日本明慧


英語明慧の翻訳チームからの報告

 私たちのチームは比較的新しい翻訳チームだが、多くのメンバーは以前同じ仕事に関わったことがあり、豊富な経験を持っている。この仕事を続けてきた学習者の多くはこの仕事を師父が要求されている三つのことと結びつけて、修煉の一部として対処している。それでは、私自身の現在の認識から、修煉の観点から仕事から得たことと足りないことを振り返って見たい。中に翻訳文章を引き受けてから翻訳の完成までの過程の中で、まだ解決できていない問題も含まれている。

一、文章にかかった時間

 一部のメンバーは責任感が強く、彼らは文章の中の難しい言葉を丁寧に注釈をつけたり、用語の確認をこまめに行ったり、または細かいところまで修正を加えたりしている。しかし、一部のメンバーは文章の翻訳と修正にかかった時間が長すぎるということもある。

 このことについて、私たちは現在幾つかの対策をとっている。例えば、緊急度の高くない文章、簡潔で、長くない文章を完成まで時間のかかるメンバーに回し、同じチーム内で文章の校正を行い、校正箇所の削減を図るなどの対策を講じている。  また、現在まだ解決できない人心と情の問題や、文章がたまりやすく、悪循環になっている問題もある。しかし、この過程で私たちは「今の次元に留まりすぎているのではないか、もっと心性を向上させるべきではないか、と心性から原因を探すべきなのです!」(『転法輪』第六講)

二、文章の漏れ

 この問題は協調の問題。数十本の文章の中で時に一本または同じ日に数本の文章が漏れてしまうことがある。チームの交流を通じて、文章とメールを有効に管理するシステムを作った。しかし、仕事のミスやコンピュータの故障で、同じことが二回も起こった。やはり修煉者として、時間がない中、圧力も強い情況下で、正念を持つことの重要性を思い知らされた。技術は補助的なものに過ぎない。

三、チームメンバーの流出

 居住地が分散しているため、時々勉強、転勤やほかの大法の仕事のために長期の休暇をとる必要がある。したがって、私たちは新しいメンバーを積極的に吸収している。しかし、休暇をとった学習者との連絡を緊密にとっていない。多くの人は条件が許される限り、翻訳作業を再開している。チーム内の交流を図るために、週一回ネットで法を勉強している。同時に月一回のネット会議が続くように努力している。しかし、ネット会議と勉強に参加している学習者はまだ多くない。

四、個人の修煉

それでは、私自身の修煉から、体験を話したいと思う。

(1)ここ数年間、大法の仕事に関わったことによって、物事をより全面的に見ることができるようになった。 『転法輪』と師父の説法を勉強することにより、問題があれば、ひいては他人の問題点を見つけたら、内に向けて自分を探す良い機会であると分かった。ほかのメンバーとのやり取りの中で、積極的に問題を解決するメンバーの姿を見て、ほかの人が精進しているのが見られ、自分も積極的に内に向けて探し、安逸の心を克服するよう努力している。また、一日一本の文章を翻訳するというペースを変えて、一回でたくさんの文章を完成させ、翻訳量が保証されただけではなく、メールのやり取りも減少し、効率を大幅にアップした。

(2)大法の仕事を行いながら、法をしっかり勉強し、真相を伝え、正念を発することは常人の仕事の中でぶつかる修煉の問題にも役立つ。

 問題が現われたら、自分が受益できるか、相手またはほかの会社からいかに利益を得るか、というように考えるのではなく、個人の損得を超え、双方が納得できるような解決方法を探すべきである。自分が損してもかまわず、または契約に規定されたことよりも多く仕事をしてもかまわない。まさに師父がおっしゃっているように「物質的な利益において本当に何かを失うようにさせるわけではないのです。あなたがどれほど地位の高い官職に就いたとしても、いくら大金持ちになったとしても、いっこうにかまわないのですが、鍵は、その心を放下できるか否か、ということにあるのです」(『転法輪』第四講)。誰もが信頼できる、信用のある人と付き合いたいので、相手も利益の計算から抜け出し、大局から出発し、協力してくれる。今後の合作に良い基礎を築いた。

 また、修煉はほかでもなく、常人社会で形成された各種の観念を克服し、メンツ、お世辞、籠絡などよくないものを仕事に持ち込んではならない。修煉は他でもなく、これらの良くない習慣を取り除くことであり、それによって本当に長い目で相手のために思う真心と善良が生まれる。

(3) 翻訳に参加することによって、常人の仕事も進歩した

 翻訳に参加してから、以前気をつけていなかった言葉の使い方、外交や経済の情報に留意するようになった。これは情報の分類や検索という常人の仕事をよりよくするためにも役立つ。同僚、親友に真相を伝えるときにも、相手の興味や仕事に合わせて話すことができるようになった。また、これらの知識は翻訳の作業に大変役立っている。師父は『2004年米国西部法会での説法』で「実はあなたが学んだものもあなたにこういう願望があったから、当初按排してあげたのです。なぜならば、法を証明する時に必要だからです。これだけのことに過ぎません」とおっしゃった。 以上チームと私個人からの簡単な報告です。ご指摘をよろしくお願いします。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/7/115995.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/12/20/68129.html