文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2018年3月16日】(前文に続く)
人を救うことは何事があっても、食い止めることはできない
一昨年、冬に入った後、特大の大雪が降り、気温が下がったため雪がずっと溶けず、道路がとても滑りやすかったので、地方に行くことができませんでした。
ある時、姉が無意識に言った「何事があっても、食い止めることができない!」という一言が聞こえてきました。すぐに私は「そうです、人を救うことでは、私達もまた何事があっても、食い止められることがないのだ!」と気づきました。考えてみてください、もし仕事があるとして、雪が降ったために道が滑りやすいからといって、出勤しないなんてことがありますか? それならどうして人を救うことを止めることができるのでしょうか? このように悟ると、私はすぐに同修に電話しました。
ちょうど私が電話をかけたのと同時に、同修も「雪が降って道が滑りやすくなったのは妨害であり、旧勢力が新しい戦術に変えて、私達が人を救うことを妨害しているのだ」と悟りました。私達は虚像に惑わされてはならず、やるべきことをやらなければなりませんでした。私達は他の同修を誘って、一緒に地方へ行きました。すると、当日は100人以上を順調に三退させました。翌日は陽光あふれるうららかな景色で、雪は溶けはじめました。
私達が正しく悟りましたので、氷も雪も溶けていきました。
ある日、車から下りると雪が舞い始めましたが、私達は気にとめず戸別に真相を伝えました。歩けば歩くほど雪は強くなりましたが、私達は雪の中を村全体を戸別に漏らすことなく、真相を伝えに行きました。他の2人の同修も別の村で各家に真相を伝えました。
ある同修が「この地方は、まだ二つの小村に真相を伝えに行っていないので、私達は今日はそこの人達に真相を伝えに行きましょう」。そこで、私達は雪の中を戸別に、二つの小村の人に真相を伝えました。
真相を伝えるべき村落にはすべて伝えると、この時になってはじめて、私達は自分達の靴が濡れていることに気づきました。しかし、足はまったく寒く感じなくて、心の中の喜びようは、この上ないものでした。
人々が救われたことに、この上ない喜びを感じる
ある日、私達がある1軒の家庭へ行くと、その家のご主人は60を越していました。私達はカレンダーを出してご主人に「これを無償でプレゼントします」と言うと、ご主人はカレンダーを受け取って「あなた達のように、慈善事業を行うことは素晴らしい! 私が見た人とは全く違う。私が県内に行った時1人の男性を見て、身につけた大きめのチョッキには『法輪大法は素晴らしい!』と書いてあり、さらにそれを宣伝していた!」と言いました。
それを聞いて、この人は真相を知らないのだ、と私達にはわかりました。
同修は「お兄さん、実を言うと私達2人は法輪功を煉功しているのです」。それを聞くとご主人は「そうなんですか? しかし、あなた達はとても良い人のように見えるが、どうしてそんなものを信じているのですか?」。そこで、私達はご主人に「法輪功はテレビで説明されているようなものではなく、法輪功を修煉している人はみな良い人です。法輪功を修煉している人は役人になっても欲深くなく、商売していても商売で人をだますこともなく、いつも心から人のためを思っています。今日も私達はあなたからお金を取るつもりはなく、無料で物を配っていますが、これが良くないことですか?」と伝えました。そして私は「天安門焼身自殺はうそで、テレビドラマを撮影しているかのように人が演じていたのです。現在、自然災害と人為的な災禍が多いですが、これは人の道徳が低下したからで、人間が治めなければ天が治め、天は悪人を処罰し、残されるのは良い人だけです。良い人とは『真・善・忍』を認めている人のことです。お兄さん、私の言うことは間違っていますか?」と伝えました。するとご主人は「そうですね、その通りです、あなた達が話してくれるまで私は本当に知りませんでした」
そして、私達は蔵字石のことを伝え、「三退」すれば平安が保たれることを伝えました。すると、ご主人は喜んで共青団を脱退しました。
それから、しばらく真相を伝えてから私達は別れを告げると、ご主人は「いや、あなた達は大変でしょう、こんなに寒い中、雪の中を1軒1軒物を届けるなんて、家で食事をしてから行ってください」。そこで私達は「ありがとうございます、お兄さん、あなたのような善良な人だけが救われます。だからこそ私達はどんなに苦しくても、このように行う価値があるのです」。すると、ご主人は門の外まで私達を見送り、さらに、その場に立って「ありがとうございました!」とお礼を言いました。
どうやらご主人は心から真相がわかったようなので、私達も心から喜びました。また、私達は大雪の天気の中にいることをすっかり忘れていました。
妨害に遭っても、遠回りしない
ある日、ある村の第1軒目に行くと、おかみさんは[自分は大法を認めず、親戚も法輪功を学んでおり何度も話しに来たが、三退しなかったわ」と言い、そして「あなた達も早く帰りなさい、この村で伝えても意味がないし、誰も信じないわ。みんな佛を信じており、法輪功を通報する人もおり、先日もここで捕まった人がいました。私は佛心からあなた達のことを思い言っているのですから、早く帰りなさい」
私達は動じず、続けて真相を伝え歩き回りました。その結果、この村の90%以上の人が真相を聞いて「三退」してくれたので、帰り道で私達は「もし今日、彼女に影響され、彼女に脅かされていたら、こんなにも多くの人を救うことはできなかっただろう」と思いました。
次の日、私達はまた別の村へ行きました。その家のご主人は50代で、私達が来意を告げた途端に、大声で「私が何をしているのか、知っているか!」とひどい剣幕で言いました。そこで同修は「あなたが何をしていてもかまわないのですが、私はあなたの命を救いに来たのです。現在、多くの高官が、共産党が駄目であることを知っているので、皆『三退』して自分を救いましたよ」。そして私は「私達良い人は悪いことをしません。天が淘汰するのは悪人で、私達は巻き添えを受けません。心の中で党、共青団、少年先鋒隊を脱退すればよく、あだ名や仮名を使っても大丈夫です」。私達のこの話を聞いて、ご主人はそんなに凶悪ではなくなり、口調を少し穏やかにして「帰りなさい! それから、隣のあの家に行ってはいけない。彼の家は私のところとは違いあなた達が入ったら出られなくなり、捕まるでしょう。彼らは役人ですから」と教えてくれました。私達はさらにもう一度三退を勧めましたが、ご主人は聞かなかったので、その家を出ていくしかありませんでした。
門を出た時、私達の心はとても静かで、ご主人の話に全く影響を受けておらず、心の中で師父にご加持を求めました。そこで、私達は悠然として隣の家にやって来ました。その家に入ると、40歳代の男性がオンドルの上で横になっていました。私達が入って来たのを見ると、その男性は起き上がりました。
私達は「2017年のカレンダーを無料で差し上げます、これは法輪大法の真相カレンダーです。これを持っていれば吉兆がもたらされます」。続けて、その男性に真相を伝えました。男性は党員でしたが、真相を聞いた後、同意し、さらに「三退」しました。私達はさらに男性に真相資料を渡し、なぜ「三退」するのかを詳しく読んでもらいました。また、男性にお守りを渡すと、喜んで受け取りました。
(続く)