【明慧日本2018年1月11日】黒竜江省ハルビン市の法輪功学習者・石香雲さん、朱鳳英さん、趙熙茹さん、魏続旺さん、賈艶玲さん、包義さん、劉君さん、任秀英さん、孔慶艶さん、呉セイさん、張樹霞さん、楊騏驥さんの12人は、昨年12月14日に不当な判決を宣告された。
そのうち、石さんは懲役8年、罰金5万元(およそ85万円)、朱さんは懲役7年6カ月、罰金4万元(およそ68万円)、趙さんは懲役7年、罰金4万元(およそ68万円)、魏さんは懲役5年6カ月、罰金4万元(およそ68万円)、賈さんは懲役5年、罰金3万元(およそ51万円)、包さんは懲役5年、罰金3万元(およそ51万円)、劉さんは懲役5年、罰金3万元(およそ51万円)、任さんは懲役4年6カ月、罰金3万元(およそ51万円)、孔さんは懲役4年、罰金3万元(およそ51万円)、呉さんは懲役3年、罰金2万元(およそ34万円)、張さんは懲役3年、罰金2万元(およそ34万円)、楊さんは懲役1年6カ月、罰金2万元(およそ34万円)の不当な判決を宣告された。
石さん、魏さん、朱さん、趙さん、包さん、劉さん、任さん、楊さんの8人は皆、60代である。任さん、楊さんの2人は70代である。不当に拘禁された期間中に、元気だった楊さんは糖尿病、高血圧、胆石などの症状が現れた。
ハルビン市松北区公安局支局は昨年1月18日、石さんなどの法輪功学習者12人と同じく学習者・宮文義さんの計13人の身柄を拘束した。当日の8時から9時、石さんは自宅で不当に連行された。
同時に市公安局、道外区支局および大興派出所の警官は、賈さんの自宅の下で見張り、賈さんがマンションから出ったとたんに連行した。また5、6人の男は孔さんの自宅に侵入し、身柄を拘束した。同日、南崗区の学習者・朱さんと趙さんは街で不当に連行された。
7月17日、石さんなど12人は区検察庁に起訴されたが、宮文義さんは体調不良の健康問題が原因で一時出所でき、別件として扱われたという。
9月22日、学習者12人は区裁判所で不当に開廷された。裁判所側は特種警察官を派遣するまで厳戒体制を引き、不当に傍聴者数を限定した。裁判官は弁護士に弁護させないように脅迫した。また時間が省けるという理由で弁護士や当事者の質問に適当に答えるか、答えないことにした。弁護士や家族は裁判官と法曹機関者の職権乱用や、私情にとらわれて法を曲げる行為に対して抗議した。しかし、裁判所側はこれらの抗議をすべて聞き入れず、裁判をいい加減なものにして終わらせた。
学習者12人は自分たちの行為は合法であると主張し、起訴側に違反した関連の法律条例を出すように求めた。その間、裁判官はうっかり、「誰も、法輪功を学ぶことは違法だとは言っていない」と言った。
しかし、裁判所は12月14日、学習者12人に裁決を言い渡した。
学習者12人の中の多くの人は、以前にも迫害を受けたことがある。
朱さんは2003年から2009年の間、6年間にわたり刑務所で拘禁された。趙さんは2001年に1年の労働教養処分に処せられた。劉さんは2012年にハルビン通河県裁判所に懲役5年の不当な判決を宣告された。任さんは2013年、瀋陽市大東区裁判所に懲役2年の不当な判決を言い渡された。