山東省の学習者・張郁さんに 懲役3年の判決
【明慧日本2018年1月19日】(山東省=明慧記者)今年1月11日の情報筋によれば、山東省済寧市の法輪功学習者・張郁さん(男性)は、任城区裁判所に不当に懲役3年の実刑を宣告された。張郁さんは済寧市拘置所に半年近く拘禁されているが、その他の状況は調査中であるという。
昨年7月29日、張郁さんがネット制限解除ソフトを配布した時、済寧市阜橋派出所の警官らに連行された。当日午後、私服の孫警官と孔警官が他の2人の警官を連れて、張郁さんと母親の住んでいる家を家宅捜索をして、法輪功迫害の真相なども聞かずに、大法書籍、真相伝え用の小冊子およびネット制限解除ソフトなどを押収した。
同年8月4日、張郁さんの家族が済寧市中区警察支署からの「済寧市警察署区支署拘束通知書」をもらって、張郁さんが8月3日から済寧市拘置所に刑事拘束されていることが分かった。その後、家族が派出所に事情を確認しに行くと、派出所の警官から張郁さんの腕時計、鍵、携帯電話、財布などを返却してくれ、口頭で正式に逮捕されたことを伝えられた。
同年8月18日午前、済寧市阜橋派出所長ら4人が張郁さんの母親の家に逮捕通知書を送付し、受領書にサインをもらいたかった。家族がサインをせずに法輪功への迫害の真相を伝えていると、当案件の直接の責任者は、済寧市中区警察支署の繆世厳(発音)警官と孔警官であることが分かった。
今年1月2日、済寧市裁判所は張郁さんに不当に裁判を行う予定であった。予定通りに実施したかどうかは分からないが、1月11日情報筋によれば、張郁さんは任城区裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)