文/中国大法弟子
【明慧日本2018年1月16日】私は1999年の3月から大法の修煉を始めて、今年で75歳になります。師父と大法のお蔭で、今日まで歩んできました。
2001年、私は北京へ法を実証するために行きましたが、不当に連行されて半月も拘禁されていました。当時、私と一緒に拘禁されたのは同修B(同僚の教師)でした。彼女はよく法を暗記していたので、一緒に『洪吟』や『論語』を暗記し、間違うと彼女が直してくれました。
その頃から法を暗記するのはとてもよいと思うようになりました。頭の中に、いつも大法を入れ、法に則って修煉することこそ、まさに正念正行です。彼女がすでに『轉法輪』を暗記したことを聞いた私は、驚いて「こんなに厚い本なのに、暗記できるのですか? どうやって暗記しましたか」と聞きました。彼女は「段落ずつ暗記して、できたら次の段落に進み、復習はしません。1カ月をかけて『轉法輪』を一通り暗記しました」と答えました。「そのようなやり方だったら、私でもできると思います。あなたが1カ月かけているなら、私は3カ月ぐらいかかると思うわ」
その後、確かに3カ月をかけて、『轉法輪』を一通り暗記しました。驚いたことに、『轉法輪』を暗記した私は、完全に変わりました。それから4冊の「洪吟」と3冊の「精進要旨」も暗記しました。その後、『轉法輪』も前後で5回暗記できました。これらの経文を暗記するために、何をやっていても、どこにいても、頭の中にはいつも大法があり、大法で満たされています。自分自身が法の中に溶け込んでいるように感じ、法の暗記のメリットがとても大きいのです。下記のいくつかの方面で、同修と交流したいと思います。
法を暗記することで、洗脳班での迫害を打破する
2001年、私は北京へ法の実証に行き、連行されました。拘禁の間に、洗脳班の講義会場に無理やり連れて行かれました。その時、頭の中で一心に法を暗唱し、全然聞いていませんでした。なぜだか、喉がとても乾き、自分の周囲にある水を全部飲み干し、そのために何回もトイレに行きました。講義が終わって、気がついたのですが、北京に行った時、警官に殴られた傷の痛みが全部回復していました。1人の同修が講義の内容について聞きに来ましたが、「私はトイレに行き出たり入ったりしていたので、何も聞いていないよ」と答えました。
2001年、私が住んでいる市で、精進している大法弟子を転向させるため、寺院で洗脳班を実施しました。思想改造の専門家が話してる間、その時も私は一心に法を暗唱していたので、彼が何を話したか全然聞いておらず、それらの歪んだ邪説は私には全然影響がありませんでした。
その後、この方法を同修に教えました。「師父の法をどれでもいいから、暗記してください」。その後また、私達は洗脳班の講演会に参加させられました。その時、同修が法を静かに暗唱して、見た目には皆が元気がないように見えました。それを見た610弁公室の主任は皆に元気が出るように、ビデオを見せましたが、結果は同じです。どうしようもないので、主任は最後に、師父が新たに発表された新経文「大穹を正す」と「忍の限界」を持って来て読ませてくれました。そうして主任は皆に「もうこれで問題ははないでしょう、何か意見がありますか?」と聞きました。「何もないです」と同修達が応えました。主任は「いいですか、ここを出たら、このことを外部の人に絶対に言わないでくださいね、私が勝手にしたことです」と念を押しました。
師父は「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」[1]と説かれています。その後、洗脳班に入ったことは悪いことでしたが、私たちにとって良いことでもありました。なぜかというと、皆で集団学法(講義を聞く間、法の暗唱をする)ができ、グループでの煉功のチャンス(早朝の寺院のベルは、朝起きて煉功を始めるベルとした)も提供され、集団交流(食事が終わった後の時間)もでき、これは良いことだと悟りました。皆と交流すると、同修は「そうね、今回の洗脳班では1人も転向しなかったわ、逆に相手の方が疲れていたね」
彼らは元々この洗脳班が終わったら、他の所から北京へ行った同修を集めて、第2期の洗脳班を実施する計画でしたが、結局、諦めてしまいました。
頭の中にいつも法があり、完全に師を信じ、法を信じる
法を学んで、師父が修煉者のために体を調整してくださり、高い次元への修煉ができるように身体を浄化してくださいます。では、体に出た病状は何でしょうか。法から答えが得られます。この関に遭遇させ、必ず私達に心性を高めさせ、完全に師父を信じ、法を信じることができるかどうかを試す、試練だと思います。身体によくない状況が出たら病院に行き、医師が何を言い、どんな結論を出したか、表面にどんな症状が出たかにもかかわらず、頭の中にこれは「仮相」であるという一念があれば、この関門は軽く乗り越えられ、症状が早く消えてしまいます!
以前、肋骨の骨が1本折れたことがあります。誰にも言いませんでした。少したって、親指の大きさの法輪が折れた所を廻っているのが見え、間もなくすると回復しました。
そして、心臓病のような症状が出たこともあり、めまいで倒れ、頭に怪我をしました。病院へ運ばれ救急措置が施されました。お昼から翌朝の午前8時頃まで、ずっと目が覚めませんでした。医師が検診した後、高血圧、脳震盪、心臓病など、全身に病気があると診断しました。病院に来てくれた義弟が「兄嫁は植物人間にはならないが、中風になるかもしれない」と言いました。
8時過ぎにやっと目が覚めました。自分が病院で寝ていることに気づき、「病気ではないので家へ帰ります」と言うと、医師は目が覚めたのを知り、「手をあげてみて、足を上げてみて」と様子を見に来ました。「手や足が上がらなくてもいいから、これらのもの(点滴など)をはずして下さい! 私走って見せますよ、退院します」。「今、退院は無理です。少なくとも、頭の傷口の抜糸をしないと退院できませんよ」
実は、私はもうずいぶん元気になっていました。留置所に9カ月も拘禁されて、昨日やっと解放されましたが、長い間、家を空けていたので処分されて、もう帰る家もなくなりました。だから、入院するのなら、ここで数日間滞在させてもらいましょうかと思うだけでした。その後、看護師が毎回部屋に来るたびに、なぜか分からないがいつも「おかしいな?」と首をかしげていました。後で分かったことは、昏睡時には、全身に病気があると診断されましたが、現在はすべてが正常だったからでした。
また、警官に殴られて額が切れたことがあります。全然気にしていなかったので、外用薬も使わずに、絆創膏を傷口に貼っていました。少したって、手で押しても痛くないし、絆創膏をはがしてみたら、傷口もなくなっていました。このようなことは、数え切れないほどたくさんあります。
大法の謎を解き明かし、衆生を救い済度する
市内の第1回の洗脳班が解体された後、彼らはもうやりたくなくなりました。その後、地方の洗脳班は多くの学習者を転向させたので、市内の610弁公室もまたやる気になって、ホテルで洗脳班を実施しました。今回、1人の学習者に対して、610弁公室から2人が来て、同室になりました。目的は学習者に煉功させないことです。また邪悟者の協力を利用して、私達学習者を転向させようとしました。
610弁公室の2人は風邪を引いていて、彼女たちは「私達のコップを使わないで、風邪をうつす可能性があるから」と言いました。「風邪をうつす? あなた達にはできませんよ。私と一緒に泊まっているから、私のエネルギーはあなた達の風邪を治すと思いますよ」と笑いながら言いました。翌日、彼女らの風邪は本当に治っていました。そのことがあって、彼女達は私を保護するようになりました。それからは毎朝、私が煉功が終わってからドアを開けるようになりました。
ある転向された学習者が私のところへやって来ました。「大法は千万年、億万年も会えない高徳大法です。誰でも得られるものではありません。この万古にも巡りあえない機縁を大切にしないと、後悔してもしようがありません」と彼に伝えました。法理上から彼とたくさん話をしました。「今回とても勉強になりました。私は間違っていました。新たにやり直さなければなりません」と彼が言いました。彼が目覚めたことに喜びました。そうですね、師父はもっと早くから「学法を怠らざれば 変化は其の中に在り 堅信して動かざれば 正果になり蓮は成る」[2]と教えてくださいました。
師父は「職業や社会の階層で線引きするのではなく、どういう職業の人をも済度すると私は法を伝え始めた時にこのように言っており、このように行っています」[3]と説かれました。家まで妨害に来た610弁公室の人員や警察官や区役所の人員たちに対して、普段話そうとしても話せないので、向こうから自らやって来たので、彼らに真相を伝え済度する絶好のチャンスだと思いました。
ある日、610弁公室の主任が来ました。すると、57年の「右派」に反することから政治がらみの話や、今日の法輪功への迫害まで2時間ぐらい話をしました。彼が帰る前に、私の話した内容のほとんどが事実であると認めました。他の人にも「共産党はとても悪い」と言いました。
国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官が、江沢民の訴訟の件を調査するために来たことがあります。私は「江沢民を告訴しましたよ。告訴すべきです。彼は邪悪で裏切り者です。特に法輪功の修煉者を残酷に迫害しています、どこが事実ではないのですか? どこが間違っていますか?」。そして彼らに「法輪功は邪教だと書いてありますが、法輪功は佛家の高徳修煉大法に、修正してください! 修正してくれたらサインしますよ」と要求しました。
今回国保大隊の人が訪ねてきて、「まだ煉功していますか?」と聞かれ、「もちろんです。こんなにいい功法なのに、止めるわけがありません。私はもう75歳です。煉功した後、身体が2~30歳のように感じているので、もしあなただったらどうしますか?、止めますか?」と答えると、「どの時間帯に煉功しますか? 中断したことがありますか」と引き続き聞かれました。「朝3時から6時まで煉功し、1日も中断したことはありません」。それを聞いて彼らは帰って行き、その後、二度と来ませんでした。
次元に限りがありますので、正しくないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作: 『精進要旨二』「妨害を排除せよ」
[2] 李洪志師父の著作: 『洪吟二』「精進正悟」
[3] 李洪志師父の著作: 『各地での説法五』「二〇〇四年米国西部法会での説法」