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清華大学副教授:国家の大黒柱に対する中共の迫害は中華を破壊することである

(明慧日本)前清華大学副教授・須寅さんは清華大学の学生・柳志梅さんが法輪功を修煉したため、受けた非人道的な虐待に対して、毒を注射されて精神異常になったことについてこう語った。

 「私は柳志梅のいまの格好を見て、どうしても以前の柳志梅とは想像できなかったのです。この迫害はあまりも残酷すぎます」と。

 須寅さんは、国家の大黒柱であり、もっとも大切にすべき人材に対して取った、中共の残酷な迫害手段から、中共は中国を壊滅している、中華民族を壊滅していることが分かると語った。

 彼は中国国内で不法に監禁されていた自らの体験をもって、中共の法輪功学習者に対する恐ろしい迫害を暴露した。彼は中国の国民に中共をはっきりと認識し、法輪功とは一体何かを理解し、

 早く中共の制御から脱出し、自分自身のために、美しい未来を築くよう呼びかけた。

 須寅さんは1995年に清華大学土木構造工程博士を卒業した。その後、清華大学土木構造工程学部で副教授を務めた。かつて清華で13年間教師を務め、みなの好評を博していた。学期ごとに行われた評価では、

 何回も全校でトップレベルと評判され、学生らに深く尊敬され、愛されていた。1996年に法輪大法を修煉し始め、2006年に自宅に『転法輪』(法輪功の書籍)があるという理由で、不法に強制労働2年を言い渡され、

 悪名の高い北京団河労働教養所で非人道的な、精神的、肉体的な虐待を受けた。釈放された後、一家は転々として、米国へ行った。

 柳志梅さん事件の背景:

 2001年3月、柳志梅さんは法輪功修煉を堅持したため、学校に除名された。その後、北京で警官に強制連行され、不法に12年の判決を言い渡され、山東省女子刑務所に送られて迫害された。一度迫害されて精神異常になったことがある。

 2008年11月に一時的に刑務所から出される前に、刑務所側は柳志梅さんに毒を注射した。自宅に帰って3日目に毒が効き始め、柳志梅さんは突然精神異常になり、病状はますますエスカレートして、

 でたらめを言い、手足が振り乱し、しどろもどろで、記憶をも失った。現在柳志梅さんは刑務所から出て1年以上経っているが、依然として好転してない。

 ある清華の学友は、当年の柳志梅さんは「非常に純粋で善良な女の子」で、性格が活発で、明るかったと、語った。1999年7月後に柳志梅さんと面識があったある大法弟子は、柳志梅さんは謙虚で、自己を顕示せず、純粋でありながら、とても自分の考えを持っている女の子だったと語った。

 このような聡明で、善良な女の子、当初「山東省第一位」の成績で山東省の田舎から清華大学へ推薦され、とても多くの人に羨ましがられた女の子が、自分の信仰を堅持したため、学校から除名され、

 警官に強制連行されて、北京刑務所でめった打ちされ、山東女子刑務所で洗脳、転向され、数え切れない非人道的な虐待を受けた。また山東女子刑務所で毒薬を注射されるという迫害まで受けた。

 下記は記者の取材内容である。

 「彼女は非常に善良で、礼儀のある女の子でした」

 記者:須さんはどのように柳志梅さんと知りあいましたか?

 須寅:清華大学には九つの煉功点があり、その中には学生だけの煉功点が一つあって、私は当初常に学生煉功点のある小さい林に行っていました。そこで私は柳志梅さんと知りあいました。

 私の記憶の中では、柳志梅さんはとてもほっそりしていて、すらりとして美しくて、人にとても利発な印象を与えていて、とても善良でした。

 記者:須さんは明慧ネットに掲載された柳志梅さんの現在の写真をみて、どの様に感じましたか?

 須寅:私は彼女を見分けられませんでした。私はとうしても彼女がこんな様子になっていると想像できませんでした。現在彼女は非常に太っていて、目つきは本来とまるっきり別人のようでした。この十年の迫害により、彼女はそれほど変わっていました。

 私はインターネット上で彼女が毒を注射されたことを分かり、非常に心苦しかったのです。

 柳志梅さんは非常に優しい女の子で、非常に礼儀正しく、非常にマナーがあって、修煉状態も非常に良かったのです。彼女は私が会った学生の中でも修煉状態がよい学生でした。当時、煉功点で煉功する学生は非常に多かったのです。

 彼女は私に比較的深い印象を与えてくれました。

 記者:須さんは彼女の今の写真をみて、どの様に考えましたか?

 須寅:この迫害があまりにも残酷であると感じました。1人の女の子が真、善、忍を信仰したため、12年の刑を言い渡されました。このような虐待はすでに非人道的で、不可思議です。

 それに釈放される前に毒を注射されたことは、まったく激しい怒りを覚えさせることです。ドイツのファシストと変わりありません。

 柳志梅さんはただ文弱な読書人で、当年山東省第一名の成績で清華大学へ推薦されました。しかしただ彼女がよい人になろうとしたため、このような迫害に遭ったことは、ほんとうに受け入れにくいことです。

 中共は人間性をまったく失い、清華大学の学生を迫害する

 記者:須さんが知っている、清華大学で法輪功を修煉していた学生の中、ほかに迫害に遭った学生はいますか?

 須寅:私には張聨君という生徒がいましたが、8年の刑を言い渡されました。土木学科の学生です。彼は私の紹介で法輪功を修煉し始めました。修煉する前、彼はあまり勉強がすきではなく、クラスメートとの関係もあまりよくありませんでした。

 法輪功を修煉してから、彼の変化は非常に大きく、とても真面目に勉強するようになり、クラスメートとの関係もよくなりました。修煉において、非常に精進し、修煉状態も非常に良かったのです。

 1999年後、彼は陳情をし続け、何回も拘禁され、その後は再び捕まえられて、不法に8年の刑を言い渡されました。彼は北京公安局で迫害されて植物人間になりました。

 記者:柳志梅さんが毒を注射された件について、また何かコメントしたいことはありますか?

 須寅:私は彼女のこのような状態をみていられません。それほど素晴らしかった女の子が、とても才能のある若者がこのように迫害されました。柳志梅を迫害した人にも子供がいるはずです。

 もしかれらの子供がこのような迫害に遭ったら、彼らはどんな思いをするでしょうか。このような人間性をなくした行為はなるべく早く、制止させないといけません。

 自らの体験がなかったら、迫害の酷さを想像できません

 記者:須さんは中国大陸にいたとき、不法に監禁されていたと聞いていますが、当時の状況について語っていただけますでしょうか?

 須寅:2006年3月、20数名の中共警官が突然我が家に飛び入り、捜査を始めました。かれらは如何なる法律証明書も持っておらず、部屋の中を徹底的に調べ、私と妻を逮捕しました。

 家の中に法輪功の書籍があるということが不法と見られ、如何なる法律手続きもなく、私に2年の刑を言い渡し、そして私は北京大興団河労働教養所に2年間拘禁されました。2年の中、8ヶ月は単独で小部屋に拘禁されていました。

 毎日決まった姿勢で小さい腰掛に、面壁した状態で18、19時間を座らせられました。

 記者:労働教養所で、須さんはどのように過ごしたでしょうか?

 須寅:最初警官は私を窃盗、略奪、麻薬売買、殺人などを犯した人らと一緒に拘禁しました。18平方メートルも足らない部屋に、36人から38人が拘禁されていて、人と人の間は少しの隙間もなく、頭と足を逆にして寝ていました。

 もし、夜にトイレに行って帰ると寝るところがなくなります。多くの人が一本の歯ブラシを共用していて、1枚のタオルで顔を洗っていて、冬になると、骨まで冷たくなるほど冷たい水で身体を洗います。

 毎日トイレに行くことも制限されています。二人で一つの茶碗とスプーンを使って食事を取ります。つまり、私が一口食べた後、相手が一口食べるのです。これは今の世の中で、どこでも見られない光景です。

 夏になると、室内の温度は40度近くもなり、30数人が一つの部屋にいて、湿っぽくて、蒸し暑く、すべての掛け布団にはシラミが生まれていて、部屋に入るとかびの臭いにおいがします。

 中共は、現在は中国人権の最のよい時期だと言いふらしていますが、私の自らの体験は、これはうそであると、教えています。もし、私が自ら体験してなかったら、本当に中国の刑務所はこうであるとは想像もつかないはずです。

 私は北京団河労働教養所に拘禁されている間、単独で小部屋の中で、面壁して、小さい腰掛けに座らせていましたが、もっぱら私を監視するものが二人いて、私が少しでも動くか、目を閉じることも許してくれませんでした。

 このような体罰は普段1時間くらい経つと、とても苦しくなりますが、警官は私に毎日18、19時間座るように強要しました。毎日とても少ない睡眠時間でした、私は心身ともに長期に亘り苦痛、疲労と緊張な状態に置かれていました。

 このような状況下で、数名の警官が相次ぎ法輪功を汚すうそで私を洗脳し、私に信仰を放棄させようと企んでいました。あそこで毎日は1年にように長く感じられ、そのような苦しみは言葉では語られません。

 抗議すと、かれらはなんと「私たちはあなたを殴ってないですよ」と言いふらしました。

 警官はまた私に労働を強要しました。中共はオリンピックに参加した世界各国の有名人、政治要員らにプレゼントするときに使う包装箱を私たちに作らせました。

 中共の本質を見抜き、自分に美しい未来を築く

 記者:現在は中国の新年期間であり、まもなく元宵節になります。元宵節は家族が団欒になる日でありますが、須さんは中国国内民衆らに何か伝えたいことがありますか?

 須寅:現在の中国は、表面的には繁華であるように見えますが、実際はすでに完全に腐敗しています。国内でニュース、インタネットは封鎖されており、民衆らは真相を手に入れることができません。

 海外にきてからやっと分かりましたが、中共はずっと民衆らにうそをついていました。かれらは、現在は中国の人権の最もよい時期であると吹聴していますが、私はアメリカで中国とはまったく異なる本当の人権を感じました。

 私は、中国の民衆らが絶対、再び中共に騙されないで、なるべく早く中共の邪悪な本性を見抜くことができ、なるべく早くその制御から抜け出してほしいのです。

 清華は中国で最高の学府であり、国の棟梁を養成するところです。インテリは国の貴重な財産でありますが、中共は法輪功を迫害するために、人々に真、善、忍を修煉させないために、この最も貴重な財産にまでしたい放題をして迫害しており、

 これには激しい怒りを覚えさせる事です。実際、それらは中国を滅ぼしており、中華民族を滅ぼしています。中共は中華民族を代表することができません。私たちの愛国は共産党を愛することではなく、私たちの国を愛することです。

 中共は永遠に民衆らが幸せと美しい未来を得る妨げとなります。

 私が言いたいとは、中国の民衆らが早く目を覚し、中共の本性を見抜き、法輪功学習者が生命の危険を冒しながら配っている真相資料を読み、法輪功とは何か、迫害はどうように行われているかを知り、

 自分のために、美しい未来を築いてほしいということです。

 2010年3月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/2/28/219017.html

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