【明慧日本2018年1月16日】(前文の続き)
四、判決や政策の立案調査を受け、 懲罰を受ける
1、公安部の副部長で、中央610弁公室のトップ者・李東生は、懲役15年の実刑判決
李東生は、法輪功に対する迫害が最も厳しい時期である2000年7月に、ラジオ映画テレビ総局の副局長に就任した。法輪功を迫害するのに有能なため、2002年5月、江沢民に中国共産党中央宣伝部の副部長に抜擢された。その後、公安部の副部長、党委員会の副書記、中国共産党中央610弁公室の指導者グループの副組長、中央610弁公室の主任などの職を歴任した。
李東生は「天安門焼身自殺事件」を監督した中の1人であり、「焼身自殺の火遊び者」と称された。2016年1月12日、李東生は賄賂罪で、一審裁判で懲役15年の実行判決を言い渡され、不法に所得した100万元を没収された。
2、中央宣伝部の副部長・魯煒が調査を受ける
魯煒は2001年10月、新華社の副事務総長、新華社の副社長に就任して以来、北京市宣伝部の部長、北京市の副市長、中央宣伝部の副部長、中央ネットワークセキュリティ情報化指導者グループの主任などの職務を務め、江沢民のペンの達人として重用され急速に上ってきた。
法輪功を迫害した当初から、新華社と新華ネットは大規模な勢いで法輪功を中傷する文章をでっち上げた。2000年1月~2003年10月の間に、誹謗中傷する文章が522篇に達した。2002年1月~3月まで、毎月十数篇の捏造文章が登場した。
魯の在任の間、でっち上げられた「天安門焼身自殺事件」、「精神病患者の傅怡彬殺人事件」、「浙江乞食の毒殺事件」の三大悪質事件は、みごとに国民を騙し、迫害をエスカレートさせた。「焼身自殺事件」は新華社とCCTV共同で制作したもので、もう二つの事件は、新華社の自作である。
昨年11月21日、中央宣伝部の副部長・魯煒は、重大な法律違反の疑いがあるため調査を受けた。
3、中国共産党科学技術協会の副主席・申維辰は、無期懲役を宣告
申維辰は山西省宣伝部長、太原市委員会の書記を務めた時、積極的に法輪功を迫害した。2014年4月12日、申は失脚して調査を受けた。2016年10月に無期懲役を宣告された。
4、中央紀律検査委員会駐財政部の紀検組長・莫建成は調査を受ける
莫建成は2004年12月~2006年11月の間、内モンゴル自治区の区委員会宣伝部の部長を務め、しっかりと江沢民派に追随し法輪功の迫害に参与した。昨年8月27日、重大な法律違反の疑いがあるため調査を受けた。
2000年2月、莫は内モンゴル通遼市の副書記を務めた時、いつも公安局の副局長・張黎明に、もっと力を入れて法輪功を迫害するようにとプレッシャーをかけていた。張は指示を受けて、全力で実行した。
張は上司の顔を立てたが、自分と子孫に完済できない罪業を作った。五十数歳の張は、2011年に癌を患って死亡した。
5、共産党資料編集翻訳局の局長・衣俊卿は免職される
衣俊卿はかつて黒龍江大学の校長、党委員会の副書記を務めたことがある。期間中、黒龍江大学哲学部の学生・戴蕤さんは、法輪功のために北京へ行き陳情したため、退学させられた。数年来、衣俊卿は江沢民のペンの達人として、一生懸命法輪功を中傷し、2007年3月、黒龍江省宣伝部の部長に就任した。2013年1月17日、女性問題で免職させられた。
6、元北京海淀区委員会宣伝部の副部長・魏懐中は、有罪判決を宣告
魏懐中は2008年1月~2011年8月の間、海淀区宣伝部の副部長を務めた。期間中、138万元の収賄を受け取った。2016年、魏は北京四中裁判所に収賄罪で懲役4年の有罪判決を下された。魏は北京海淀区の法輪功迫害の主要な責任者である。
7、山西省委員会の副書記・侯伍傑は、懲役11年の判決を受ける
侯伍傑は、1995年~2000年9月まで山西省委員会の宣伝部長を務めた。2000年に太原市の書記に就任した。期間中、侯は力を尽くして法輪功を迫害した。2006年9月、侯は収賄罪で懲役11年の判決を受けた。
8、山東済南市委員会の書記・王敏は懲役12年の判決を受ける
王敏は、2005年1月~2006年10月に山東省委員会宣伝部の部長を務めた。期間中、王敏は憚りなくテレビ局、新聞などのメディアを利用して法輪功を中傷した。そのため、山東省における法輪功学習者への迫害の統計の数字は、ずっと全国の首位になっている。2015年、汚職問題で判決を受け、200万元を没収された。それ以外に、王敏は済南市委員会の書記を務めた間、済南市の法輪功迫害の主要な責任者でもあった。
9、重慶市委員会の宣伝部長・張宗海は懲役15年の実行判決を受ける
張宗海は法輪功の迫害に参与した。2005年5月、張は懲役15年の実行判決を受けた。
重慶市委員会の宣伝部長・張宗海
10、福建省委員会の宣伝部長・荊福生は無期懲役を言い渡される
荊福生は法輪功の迫害に参与した。2007年9月14日、中国共産党福建省委員会の宣伝部長・荊福生は、収賄罪で無期懲役を言い渡され、個人財産を全額没収された。
11、元海南省の副省長・譚力は無期懲役を言い渡される
譚力は四川郫県委員会の書記で、成都市宣伝部の部長、海南省委員会の常務委員、宣伝部の部長などの職を務めた。譚力は権勢を利用して法輪功への迫害を指揮した。2016年10月13日、譚力は無期懲役を言い渡され、個人財産をすべて没収された。
12、西安市宣伝部の副部長で、西安新聞社の社長・王長安は懲役7年の実行判決を宣告される
陝西省西安市宣伝部の副部長で、西安新聞社の社長、『西安日刊新聞』、『西安夕刊』の編集長・王長安は、2003年、収賄罪で懲役7年の実行判決を宣告される。
13、山西陽泉市平定県の宣伝部長・梁岡平は懲役12年の判決を下される
梁岡平は1998年9月~2003年7月の間、平定県東回鎮の鎮長と書記を務めた当時、100人以上の法輪功学習者と家庭に対して迫害した。2009年6月、梁は賄賂罪で懲役12年の実刑判決を宣告された。現地の人々は「これは中国共産党について法輪功を迫害した必然的な結果だ」と言った。
14、元湖南省委員会宣伝部の部長・張文雄は調査を受ける
張文雄
元湖南省委員会の常務委員、宣伝部の部長・張文雄は、法輪功を迫害する主要な責任者である。2017年3月10日に張は調査を受けた。
15、元湖南郴州市政治協商部門の書記、主席・劉広明は職を降格させられる
劉広明は2000年5月~2005年4月の間、郴州市宣伝部の部長を務めた。期間中、『郴州日刊新聞』を利用して法輪功を誹謗中傷した。そのため、2017年10月、劉広明は職を降格させられた。
郴州市の法輪功学習者・湯学林さん(81歳)は、1994年7月に李洪志先生の講習会に参加し、胃病、痔、脱肛、乾癬などの病気が自然に治った。2002年5月、湯さんは不当に留置場に連行され、七十数日間連続して苦しめられため、半身不随になって歩けなくなった。帰宅後、法輪功を学び続けたため、体は回復して階段を登り降りできるようになった。2003年6月、『郴州日刊新聞』は「法輪功を学んだせいで、病気があっても治療せず半身不随になった」と嘘の報道を掲載した。
湯さんはこの嘘の報道について、郴州日刊新聞社に手書きの手紙を書いて、「損失を挽回し、本人の名誉を回復して、事実の真相を明らかにするように」と要求した。
(続く)