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通遼市:革製品工場の元副工場長・田福金さんが迫害され死亡(写真)

(明慧日本)内モンゴル通遼市の法輪功修煉者・田福金さん(59歳男性)は2009年12月14日、保安沼刑務所病院で死亡した。その直後に現地で火葬された。刑務所側は突発性脳出血が死亡原因だとしている。田さんが保安沼刑務所に拘禁されて1年間、家族との面会・連絡を禁じされ、電話連絡は1回しか許可されなかった。

酸素供給により延命していた田福金さん

 田さんは通遼市革製品工場の技術課長、副工場長だった。真面目で正直、温厚で評判が高い人だった。「真・善・忍」の教えに基づいて法輪功を修煉したことで家族全員が迫害され、一人が釈放されたら、すぐ他の家族が再連行される状態だった。一家6人の累計拘禁時間は30年を越える。

 田さんが拘禁された期間は計7年にも及ぶ。妻の劉秀栄さんは留置場に2回拘禁、2回労働教養、4年の判決を言い渡された。長女・田芳さんは洗脳班に1回、留置場に4回、労働教養2年、4年の判決を言い渡され、フフホト女子刑務所で迫害され、2008年に再び5年の判決を言い渡された。次女・田心さんは留置場に2回拘禁、労働教養を2回強いられた。三女・田苗さんは洗脳班に連行1回、留置場に4会拘禁、6年の判決を言い渡され、姉と一緒にフフホト女子刑務所で迫害された。息子・田双さんは拘禁2回、3年の判決を言い渡されて通遼刑務所で迫害されている。

 田さんは1999年12月23日、政府に法輪功の真相を伝えるために北京へ陳情に行った時に拘束され、地元に移送され2ヶ月間拘禁された。その後、3年間の労働教養を強いられた。労働教養所で刑務官らがスタンガン5本で同時に身体の各部位に電気ショックを与え、虐待途中にスタンガンの電池が切れてもあきらめず、2回充電するなどして3時間虐待した。

 2008年6月5日、田さん一家は再び通遼市の「610」弁公室、派出所などの警官に家財を没収された。12月10日、田福全さんは3年、妻・劉秀栄さんは4年、娘・田芳さんは5年の判決を言い渡された。

 2009年12月14日の午前8時半ごろ、家族は田さんが危篤になったと保安沼刑務所の病院からの連絡を受け取った。家族が病院に到着した時、田さんはすでに意識不明になり、昏睡状態になっていた。

 田さんは酸素供給で延命してきたが当日の夜10時45分ごろに呼吸が停止した。医師は、10年以上かかっていた高血圧病を患い、死因は脳出血だと言っているが、家族は田さんが1996年に法輪功を修煉し始めて以来、ずっと健康であり、高血圧症状が現れたことはないと否定している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年12月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/12/20/214724.html

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