法輪功に言及した雷若慶さん家族も迫害の巻き添えに
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 【明慧日本2018年1月7日】元上海第二医科大学の附属瑞金病院の医学院の教授で法輪功学習者・雷若慶さんは、2012年と2013年に、留置所と洗脳班に不当に拘禁され迫害された。また、2015年に、雷さんと母親の余鳳仙さんは、法輪功を迫害する首謀者の江沢民を告訴した。

 雷さんが迫害された期間中、母親の余さんも上海奉賢洗脳班に拘禁され、2人の妹・雷若琴さん、雷若英さんおよび妹の子供たちも巻き添えになった。

 授業中に法輪功に言及したため、洗脳班に移送される

 2012年6月13日、雷さんは医学院で授業し終わった時点で、医徳(医療従事者の徳のこと)の話題に触れた。その時、雷さんはある詩を引用した。「世相が日増しに落ちて沈淪(落ちぶれ)し、神佛が戻り来て世間の人々を救う、衆生は目覚めて救われるを待つ、真相の福音は黒い雲を突き破り、非道な世間は人を迷わせる、世を騙す虚言が心志を乱し、世人の良知をどこへ見つけるというのか、だが、大法に出会えば奇跡が現れる」と紹介し、医者としての徳の重要性を語った。その結果、授業を受けた学生とそれと一緒に授業に参加していた同僚は、拷問により自白を強いられた。

 2012年6月15日、雷さんは自宅で私服警官に不当に連行された。雷さんの家族は一切事情を知らず、長い間、雷さんとの連絡を失い、雷さんの行方が分からなくなっていた。その時、雷さんは留置所から洗脳班へ移送され、拷問にかけられ、迫害を受けた。

 期間中、母親の余さんと末妹の雷若英さんは巻き添えにされ、住民委員会に連行され、「転向」を強要された。今回の連行で、末の妹の雷若英さんは公職を失い、子供がピアノを習うこともできなくなった。同時に、江西省に在住の妹の雷若琴さんと子供も影響を受けて、静かな生活と学習の環境を失った。

 2013年4月15日、雷さんはやむを得ず辞職し、法輪功を堅持し続けると、意を表明した。

 奉賢洗脳班で45日間迫害される

 2013年5月20日午前、雷さんの家の扉はこじ開けられた。そして、共産党の宣伝を信じて、法輪功について誤解がある父親、叔父は、私服警官と一緒に部屋に押し入った。雷さんはすぐに110番に電話をかけて、「自分の居住権が侵害されている」と訴えて、2人の警官を呼んで来た。しかし、2人の警官はある電話を受け取った後、不法侵入者を無視して、現場から立ち去って行った。

 すると、入ってきた私服警官らは、雷さんと母親を持ち上げて、パトカーに押し込んだ。母親は逆さにされて押し込まれ、ずっと「法輪大法は素晴らしい、法輪功は間違っていません」と叫んでいた。

 45日後、雷さんは奉賢洗脳班から帰宅し、母親も解放された。

 元凶・江沢民を告訴する

 2015年6月16日、雷さんと母親の余さんは、最高検察庁に『刑事告訴状』を郵送し、江沢民を告訴した。また、7月12日に最高裁判所に『刑事告訴状』を郵送した。二つの部門ともこれを受理した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/28/358414.html)
 
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