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オーストラリアNSW州の州議員選挙期間中、法輪功修煉者が迫害の実態を暴露(写真)

(明慧日本)2011年3月26日はオーストラリア・NSW州の州議員選挙日。選挙民であるシドニーの法輪功修煉者は、選挙日前の3月22日と24日現地時間夜、それぞれバンクスタウンとオーバーンの候補者らと討論会を開催した。討論会では、候補者らが各自の理念を演説したほか、法輪功修煉者は法輪功を紹介すると共に、中国国内の修煉者らが受けている迫害の実態を暴露し、人権という普遍的な価値観の大切さを訴えた。

バンクスタウンでの討論会で、法輪功修煉者が迫害の実態を暴露し、人権の大切さを訴える

オーバーンでの討論会で、法輪功修煉者が迫害の実態を暴露し、人権の大切さを訴える

 二カ所で行われた討論会は、和やかな雰囲気な中で進められた。参加者らは全員が法輪功に関する資料を手にとって、ドキュメンタリービデオを見ながら修煉者の説明に真剣に耳を傾け、中共(中国共産党)の正体と、その迫害の凄惨な実態についてさらに知ったという。
 
 ある候補者は「私は前から中共が法輪功修煉者を逮捕、拷問、そして、修煉者の生体からの臓器狩りによって暴利を貪っていることを知っている。臓器狩り事件はすでに国際臓器移植学会にも知られ、当会は中国で移植を行わないよう患者に呼びかけている。中共が中国を恐怖のイメージに変えた。その残忍な行動にあきれて言葉も出ない。中国人のためにも、私達はこの迫害を制止しなければならない。オーストラリアでは共産主義は今まで受け入れたことがなく、これからも絶対にないだろう」と語った。
 
 中共は国内で民衆を苦しめているだけでなく、そのマインドコントロールを孔子学校の形で海外にも手を伸ばしている。祖先がソ連と中国の共産党に迫害された経験を持つバンクスタウン市長はそれを知ると、「私は共産主義のいかなるものもオーストラリアの土に踏み入れて欲しくない。当市では彼らの活動を禁止している。私は党内でもいつも同僚に、中共と接触するときは必ず気をつけるように呼びかけている。中共の行いを見れば分かるように、民主主義を装うだけで一向に実行しないからだ」と、中共の偽善を容赦なく暴いた。
 
 討論会に参加した候補者らは、全員が法輪功を支持すると表明し、これからも共に中共によるオーストラリアへの浸透を防ごうという共通認識に達した。
 
2011年04月04日


(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/3/29/124109.html
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