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人権聖火リレー:豪州クイーンズランド州の各地に到着、社会各界が中共の臓器狩りを非難(写真)(下) (明慧日本)
人権聖火は11月9日にクイーンズランドの第五地点・タウンズビル(Townsville)市に到着し、Anzac Park Memorialをスタートし、次の地点(Stra Park公園)まで人権聖火ランナーと大勢の民衆が聖火を手に持って走り、Stra Park公園で式典を行った。 緑党上院候補者のAnja Light氏、及び当イベント組織代表のAdams氏が集会でスピーチをした。タウンズビル市の出身で、現在タスマニア州に住む、元国連豪州協会(United Nations Association of Australia)会長のマーガレット・レイノルズ氏も人権聖火支持のメッセージ(祝電)を送ってきた。 レイノルズ氏は手紙の中で、彼女は今回のようなイベントを組織することを非常に支持している。このようなイベントを通して、中国の人権状況の改善に向かって努力している国際社会の声を中国に届けるべきだとし、「もしオリンピックの精神を守ろうとするなら、現在の中国の人権状況に注目しなければならない」と最後に書いた。 タウンズビル市のアムネスティ・インターナショナル、James Cook University(大学)等の団体も今回のイベントに参加した。 ケアンズ市 11月10日午前9時、人権聖火はクイーンズランド北部の有名な観光地のケアンズ(Cairns)市に到着した。
地元の人権聖火ランナーたちはMuddies Playgroundからスタートし、世界第二次大戦記念塔、及び1956年のオリンピック聖火の到着地点(オリンピック聖火ケアンズ市到着記念碑)を経由して、Fogarty Park公園の歓迎儀式会場に到着した。 人権聖火が到着すると、原住民の少年たちが踊りで人権聖火の到着を祝った。続いて、元オリンピック選手のChristine Doan氏、Cape York Institute所長のNoel Pearson氏、カトリック教の神父のBishop James Foley氏、南アフリカ代表のAlfed Conteh氏、緑党代表のSue Corey氏、ケアンズ市人権弁護士代表のRohan Silva氏と豪州在住のビルマ人難民代表のRobert Win-Boh氏らがそれぞれ集会で講演し、「人権迫害とオリンピックを同時に行うことを絶対許さない」、「今まで数々の人権侵害を犯し、人権迫害の記録を更新している中共がオリンピックを主催することは明らかにオリンピック精神に反している」と次々に非難した。 人権弁護士のロアン・シルバー氏は、中国の著名な人権弁護士・高智晟氏が法輪功修練者への集団弾圧の停止を懇願しただけで監禁されていることに言及し、中国当局が死刑を濫用し、言論、報道、信仰の自由への封殺も非常に深刻だと指摘した。また、ベルリンオリンピックを開催したヒトラー政権と中国当局を比較し、「オリンピックがこのような国で開催されるのは、独裁政権にとって、詐欺宣伝を行い、国民への弾圧を実行する絶好の機会だ。その点について、北京五輪の開催を決定した国際オリンピック委員会を憂慮する」と述べた。 特に、豪州在住のビルマ人難民代表ロバートさんは「私はどうしても中共の生体臓器狩りを無視することができず、今日の集会に参加した。誰でも他人の臓器を強制的に摘出する権利はない。人々には信仰の自由があるべきだ。他人の信仰を強制的に止めさせることは絶対許してはいけない」と述べた。 地元住民の Claire氏は「人権聖火はとても良い宣伝だ。世界の注目を中国の人権侵害に集めることはとても重要だ」と話した。 サンシャインコースト 11月10日の午後、豪州サンシャインコースト市はとても熱い気持ちで人権聖火を迎えた。Ron W Clarke市長はアイリー公園で人権聖火到着の儀式を司会した。メインイベントは世界的に有名なSurfers Paradiseの砂浜で行われた。
Ron W Clarke市長は60年代の世界的に有名なオリンピックの中・長距離の選手であった。人権聖火のリレーに参加した後、「このイベントに参加してとても光栄に思っている。人権聖火がサンシャインコースト市に到着したことを歓迎する」と話した。 Burleigh州議会議員のChristine Smith氏は「世界では様々な人権問題が存在しているが、中共のような法輪功修煉者を対象にした生体臓器摘出事件は最も注目すべき重大な事件だ。私がCIPFGのメンバーになったのもこの前代未聞の蛮行を世界中の人々に知らせるためだ」と話した。 弁護士のMike Arcuri氏は「私は高弁護士のことを聞いている。彼は勇気と正義ある弁護士だ。彼は恐らく中国人の良知のために立ち上がったのだ」と述べた。 市会議員のDawn Crichlow氏は「オリンピックは人権を尊重する精神でできた。中共は人権をずっと無視している。中共はオリンピック憲章の第二章に違反して一部の人を2008年のオリンピックに参加することを禁止した。例えば法輪功団体である。これは決してオリンピックの精神ではない」と述べ、最後に、人権聖火が中国国内へ順調に到着することを願った。 国際武術試合委員会(IMGC-International Martial Arts Games Committee)副会長のBill Wakefieldさんは「中共の生体臓器摘出事件は小説ではなく真実だ。実際に起こっており、今皆さんが立ち上がるべき時期だ。中共の法輪功に対する人権迫害は世界で最も邪悪な恐ろしい事件だ。全世界の人々にこの悪質な蛮行を知らせなければならない」と述べた。 サンシャインコースト環境協会(GECKO)代表から送られてきた祝電には「法輪功修煉者たちは、聞いてほしい。我々はあなた達の傍に立ってあなた達を支持する。中共の法輪功に対する人権侵害は間違いなく全人類に対する人権侵害だ」と書かれていた。 アムネスティ・インターナショナルの代表は、「中共の法輪功に対する人権侵害、特に生体臓器摘出事件に我々はとても注目している。我々は中共の人権問題をとても心配しており、人権聖火を支持している」と述べた。 イベントに参加した大学生の1人は「私たちは人権聖火をとても支持している。このイベントを通して中国の人権がよくなることを期待している」と話した。 すべてのイベントは順調に行われ、正義、清潔、熱い勇気が溢れていた。リレーは3.5キロを走り、9ポイントを経由して沿線で観客と地元の人々の歓迎を受けながら進んだ。観客の誰もが、中共の法輪功に対する人権侵害は全人類に対する人権侵害で、直ちに停止させなければならないと話した。 人権聖火リレーは次の地点に向かって出発した。 2007年11月18日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/15/166603.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/11/17/91415.html) |
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