文/中国の大法弟子 言真
【明慧日本2014年7月19日】(次の文へ)
尊敬する師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!
私は50歳の時に幸運にも法輪大法に出会いました。一年後に、中国共産党は大法を残酷に迫害し始めました。しかし私が師父と大法を信じる気持ちは盤石のように揺るぎません。
私は師父について最後まで修煉していこうと決心しています。迫害が最も残酷な時期にもその決心は少しも動揺していません。10数年来、大法が理不尽な非難と残酷な迫害を受ける中で、私がどのように師父のご指導に従って行ったのかを、今日皆と分かち合いたいと思います。
真相を伝えて、中国共産党の虚言を暴き出す
1999年7月21日、私は同修たちと一緒に省政府へ陳情に行きました。省政府の職員は私をリーダーだと思って、記者を連れてきて、私の写真を撮ろうとしました。私はすぐ厳粛に記者を止めて、また彼に法輪功の真相を教えて、記者はその場を去りました。23日午後から、私は電話を取って多くの親戚や知人に真相を伝えて、テレビに放送されている内容は嘘であると教えました。
2001年に中国共産党が偽造した「天安門焼身自殺事件」が起きてから、私はすべての機会を掴んで周囲に「あれは共産党が偽造した事件だ」と真相を伝え続けています。私はまた『人民日報』社、中央テレビ局などの大手メディアに手紙を書いて、メディアとして世間に嘘のニュースを送ってはいけないと注意しました。また、私はずっと同修たちと一緒に大法の真相が書かれた貼り紙を貼り続けてきました。
資料点の同修が逮捕された後、私はAさんと資料を作り始めた
2000年の春、当地区の唯一の大法資料点は壊されて、10人以上の同修が逮捕されました。私と同修Aさんは新しい資料点を創立しました。Aさんの家族はとても応援してくれて、消耗品の購入や資料の配達を手伝っています。私たちの作った資料は地元だけでなく、地方の同修にも提供しています。あの時、外に出て真相資料を配る学習者がまだ少なかったため、私とAさんは時々住宅団地ないし遠い農村まで資料を配りました。
私たちの作った資料の種類は豊富で、宣伝チラシ、小冊子、『中国共産党についての九つの論評』、DVDなどがあり、貼る物もありドアノブに掛けるものもあります。師父のご加持のおかげで私たちの仕事は順調に運んで、厳寒の時でも、酷暑の時でも一度も停止したことがなく、長年、このように続けています。忙しい時、1日に1時間の睡眠しか取れませんでした。
Aさんの家は集団学法の場所でもありますが、そこに通う同修たちは、定期的にもらっている真相資料がAさんと私によって作られたことさえ知りませんでした。安全を守るために、資料の出処を秘密にしなければなりませんでした。
2000年以降、地元の元の協調人たちは迫害に遭って拘禁される人もいて、恐れて協調の仕事を辞めた人もいて、修煉を止めた人もいるため、私は進んで協調の仕事を担当して、学法チームを作ったり、一度修煉を止めた学習者を探して交流したりをしました。それから環境がだんだん緩んできて、表に出て大法の仕事をする同修も多くなったため、協調の仕事の量も増えてきました。
老人ホームでの騒ぎ
大法弟子として真相を伝えて衆生を救う同時に、自身が大法の要求に従って良い人になって、周囲の常人に大法の素晴しさを感じさせることも大切です。その素晴しさは日常生活の中の一つずつの小さな事、人や物事に接する時の態度、常人との付き合いの中で現れます。
15年来、1999年7月27日に地元派出所の警官が家に来て、大法の本を没収したほか、私は法輪功を修煉するために妨害を受けたことがありません。しかし家族は迫害に巻き込まれることを恐れて、よく私に「修煉を止めよう」とプレッシャーをかけてきます。夫が離婚まで言い出しても私はまったく心が動じなかったので、夫は「それでは、俺一人で老人ホームに入ろう」と言い残して、家の近くの老人ホームに行きました。その老人ホームで夫は、法輪功を修煉する妻が政府と対抗し、妻は凶暴で彼を虐待してご飯も作ってくれないなどの嘘を言いました。老人ホームのオーナーは夫に同情して彼を入れました。
夕方、私は果物、懐中電灯、老眼鏡、ティッシュペーパー、お茶と茶道具、夫が普段見ていた雑誌などを届けに行きました。しかし老人ホームに入った途端、みんなが怪しい目つきで私を睨んでいました。夫がここで私を中傷する言葉を言いふらしたせいだと分かりました。私は積極的に皆に挨拶して、法輪功の真相を伝えました。オーナーは礼儀正しく「あなたが仏を信じると聞きました。私は仏を信じる人を尊敬しますが、しかしあなたがもし邪なものを伝えるならば……」と話しました。私は彼に法輪功の真相を詳しく説明しました。最後にオーナー夫婦は「三退」をして、「今後いつでも遊びに来てくださいね。あなたは本当に良い人だ」と言ってくれました。
私が帰る時、夫は子供のように私について家に帰ろうとしました。私は「とりあえずあなたはここで一晩泊まってください。明日、迎えに行きます。そうしないと、老人ホーム側はお金の勘定もし難いから」と言いました。夫は「では、払った敷金はもう返してもらわなくても良いが、ここは私の住むべき場所ではない」と言って、断固として私と一緒に家に帰ろうとしました。オーナーの夫人は夫に「あなたのような変な人は初めて見たし、奥様のような優しい人も初めて見た」と言いました。私が「李洪志師父の弟子はみな良い人なので、法輪功は真善忍を修めているから」と言うと、夫人は「なるほど、分かった。真善忍をしっかり覚えます」と答えました。
夫が老人ホームで半日ほど騒いだおかげで、私はそこの人々に真相を伝えて大法の素晴しさを教えることができました。私は夫に少しも愚痴を言っておらず、かえって私の心性を高めてくれて、老人ホームに真相を伝えることを手伝ってくれたことそ、心の中で密かに感謝しています。
(続く)
(明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)