二十周年報告』を概括的に紹介した後、ウェストモア氏は自身の体験について語った。「私が何年も前にGoogleで『中国』および『移植』という単語を検索したとき、その結果は明らかになった。中国の病院のウェブサイトが現れ、人々は中国に渡航して臓器の獲得ができると勧誘していた。さらに、臓器移植が失敗した場合、数週間以内に代わりの臓器を提供できると書かれていた。これは人の命を奪うことによって初めて、心臓、肝臓、腎臓、角膜、その他の臓器提供ができることを表している」

 同氏は「皆さんが知っているように、中国以外の学習者は迫害制止活動を行い、今日では、世界において中共政権の迫害の罪と責任を問う、最も効果的な抗議者である」と学習者を称賛した。

 ウェストモア氏は文章の最後に、「この本は世界中の図書館に置く価値がある。真実を知るために議員オフィスにも置くべきだ」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/24/410895.html)
 
関連文章