文/中国の大法弟子 明亮
【明慧日本2015年2月15日】(前の文へ)
経済への迫害を突破する
私は拘置所を出た後、職場を解雇されました。夫は私が修煉する前に公務で殉職しており、残された私と息子は助け合って生きていました。迫害されて仕事がなくなり、収入が全くなく、家族はみな私に「バカなお姉さん、大損したよ」と責めました。私は笑って「大法の修煉者には福がありますよ、私は大吉の人相が出ています。あなた達は待っていてください。すぐに良くなりますよ」と言いました。
私はこの邪悪な按排を認めず、突破することを決心しました。数年間、私は下から上へ関連部門に行って真相を伝え、状況を説明しました。「主人は国のために殉職したので、私と息子は国家規定により、社会保障をもらう対象者です。私は法輪大法を学んでから国の医療費を使わず、そして『真・善・忍』の法理に従い、良い人、更なる良い人になるようにしています。そちらは規定に従わず、逆に私を逮捕し、監禁し、そして私の仕事の権利を奪いました。自分の良心に尋ねてみてください。あなた達はこのようにするのがいいのですか? 厳しく非難されることは恐くありませんか?」
私は彼らに、「法輪大法は正法で、無実の罪を着せられたのです。江沢民は中共を利用し、この残酷な迫害を起こしたのです。正と邪、是と非をはっきり見分け、江沢民に従って悪事をしないよう、報いに遭わないようにしてください」と伝えました。真相を伝え続けることを通して、縁がある人たちは「三退」をし、一部の役員は私から『轉法輪』を受け取り、大法の修煉を始めた人もいました。
しばらくして、私は仕事を持ち、現在は個人の給料、遺族年金などを加え、部級幹部に相当する収入をもらっています。
以前と比べ、経済面が大きく変わり、息子はよく冗談を言い、私の財産が山ほどあると言いました。大法弟子はみな分かっていますが、個人の収入がいくらあっても、みな大法の資源で、法を実証し、真相を伝えることに使うべきです。私の資金の使い方が正しければ正しいほど収入もさらに多くなり、「大法の修煉にも幸せがあります」[3]を証明しました。
法を以って師とし、修煉の道を正しく歩む
数年前、ある地方の同修が来て、この地区で一篇の重要な文章を書くことを手伝うよう伝え、またこのことをする同修は「功徳無量」だと言いました。何人かの同修は私に連絡し、私をほめ、参加するよう薦めました。当時、私はこのことがおかしいと感じ、目的は何だろうかと疑問を持ちました。その後、その地方の同修は直接私に会いに来て、彼の以前書いた文章を私に見せ、私は具合が悪いと感じました。大法弟子は文章を書くことで大法を実証し、師父の慈悲なる救い済度に感謝しており、個別の学習者のために功績や人徳をむやみにほめてはいけません。特に正しく歩んでいない学習者、また現在修煉していない学習者のために書いてはいけません。師父は私たちに人を多く救い、人を速く救うことを要求されました。文章もこれを中心にして書かなければならず、すべては法を以て師をとし、大法に基づいて判断しなければなりません。私は彼らに「しばらくやめてみて、まず法を多く勉強してから考えましょう」と提案しました。
その後、彼らは独断専行し、多くの人をわずらわせてあちこちに行って取材したそうです。私はとても心配し、彼らに会って交流しようとしましたが、彼らは私が大事なことを妨害していると言い、私に会いませんでした。しばらくして、参加した学習者はほぼみな連行され、何人かの同修が「転向」させられたそうです。心がひどく痛んだ私がさらに分かったことは、当時自分も法理がはっきりせず、褒め言葉に有頂天になって、名利心が出てきたので大変危険でした。法を以て師とし、師父に按排された道を正しく歩むだけで、歩めば歩むほどさらに明るくなります。
ある日、地方からここに仕事に来た新しい学習者が、ある媒体のために数百万元の集金をしました。私は急いで彼女に会い、一緒に師父の『精進要旨三・資金集めの問題について』を勉強しました。師父がおっしゃるには、「数年来、中国大陸で無断で資金を集める人がおり、海外の新唐人テレビ局、大紀元新聞と学習者が運営するほかのメディアを援助する口実をもって学習者から 資金を集めています。このように行なってはいけません」。「以前の説法の中で、学習者からお金を集めてはいけないという法を説きましたが、なぜそれに従わないのでしょうか? (一部の学習者が自発的に真相資料を印刷することを除く)」[4]
学法を通して、この新しい学習者は集まった数百万元を皆に全部返しました。
以前、我が地区のある輔導員は百万元以上の資金を集めて工場をつくり、身を落ち着けるところがない学習者のためにしたそうです。この輔導員は40歳過ぎでしたが、その後、旧勢力に肉身を奪われました。その工場で勤めているほかの同修は工場に侵入したスパイに追跡され、多くの同修が連行されました。また、工場の損益によって、お金を渡した学習者の生活にも大きな影響を及ぼしました。
これらはみな痛ましい教訓で、我々は警戒心を高めなければなりません。
天目が開いている一部の年配女性学習者は私に会うと、私の身体になにかあるとか、いかに良いかを話してくれました。私はこれが一つの試練だと思い、私の心が揺れるかどうか、喜ぶか否か、顕示するか否かを見ています。私はこれらの同修に言いました。「交流の中でこのような話をしないでください。交流は主に比して学び、比して修め、どのように理性的に法を認識し、法に基づいて法を認識し、人間の各種執着心、千百年来に形成された頑固な観念を速く取り除き、心を込めて、着実に法をしっかり勉強し、三つのことをしっかり行い、先史の誓約を成り遂げるようにすることです」。
師父のご恩に無限の感謝をする
私は覚えています。1994年に師父の説法の聴講に参りました。一日目の夜、私は夢で、自分はいたずらな男の子で、師父の1本の毛を握って三界に下り、途中で師父は一つ一つ蓮の花で道を作り、万魔の妨害を排除していらっしゃることを見ました。その特別かつ奇妙な光景は人間にとっては想像出来ません。それから、毎度魔難に遇って大変困っているとき、夢の中で「師父!」と叫ぶと、師父はすぐいらっしゃいました。しかし、私は男の子になって師父の足の甲に立ち、師父は私を連れて徐々に上昇され・・・。
私は分かっています。師父は弟子のために受けた苦難があまりに多く、しかし弟子に与えてくださったものがあまりに多いのです。千言万語で師父のご恩に無限な感謝をします。最後に、『師父の手』という歌詞で私の交流文章を終わります。「師父、師父、私はあなたの手をしっかり掴み、正しい念、正しい行動であなたが与えてくださったすべてに報い、私はあなたの手をしっかり掴み、あなたについてずっと歩み前進します」
(完)
注:
[3] 李洪志先生の経文:『アメリカ法会での説法・ニューヨーク法会での説法』
[4] 李洪志先生の著作:『精進要旨三・資金集めの問題について』
(明慧ネット11回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)