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シドニー:明慧学校、夏休みの活動

【明慧ネット2006年1月9日】2006年1月1日、南半球にあるオーストラリアのシドニーは猛暑の夏である。シドニー明慧学校は夏休みに入り、幼い法輪功学習者の1日勉強会を企画した。場所に制限がある上、このような活動も初めて行うため、20人くらいの参加者を予想していた。この日は44℃にも達する暑さで、外はまるでストーブ状態。車で1時間以上かけて来る幼い学習者もいる中、なんと36人もの子供がやってきた。最年長で16歳、最年少は3歳である。

 

集団煉功

 

授業風景

真面目に法を勉強している

 日曜日の朝8時前に、子供たちは学校で集団発正念に参加した。3回の発正念の間に集団で煉功をする。みんな真面目に煉功をしていた。お昼に座禅をした時、全体がとても静かに1時間の座禅をし、みんなが強いエネルギー場を感じた。先生の加持の下、子供たちはとてもおりこうで、おしゃべりしたり、うるさくする子は1人もいなかった。最も最年少の学習者も静かに1時間座り、多くの幼い学習者も両足を組んで1時間座禅をした。

 3回の発正念と1時間の座禅の後、子供たちは大、中、小のクラスに分かれて『転法輪』、『洪吟』、『洪吟(ニ)』を勉強した。中には、普段、親の励ましの下、法をいっぱい勉強し、『洪吟』を暗記した子供たちがいる。そして今日の集団勉強会の時、その場で多くの詩を暗唱した。他の子供たちから尊敬され、拍手をたくさん送られた。彼らは勉強の自信に繋がり、他の幼い学習者も家に帰った後、たくさん法を勉強して追いつけるようにしたいと話している。 小クラスの中で、人を感動させる出来事がたくさん起きた。4人の4歳ぐらいの子供は、普段静かに座って法を勉強することがとても難しかったが、なんと今日は静かに座って法を勉強している。また、教師が休憩してもいいよと言った時、8歳ぐらいの学習者が「まだ法を勉強したい」と話し、教師が『洪吟』の詩を更に三つ教えてから、彼女はその場を離れた。もう1人8歳の女の子は、他の幼い学習者たちがお絵描きしている時、彼女は1人で『転法輪』を読んでいた。彼女は知っている字が少ないのにも関わらず、何回も読み続けた。教師が休憩してみんなと一緒にお絵描きしようかと聞いた時、彼女は頭を振り、指で手の中の本を指した。まだ本を勉強するという意味である。

 勉強会の後、心得交流を行った。多くの幼い学習者は『転法輪』に対し、非常によく理解している。文字上の障害を越え、教師たちを驚かせた。

 心得交流の時、多くの子供が発言をした。学習者Aは、「休みの期間中にパソコンを使って真相を伝えた。大法の真相資料を送ったり、時には『九評』を送ったりして、大法を実証することが出来てとてもうれしい」と話し、学習者Bは、「日曜日に発正念をした後、チャイナタウンに資料を配りに行った。大法の資料を配るときもあれば、『九評』を配るときもある。そこでは何時間も立っているけど全然疲れない、きっと先生が加持してくれている」と話した。

 学習者Cは車に乗って、8カ所の都市の政府メディアに真相を伝えに行った旅の心得を話してくれた。人々に迫害の真相と中国にいる法輪功の孤児達の境遇などを伝えた。この旅は子供たちが自分で企画したのである。学習者Dは「学校のパソコンを使って、中共の大法に対する迫害の真相を伝えた。そして他の子供が私を叩いても、私はやり返さない。やり返したら、他の空間で相手に自分の良いものをあげていることになるから」と話した。

 心得交流の後、多くの子供が資料配りをしたいと話した。幼い学習者が資料配りのし方が分からないと話すと、近くにいたほかの学習者が立ち上がって、その場で資料配りを再現した。どのように話し、どのように配るのかを教えた。最後に子供たちは「私たちは休みの期間中、各地に真相資料を配りに行く、そしてもっと多くの人々に法輪大法の素晴らしさを知ってもらう」と話した。

 ご飯を食べるとき、教師たちは幼い学習者に、食べものは大事に、食べるなら全て食べて残してはいけないと教えた。ご飯の後、子供たちはテーブルを拭いたり、皿を洗ったりして手伝い、良い習慣を身につけた。活動は夜8時まで続けられた。

 今回の活動を通じ、参加した大人の学習者は父母と教師は幼い学習者が健康に育つことに、非常に重大な責任をもっていると感じた。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/9/118333.html