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衆生を救うステップを毎日踏み出す(二)


文/黒竜江省の大法弟子

(明慧日本)今年の天気は異常で、夏の暑さは一時期、中国南部より暑かったのです。全国でもトップの暑さで、雨も降らなかったのです。午後2時ごろになると、外はほとんど人がいませんでした。人を見かけても暑さで走って去るのです。私は路地で2人の若者と出会いました。その若者は私に道を尋ねました。私は若者に、「道が分からないようなのでよそから来たのですね、目的地まで案内しましょう」と言いました。2人は「おばさん、ありがとう」と言い、私は「もし出歩かなければ2人に出会えないでしょう、これも縁ですね!」と言うと2人は笑いました。歩きながら2人に真相を伝え始めました。
 
 「今年はなぜ異常に暑いのか分かりますか? 今までなかった暑さです。この数年来、災難が絶えず現れ、地震、水害、鳥インフルエンザ、いろんな災難が現れています。老人の話によれば『皇帝に福なければ、民が災難に遭う』と言います。この数年来の災難は、江沢民を首魁とする共産党集団が、法輪佛法を修める良い人たちを迫害して招いた災難です。天が邪悪な共産党を滅ぼします。2人とも、よく覚えておいてください。法輪大法は素晴らしいものです。共産党組織から脱退すれば、劫難に見舞われたとき、命を守ることができます」 そして2人に『九評』のDVDと真相資料を手渡し、持ち帰って家族や友人と見てくださいというと、2人は嬉しそうにして、「おばさんの言うとおりです。私の名前は王○○と言います」「私の名前は孫○○と言います。実名で共産党組織団員から脱退します」と潔く声明しました。この2人も師父がお連れしてくださいました。
 
 冬の季節になり、初雪が大量に積もりました。強い風は雪を巻き上げて顔に当たり、目を上げることができません。ある十字路まで歩くと、私は足を止めどうやって渡ろうかと考えていたとき、知らない人に声をかけられました。「地面はとても滑りやすくなっています。私が支えて一緒に渡りましょうか?」振り返ってみると、流行のオーバーコート着ている中年の女性でした。「ありがとうございます。お願いします」と、相手の善意を受け入れました。私は彼女に支えられながら、真相を伝えました。師父はもう一人、縁のある人を私のそばまで導いてくださいました。
 
 私は「邪悪な共産党は毎回政治運動を起こして、良い人を迫害しています。今回は法輪佛法を修める良い人を迫害しています。良い人を迫害することは天理が許しません。だから、天は共産党を滅ぼします。共産党組織に加入したことのある人は、心の中で脱退するという一念があれば、共産党の副葬品にならなくてすみます」と言いました。彼女は、私が渡したDVDや真相資料を喜んで受け取り、「私は19歳で共産党員になりました。文革のとき迫害され殺されそうになりました。そのときから、共産党はいつか悪の報いに遭うと思っていました。私は脱退しますので手伝ってください」と脱退に同意しました。別れを告げるとき、「この大雪の日に出かけた甲斐がありました。いい人と出会いました。ありがとうございました」と、お礼の言葉を述べられました。私は「感謝するのなら、私たちの師父に感謝してください。私たちの師父があなたを救い済度されるのです」と、言葉を返しました。
 
 今になって人々は目覚め、積極的に真相を探しています。もし、私たちが家から外に出なければ、彼らは誰に救われるのでしょうか? ある同修は家から一歩踏み出したのですが、執着心によって口を開くことができず、それでは生命を救えるのでしょうか? これは責めているのではなく、真相を伝え、衆生を救うということは、師父に与えられた特殊で光栄な使命であり、大法弟子としてその使命を果たさなければなりません。
 
 直接顔を合わせて真相を伝える以外に、遠方の縁のある人に電話をかけて真相を伝えています。
 
 毎日真相を伝えれば、いろいろな人と出会います。大多数の人は真相を受け入れてくれますが、少数の人は真相を聞こうとせず、信じようとしません。どんな人に出会っても、不遜なことを言われても、私は瞬時に自分が修煉者であることに気づきます。彼らは邪悪な共産党に欺かれた生命であると考えたとき、かわいそうだと思うようになり、いつかまた真相を伝える大法弟子に出会い、真相を受け入れ、救われるように祈りました。
 
 新しい一年が始まりました。国内外の同修の皆さん、私たちは神に向かう道で、師父についていけるように、より一層加速しましょう! 私たちが「満載の凱旋に神々が出迎える」(『感慨』)になるように願っています。
 
 不適切なところは、どうぞご指摘ください。
 
 (完) 
 
2011年02月15日

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