米ミシガン州上院議員、法輪功に特別感謝状(写真)
(明慧日本)2009年7月20日、米ミシガン州の第二選挙区上院議員のマーサ・G・スコット(Martha G Scott)氏は、10年間も続けて、中共の迫害停止を呼びかけている法輪功修煉者たちに対して、特別感謝状(Special Tribute)を授与した。感謝状には「中国、ミシガン州、及びアメリカ全土において、法輪大法を修煉することによって(中共に)迫害された人たちを悼むと共に、最高の敬意を表します」と記された。そして、スコット議員は「米国務長官に対し、中共の法輪功迫害を停止させるためにさらに努力するよう要請します」、「米国務院が、人権侵害の犯罪者がミシガン州に入ることを禁止し続けることを支持します」と宣言した。手紙の訳文は次の通り。
法輪功修煉者の皆さんへ。よく知られているように、法輪大法は法輪功とも呼ばれ、心身を修煉する気功です。中国、アメリカなど世界80以上の国で(注:現在は110あまりの国に広がっている)、数千万人もの人が法輪功を修煉することによって、非常に良い効果を得ました。社会のさまざまな階級の法輪功修煉者はミシガン州で煉功点を設立し、公園や図書館で何度も無料で煉功を教え、コミュニティに貢献しています。
過去十年間、中共はずっと法輪功修煉者を迫害し続けてきました。法輪功修煉者に対して、修煉と法輪大法への信仰を強制的にやめさせようとしています。中共は法輪功修煉者にとても残酷な迫害を加えています。報告によると、千万人にも上る法輪功修煉者が苦しめられ、ひどく拷問され、強制的に労働教養所に入れられています。財産も奪われ、没収されたことが分かっています。独立調査によると、中国で大規模に、本人の同意もなく受刑者の臓器を移植する犯罪が起きています。被害者の大多数は法輪功修煉者です。ミシガン州の何人もの法輪功修煉者は親戚に会うために中国へ帰ったり、滞在したりする間、不法に拘禁されたことがあります。
国会議員ハイド氏のオフィス(注:米国国会下院国際関係委員会主席、イリノイ州の出身である共和党ベテランの議員ヘンリー・ハイド氏)はこのほど、在米中国政府関係者が米国国内で行った迫害への加担行為及びその事実に関する公聴会を、国会キャピトルヒルで開きました。
米国地方裁判官のエドワード・M・チェン(Edward M Chen)氏はサンフランシスコで、北京市委書記、北京市前市長・劉琪、遼寧省副省長・夏徳仁に対して、外交特権は認めないという判決を言い渡しました。エドワード氏が裁判所に提出した報告の中で、上述の中国官僚は法輪功修煉者への迫害に加担したことで、有罪であると判定されたと指摘しました。
アムネスティ・インターナショナルは中国政府に対し、法輪功を迫害する中で行なっている任意の拘留、非公正な裁判および他の人権侵害行為を停止するよう呼びかけました。米国下院は満場一致による賛成の下で下院188、218、304号の「米国会は、中華人民共和国政府が法輪功修煉者を迫害することを停止すべきという希望を表す」という決議案を可決しました。そして、米国各級政府は150あまりの市と州の決議を可決しました。さらに、1260個の奨励と530通の支持文書を発表し、中共が法輪功に加えた迫害を譴責するとともに、中共に対し、中国および米国で一般市民に対する攻撃を停止するよう要求しました。
これらに鑑みて、私はこの感謝状を送り、中国、ミシガン州、及びアメリカ全土において、法輪大法を修煉していることを理由として(中共に)迫害された人たちを称えると共に、最高の敬意を表したいと存じます。私は人権組織とともに、中華人民共和国に中国公民の人権を保障すること、法輪功に加えた十年もの長い間の迫害を停止することを促進するよう、国務長官に要請します。そして私は、米国務院がすでに認知している人権侵害の犯罪者がミシガン州に入ること、そしてアメリカに入国することを禁止し続けることを支持します。私は、人道に反するいかなることも、特にミシガン州において組織的に、普遍的に行われた一般市民への犯罪行為を批判し続けていきます。
マーサ・G・スコット
第二選挙地区州上院議員
第95区立法機関
| |
2009年8月8日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/2/205786.html)
|