明慧法会|真相を伝え、全県の市町村を踏破した足跡(一)
■ 印刷版
 

文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2018年3月15日】

 師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 2015年の年末、私と同修は「真相を聞くことができない辺鄙な山間地帯にいる縁のある人を救いに行くべきだ」ということを悟りました。その後、困難で紆余曲折の日々が多い中、私はすでに1年以上行ってきました。この1年以上の間に、全県の大小の村を渡り歩き、そこの人々に法輪大法の福音を伝えました。私は妨害や脅かし、脅迫、不当な連行に遭いました。しかし、それらに勝ることは、真相がわかった後の人々の感激や感服、称賛を聞いたことでした。

 庶民の家に入って真相を伝える

 戸別に真相を伝え三退を勧める中で、はじめは正念が強くならず、人が多くなると話せなくなり、自然と支持してくれない人々が多くなりました。農村は暑くなると外で涼む人が多くなりますが、その人たちは私が伝えることを支持しないばかりか、後ろで私を指差して「彼女たちは脱党させに来た人たちです・・・」と言いました。そのため私はとても消極的になってしまい、真相を伝える効果もなくなってしまいました。

 帰りの路上で同修が私に「あなたは観念を変えるべきで、あなたは1人が支持しなければ、他の人もみな支持しないかのようにいつも思っていますよ。しかし、私達は人が多ければ救える人も多く、1人が支持すれば他の人も皆支持する、と考えるべきです」と言いました。

 そうです、どうして私はこのように考えなかったのでしょうか? これこそ正念ではないでしょうか! それ以後、正念が強くなり、たくさんの人に会った時でも気後れせずに、真相を伝えられるようになりました。

 ある日、私達は民家に到着しました。2人がマージャンをしており、他の2人が野次馬見物していました。私達は中に入るとまず「皆さん、ちょっとの時間だけお邪魔します、皆さんに大事なことをお伝えします。今、私の中国で最も重要なことは『三退』すれば平安が保たれる、ということです。『三退』とは何でしょうか? なぜ『三退』しなければならないのでしょうか? 皆さんご存知のように、今は自然災害と人為的な災禍が特に多いのですが、なぜこんなにも多いのでしょうか? それは皆さんの道徳が堕落しているからです。では、中国人の道徳はなぜこんなにも速く堕落しているのでしょうか? みな中国共産党がもたらしたものです。中国共産党が権力を奪って以来、庶民が自分の信仰を持つことを許さず、全国人民の頭に無神論をそそぎ入れ、廟を打ち砕き、教会を壊し、神を信じる人を不当に連行し、さらには殺害しました。人が神を信じないということは『因果応報』も信じないということですから、それならば、どんな悪いことでもやってしまうでしょう。このように悪くなって行くことを天は許すのでしょうか? 人間が治めなければ天が治めます! 天が悪人を淘汰する時、私良い人はどうしたらよいのでしょうか? 私達は残っていなければなりませんが、どのようにすれば残れるのでしょうか? それは中国共産党との関係を絶ち、加入している中国共産党組織である共産党、共青団と少年先鋒隊を脱退することです。脱退すれば、天が中国共産党と悪人を滅ぼす時にその巻き添えを受けません」と伝えました。

 ここまで話すと、人々は理解し「わかりました、脱退し、天が中国共産党を滅ぼす時に、巻き添えを受けません」と言いました。

 そこで、私は一人一人に「共産党組織に入ったことがありますか? 姓は何ですか?」と尋ねました。1人目の人が「入ったことがあります、姓は李です」と言ったので、私は「それでは、李順、という名前で脱退しましょう」と言うと、李さんは「わかりました!」。2人目の性は張だったので、張利としました。このように、縁起がいい言葉をその人たちの姓に付け加えて、その家の人、全員を三退させました。さらに、真相定期刊行物と福の字、掛け軸、カレンダー、お守りなどをその人たちにあげ、その人たちが家に帰ってきちんと読めるようにしました。最後に2017年の幸せと吉祥を祝い「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を覚えてもらいました。その言葉を聞いて、みんなとても喜びました。

 さらにある日、私はある家に着きました。その家ではちょうど唐辛子を作っているところで、オンドルの上に7、8人が座っていました。私達は中に入った後「我々は県内から来た者で、よいことがあるので皆さんを落としたくなく、さんに平安と幸せがもたらされるようお祈りします」。そのように言ってから「『三退』とは何か、なぜ『三退』しなければならないのか」を伝えると、その人たちは話を聞いた後、全員同意しました。そして、仮名を使って、各々が加入している中国共産党組織を脱退させました。そして、真相資料と祝福の言葉をその人たちに渡し、笑いながら別れました。

 縁のある人を1人も見落とさない

 ある日、私達はある村に到着し、同修が「先日、別の同修がここに来ましたが、ほとんど支持を得られず、というのも、この村にはキリスト教を信じている人が多かったからです」。そこで、私はまず正念を発して、他の空間の邪悪の邪魔を整理しました。そして村に入り、1軒の家に着き、来意を説明するとその家の人が同意したので、次の家にも行きました。

 この時、自転車に乗った人が通りかかったので、私は「もうすぐお正月ですね、あなたに福を届けに来たのですが、あなたによいことを一つ伝えましょう。『三退』すれば平安が保たれます。共産党は廟を打ち砕き、寺院を壊し、終始闘い、神佛を否定し、人の道徳を低下させました。人間が治めなければ天が治め、天が悪人を淘汰する時、私良い人が巻き添えを食ってはいけません。党、共青団、少年先鋒隊に入った人は皆、その一分子で、一緒にひどい目に遭います。その無神論組織を脱退し、法輪大法が素晴らしいと認めさえすれば、後の大災難を平安に過ごせます。心の中で脱退し、偽名を使っても大丈夫です」と親切に挨拶しました。

 すると、その人は理解し「わかりました、私は少年先鋒隊に入ったことがあるので脱退します」と言いました。そこで、私はその人に真相定期刊行物を読んでもらうためにあげました。

 この時、また2人の人が来て、その人にも真相を伝えると、2人は争うように真相資料を欲しがりました。それから、続々と13、4人がやって来て、私2人は一人一人に真相を伝えて「三退」させました。すると、この時突然、誰かが大声で「このご時世、庶民が穀物を売れないでいるのに誰も関わらない。共産党は崩壊し、法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。

 農民の中には昼休みに昼寝をする習慣のある人がいます。以前、昼寝をしている人に出会った時、人の邪魔をするのを恐れて離れて行ってしまいました。しかし「一度なかなかできないと思ったら、二度目がとても難しくなるので、昼寝をしている人を落としたくない」と思いました。そして同修は「昼寝をしている人に会った時、その人の目を覚まして『すみません、お邪魔します。邪魔をしたくはないのですが、私の話すことはあなたが眠ることよりもっと重要で、あなたを落としたくないのです』。このように話すと、みんな私が伝える真相を聞き『三退』する人もいました」

 同修の話を聞いて、自分と同修の差が大きいと感じ、その次は私も観念を変え、本当に心の底から相手のために救い済度しなければならず、同修のように行おうと思いました。すると、多くの人が支持し「ありがとう!」という人さえいました。

 この時「慈悲心をもっており、一心に相手のためを想いさえすれば、どんな状況下でも人を救うことができる」ということをさらに身に染みて感じました。

(続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/17/356182.html)
 
関連文章