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「死人ベッド」に縛られた65歳の老人

(明慧日本)2009年7月末、耐えられない夏の酷熱の中、江西省・九江市留置場での65歳になる一人の老人が「死人ベッド」に縛られたまま数日間を経ていた。体を「大」の字にされたまま、両手両足をきっちりと締めつけられていた。警察官は老人に対して「強制灌食」を行い、老人は、口と鼻から血が流れっぱなしで、命の危険にさらされていた。

 2009年7月21日、九江市開発区・城西港区の法輪功修煉者・陸振祥さんは九江市永安郷で法輪功の真相を伝えた時、九江市開発区・永安派出所所長の黄亮に強制連行された。

 警察官・黄亮は九江市開発区・八里湖公安局と共謀し、陸振祥さんを九江市労働教養所に送り、迫害を加えようとしていたが、陸振祥さんは健康診断の結果、受け入れを拒否された。にもかかわらず黄亮らは、陸振祥さんを釈放せず、九江市留置場に拘束し迫害し続けた。陸振祥さんの命が危険な状態に陥ったため、やっと釈放した。 

 1999年7.20以来、陸振祥さんと妻の王世範さんは法輪功を修煉しているというだけで、ここ数年何度も中共政権に迫害され、夫婦離れ離れになっていた。夫婦二人はともに九江県留置場に不法に拘束されていた。

 2000年に陸さんは陳情のため上京したが、九江県の警察官に河北省から九江県に連れ戻され、九江留置場に半年も拘束された。

 2002年に九江警察官は不法に夫婦を自宅から強制連行し、不当に家宅捜査を行った。その後、理不尽にも陸さんは4年の懲役が言い渡され、王さんは、3年間にわたり九江市労働教養所に不法に拘束された。

 2008年5月、夫婦二人は同修の家で勉強会に参加した際、賽城湖派出所の警察官に強制連行された後、不法に強制労働教養を強いられた。王さんは南昌女子労働教養所に送られ、1年半の労働教養を言い渡された。現在、王さんは重病に罹っているにもかかわらず、釈放されていない。陸さんは迫害により命が危険になったため、一ヶ月後に釈放された。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページを参照)

 2009年9月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/4/207687.html

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