文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2018年3月17日】(前文に続く)
懇々と諭し、善を勧め、最後に人を救う
その日、私達はとても凶悪な人に出会い、私達が家に入ると、その人は良くない話を始めました。
男性の話を聞いてすぐに正念を発し、師父に弟子を加持してくださるようお願いし、男性の背後にある邪悪要素を解体しました。私達は正念を発しながら「お兄さん、あなたがおっしゃっていることはあなたにとってもよくないことです。あなたは私達が良くないとおっしゃっていますが、私達はこの寒空の中、遠くからやって来てカレンダーと掛け軸をあなたにお渡しし、一銭も要求していません。こんなにも良いことがどこにあるのでしょうか」と聞きました。
男性は私達に話をさせまいとして、さらに大声で「私は党員だ、誰も私を洗脳しようと思ってはならない」。そこで私は「私達はあなたを変えようとは思っていません。あなたの選択を尊重します。ただ、あたなと話し合い、あなたに天意を伝えたいだけなのです」。すると男性は「天が中国共産党を滅ぼす、とあなた達は言うが、佛神の守りを誰が見たのか?」。そこで私は「空気はあなたには見えません。しかし、それは確かに存在しています」。すると男性は「中国共産党は腐敗しているが、今の国の指導者は役人の不正・腐敗に反対しているのではないのか?」。そこで同修は「私達は今の国の指導者について話しているわけではないので、褒めもせず批判もしません。しかし、江沢民は違います。彼は良いことを行っておらず、法輪功学習者から生きたまま臓器を摘出し暴利をむさぼっているのです」
同修の話を聞くと、男性は「江沢民が悪いことは私も認めるが、しかし毛xxは・・・」と言いました。それを聞いて、私は「お兄さん、あなたは世渡りを積んだ人間ですね。文化大革命で毛がどれだけの人を迫害死させたかご存知ですか?」。すると男性は「それは私も認める。私のクラスメイトは文化大革命の時に殴り殺され、反革命分子だと言われたが、まだ卒業もしていないのに誰に対して反対したというのか?」。そこで私は「六四事件でどれだけの人が亡くなったか、ご存知ですか? お兄さん、それらの無実の罪で死んだ人の亡霊が恨みを晴らすことはできない、とあなたは言うのですか? あなたは人の過ちは改めることができると言いますが、それは人の命ですよ、天はそれを許すのでしょうか? それらが多くの悪いことをしたとあなたは言いますが、あなたは党員で、それに組み込まれた一分子です。それでも巻き添えを食わずにいられるのですか? 自分は悪いことをしていない、とあなたは言いますが、あなたが悪いことをしていないということを、どうやって証明できるのですか? 脱退してはじめて、彼らが行った悪事とあなたが無関係であることを証明できるのです。お兄さん、脱退しましょう! 「永福」という名前を使いましょう。これは、永遠に幸福だという意味で、あなたが頷いてくれさえすれば、それでいいのです。人が何を行ったのかは天が見ていますから、脱退すれば災難が避けられます。私達は遠くからやって来たので、あなたも脱党のことを他の人に話す必要はありません」
同修も慈悲深く「一目見れば、あなたが率直で善良な人だとわかります。それなら私達良い人は平安であるべきですよ! さあ、脱退しましょう!」と言い、さらに、同修は涙を流しながら「ほら、あなたたちのような善良な人のために私達は急いでいるのですよ!」
男性はついに同修の慈悲深さに心を打たれ、脱退に同意しました。続いて、いわゆる「焼身自殺事件」と「蔵字石」などの真相を私達が詳しく伝えると、男性はすべて理解しました。私達が去る時、男性は門の外まで私達を見送り、口の中でひたすら「ありがとう! ありがとう!」と言っていました。そこで私達は「これは大法の師父の慈悲であり、私達に人を救わせてくださったので、私達の師父にお礼を言ってください!」と伝えました。
この家を出た時、私達は心の底から喜びを感じました。この人は私達の慈悲深い呼びかけの下、ついに変わり、救われたました! 本当に「慈悲は天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」[1]でした。
真相を聞いて警官は私達を車から降ろした
12月26日、私達はある村に行きました。そして、数軒で真相を伝え終わり、ある家から出てきた時、道路をパトカーがやって来るのが見え、私達の前まで来ると止まり、警官が1人おりてきて私達に「あなた達は通報されました」。そして、警官は私達を車に乗せました。さきほど救った人達にマイナスの影響をもたらしくなかったので、私達はパトカーに乗りました。
車の中で、私達は警官に真相を伝えましたが、最初、警官たちは私達の話を聞こうとしませんでした。そこで同修は「あなた達、今、誰がこのようなことにかかわるのですか、私達はみな良い人で悪いことをしていません。もうすぐお正月なのですから、私達を解放し、功徳を積みなさい」と言って諭しました。
その時、警官たちは何も話さなかったので、私達は「焼身自殺事件」が嘘であり、李東生が法輪功の名誉を損なう演出に参加したことを伝えました。そして私達は「見てください、李東生はすでに刑務所に入り罰が当たりました! 周永康と薄熙来はどうなりましたか? 自分に罰が当たっただけでなく、家族にまで災いが及びました」。私達がずっと伝え続けていると、その後、警官は誰も声を出さなくなり、黙って聞いていました。
警官は私達を誰もいないところへ連れて行き、私達を車から降ろしました。そこで私達は「ありがとうございます! あなた達もきっと福報を得るでしょう!」
次の日、私達は厚い積雪を踏みながら、また人を救う道を歩みました。
私達は真冬から真夏まで、そして、真夏から真冬まで伝え続けました。はじめ人々は法輪功と聞くと恐れて一切聞こうとしませんでしたが、今では法輪功と聞くと「法輪大法は素晴らしい!」と言うようになりました。真相を伝え人を救う中で、私達大法弟子は慈悲を修め、正念を修め、鍛錬してさらに成熟し、理知的になりました。
実際、すべては師父がなさったのであり、この過程で、私達はただ絶えず法を用いて自分を正し、自分を修めていただけでした。師父を信じさえすれば、師父はそばにいらっしゃいます。問題に遭った時、自分が大法弟子であることを忘れず、師父にご加持を求めれば、乗り越えられない関はありません。
法を正す最後の時期に、私達は必ずしっかりと行います! 師父、安心してください!
(完)
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「法正乾坤」
(明慧ネット第14回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)