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雲南省昆明市:母が不当判決を下され、娘が出国禁止の差別的扱いを受ける

(明慧日本)雲南省の昆明市出入管理局は弾圧政策のもとで法輪功修煉者への迫害にも力を注いでいる。修煉者の王嵐さんの娘もその一人であり、数年来、王さんの娘が保護されるべき法的権利が無視されたまま書面の説明や法的根拠もなくパスポートの配布を禁じられ続けてきた。
 
 「真・善・忍」を信じることは決して犯罪ではないと、信仰を守り続けていた王さんは11年間、中共(中国共産党)当局による嫌がらせ・拘禁・拷問などの迫害を受けてきた。その間、懲役4年の不当判決や拷問による迫害によって、精神的にも身体的にもひどく衰弱するほど迫害を受け続けてきた。
 
 王さんの娘は母が判決を下されたときから、迫害政策のもとで昆明市出入管理局が出国を禁止する差別的扱いを受けて来た。5年間も続けられたこの迫害のもとで何度も出国申請が理由もなく却下された。
 
 『中華人民共和国公民出入管理法』に基づき王さんの娘の申請は何一つとして法律に背くことがないものの、書面通知さえなくずっと拒否されてきた。
 
 王さんと娘は上記の事実により各関係部門に訴状を渡した上、同局の違法な対応を告発した。しかし、昆明市公安局の陳情部門では王さん親子が警官に法輪功の関連資料を捨てろと怒鳴られながら、外へ追い払われた。
 
2011年01月02日

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