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四川省広漢市:釈放後の法輪功修煉者が自立生活できず、不明薬物の投与が原因か(写真)

(明慧日本)1999年7.20以降、法輪功への弾圧が始まってから、四川省広漢市に在住の法輪功修煉者・譚金会さんはこの11年来、拘禁・労働教養・洗脳などを受けてきた。以下は、譚さんが受けた迫害の一部の状況。
 
 
迫害前の譚さん
迫害された後の譚さん

 譚さんは2000年10月、法輪功が迫害されている内容のチラシを配布したときに、新華鎮派出所まで連行されていた警官・姜天興により、ステンレス製のものさしが断裂するまでひどく滅多打ちされたうえ、広漢留置場で27日間の不当監禁を受けた。
 
 譚さんは2001年10月13日、1年6カ月の労働教養を科せられ、中楠木寺省女子労働教養所へ移送された。
 
 2003年4月12日に、譚さんは上記の労働教養の刑期が終わったが、信仰を捨てないことを理由に、刑期を87日延長された。
 
 同派出所の警官は2004年3月に、また譚さんの自宅に侵入した上、横断幕や資料など一部の家財を没収した。当時、譚さんは抜け出すことができたが、危険なため家に帰ることができず、6カ月にわたって路頭に迷った。
 
 譚さんは2005年8月、再び自宅の室内に強行突入され、徳陽市の和興洗脳クラスに強制連行された後、1カ月ほど悪質な洗脳を受けた。
 
 興竜鎮総合市場にいた譚さんは2006年9月14日、令状もないまま警官6人に広漢留置場まで連行された。
 
 広漢市裁判所は事実を無視し、2007年6月25日に秘密裏に裁判を行い、刑法300条を乱用して、懲役3年の不当判決を譚さんに言い渡した。簡陽養馬鎮省女子刑務所に監禁された間、譚さんは吊るし上げの拷問を受けた。
 
 迫害により全身の力が抜けていた譚さんは2008年8月、病院へ送り込まれたが、一連の健康診断を経て、めまいがして意識がもうろうとしていたときに、不明な薬物を注射された。その後、2009年9月13日に、譚さんは小寒鎮610弁公室によって家へ帰された。
 
 家へ帰された後、2010年1月に譚さんは体の無力感が深刻になり、自力で生活ができず、さらに苦しい生活を強いられた。それらの症状は、刑務所の病院で不明な薬物を注射された影響ではないかと考えられる。 
 
2010年12月04日

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