【明慧日本2018年1月25日】遼寧省営口市労働局は昨年11月中旬、営口市の法輪功学習者・李会芳さん、蓋州市の法輪功学習者・倪秀華さん、王影さんを営口市西市区裁判所に訴え、彼女達が不当に拘禁された期間中の年金を差し押さえようとした。
李さんは2014年11月15日に、市民に法輪功の真相を伝えた時、不当に連行されて拘禁され、営口市裁判所に冤罪を着せられたまま懲役2年の判決を宣告され、2016年11月14日に刑期を終え家に帰って来た。
昨年の下半期、李さんは営口市社会保障局に不当に年金を差し押さえられた。李さんは社会保障局の責任者に真相を伝えたが、責任者は聞き入れず、最後には李さんを陳情局に行くように仕向けた。
中国共産党は法輪功に対する迫害の中、倪さんは冤罪を着せられたまま懲役4年の実刑判決を宣告され、2016年12月25日に刑期を終え家に帰って来た。王さんは冤罪を着せられたまま懲役4年の実刑判決を言い渡され、2016年7月14日に刑期を終え家に帰って来た。
昨年の下半期に、2人は拘禁中の年金が差し押さえられたことを知らされた。2人は事情を尋ねに行くと、蓋州市労働局退職管理局の職員・劉振之はいわゆる「営政弁発『2017』8番」の文書を持ち出した。
2人がさらに局長に尋ねると、局長は2001年の文書を取り出し、2人の給料までも差し押さえると言い出し、今まで返却しなかった給料をすべて差し押さえると言った。
昨年11月頃、李さん、倪さん、王さんの3人は営口市社会保障局により、営口市西市区裁判所に起訴されたことを知らされた。倪さん、王さんの家族は営口市西市区裁判所を尋ね、裁判所に起訴された事実が分かった。しかし、家族は召喚状を受け取ることを拒否したため、開廷されなかった。
法輪功学習者は何も罪を犯しておらず、学習者は国の合法的な公民である。社会保障局は学習者の年金を差し押さえ収入源を断ち切り、生活が出来ないようにもくろんだ。これこそ違憲の行為で、すべては江沢民自ら引き起こしたことである。
江沢民は手中の権力を利用し、国家機関を操り、上から下まで、公安、検察、司法、労働保障などの部門のすべてが法輪功を迫害する道具となり、司法全体が犯罪のシステムに転落してしまった。多くの公務員も真相を知らない状況の中で、犯罪に巻き込まれ、甚だしきに至っては積極的に犯罪に加担している。しかし、法輪功学習者のお金を1元でも差し押さえ、支払いを引き伸ばし、支給停止することは違憲の行為であり、国の新しい政策に反していることを分かってほしい。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)