【明慧日本2021年11月13日】(前文に続く)
3、かつて4年間拘禁された姚桂華さんに再び3年の懲役
明慧ネット10月3日の報道によると、数カ月前には、山東省淄博市淄川区嶺子鎮の道路に面する小さな理髪店では、顧客が自転車、電気自動車を店の前に多く止めてあり、理髪師の姚桂華さんはハサミを操作しながら、お客さんと楽しく会話していたが、今では玄関前には人影がなく、シャッターやドアは閉まり、寂寥感に満ちている。
姚桂華さん |
閉店した姚さんの理髪店 |
姚さんが10年前から経営していた理髪店は、優れた技術と温かいサービス、そして適正な価格で、近所での人気店だった。しかし、姚さんは5月4日、嶺子鎮と商家派出所の警官らに連行された後、繁盛していた理髪店を閉鎖せざるを得なかった。姚さんは淄博市留置場に拘禁された。
9月23日、姚さんは淄川区裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告され、5000元の罰金を科された。
姚さんをよく知っている村人たちは、理髪店の前を通るたびに、閉鎖している店を見て首を振り、「あんなに良い人が連行されるなんて、中共は本当に悪いことをやり尽くしている」と嘆いた。
二、警官が家宅捜索を行った際に金銭を掠め取り、裁判官は法律の看板を掲げて重刑を下す
名前 | 省 | 市 | 区県 | 刑期 | 裁判所罰金(元) | 警官押収した現金 | 年齢 |
趙美君 | 安徽省 | 淮南市 | 8年6カ月 | 凍結3万以上 | |||
任海飛 | 遼寧省 | 大連市 | 10年 | 10万 | 75万 | 46 | |
孫中麗 | 遼寧省 | 大連市 | 7年 | 7万 | |||
陳麗萍 | 江西省 | 南昌市 | 3年執行猶予5年 | 3万 | 45 | ||
楊金鳳 | 江西省 | 南昌市 | 3年執行猶予5年 | 2万5000 | 67 | ||
万筱萍 | 江西省 | 南昌市 | 3年執行猶予5年 | 2万5000 | 66 | ||
黄惠芳 | 広東省 | 茂名市 | 高州市 | 4年 | 2万 | 67 | |
殷仙萍 | 江西省 | 九江市 | 都昌県 | 4年 | 2万 | 55 | |
付麗華(傅麗華) | 遼寧省 | 大連市 | 旅順口区 | 3年 | 2万 | ||
梁秋長 | 広東省 | 江門市 | 5年 | 1万 | |||
李玉珍 | 黒龍江 | ハルビン | 4年 | 1万 | |||
曾建江 | 黒龍江 | 鶏西市 | 密山市 | 1年6カ月 | 1万 | ||
艾艶静 | 遼寧省 | 瀋陽市 | 康平県 | 5年 | 1万 | ||
史梅蘭 | 寧夏 | 石嘴山市 | 3年2カ月 | 1万 | |||
王明慧 | 四川省 | 雅安市 | 7年4カ月 | 1万 | |||
代群英 | 四川省 | 瀘州市 | 3年8カ月 | 7000 | 68 | ||
王美卿 | 湖北省 | 荆州市 | 2年6カ月 | 6000 | |||
劉開勝 | 四川省 | 瀘州市 | 3年6カ月 | 6000 | 48 | ||
張惠 | 広東省 | 広州市 | 4年 | 5000 | 76 | ||
陸国坤 | 広東省 | 茂名市 | 3年6カ月 | 5000 | |||
呉永堅 | 広東省 | 清遠市 | 1年6カ月 | 5000 | |||
劉鳳雲 | 黒龍江 | 佳木斯 | 湯原県 | 2年 | 5000 | 56 | |
李桂英 | 江蘇省 | 淮安市 | 3年 | 5000 | |||
万金蓮 | 江西省 | 南昌市 | 1年 | 5000 | 70 | ||
厳英 | 寧夏 | 呉忠市 | 2年 | 5000 | 58 | ||
鄭鳳英 | 寧夏 | 呉忠市 | 1年6カ月 | 5000 | 69 | ||
馬雄德 | 寧夏 | 呉忠市 | 1年6カ月 | 5000 | 72 | ||
鄭亜荣 | 寧夏 | 呉忠市 | 1年6カ月執行猶予2年 | 5000 | |||
韓公英 | 山東省 | 日照市 | 1年6カ月 | 5000 | 70 | ||
楊潔 | 山東省 | 日照市 | 1年6カ月 | 5000 | 40 | ||
姚桂華 | 山東省 | 淄博市 | 3年 | 5000 | 55 | ||
簡紅梅 | 四川省 | 瀘州市 | 3年4カ月 | 5000 | |||
劉新安 | 湖北省 | 荆州市 | 2年 | 4000 | |||
王海敏 | 黒龍江 | 黒河市 | 1年6カ月 | 3000 | |||
李世芳 | 四川省 | 瀘州市 | 2年10カ月 | 3000 | 67 | ||
盛麗 | 広東省 | 深圳市 | 1年5カ月 | 2000 | 46 | ||
鄧永梅 | 湖北省 | 荆州市 | 6カ月 | 2000 | |||
雷華梅 | 湖南省 | 懐化市 | 3年 | 2000 | |||
王華芬 | 江蘇省 | 淮安市 | 6カ月 | 1000 | |||
楊婉馨 | 北京市 | 9年 | 65 | ||||
10月、中共の関係者が学習者から掠め取った現金の総額は122万6000元。裁判所が科した罰金は47万6000元で、警官らが家宅捜索を行った際に不当に押収した金額は75万元。また、3万元以上の学習者の資金が凍結された。 |
三、年配学習者への迫害
名前 | 省 | 市 | 区県 | 刑期 | 裁判所罰金 | 職位 | 年齢 |
王某順 | 広東省 | 深圳市 | 1年7カ月 | 79 | |||
徐木蘭 | 江蘇省 | 鎮江市 | 1年6カ月 | 78 | |||
夏玉蘭 | 江蘇省 | 鎮江市 | 1年6カ月 | 78 | |||
張惠 | 広東省 | 広州市 | 4年 | 5000 | 76 | ||
栄鉄文 | 吉林省 | 吉林市 | 4年6カ月 | 74 | |||
馬雄德 | 寧夏 | 呉忠市 | 1年6カ月 | 5000 | エンジニア | 72 | |
何福秀 | 湖南省 | 常德市 | 澧県 | 2年 | 70 | ||
趙芯 | 吉林省 | 吉林市 | 1年執行執行猶予 | 70 | |||
張秀雲 | 吉林省 | 長春市 | 8年 | 70 | |||
万金蓮 | 江西省 | 南昌市 | 1年 | 5000 | 70 | ||
韓公英 | 山東省 | 日照市 | 1年6カ月 | 5000 | 70 | ||
孫卓英 | 上海市 | 浦東新区 | 1年6カ月 | 70 | |||
孟坤倫 | 四川省 | 内江市 | 5年 | 70 | |||
付天禄 | 四川省 | 内江市 | 3年6カ月 | 70 | |||
譚祖瓊 | 重慶市 | 開州区 | 3年 | 70 | |||
鄭鳳英 | 寧夏 | 呉忠市 | 1年6カ月 | 5000 | 69 | ||
崔玉秋 | 吉林省 | 長春市 | 1年6カ月 | 吉林大学職員 | 68 | ||
代群英 | 四川省 | 瀘州市 | 3年8カ月 | 7000 | 68 | ||
黄惠芳 | 広東省 | 茂名市 | 高州市 | 4年 | 2万 | 67 | |
趙昌艮 | 湖南省 | 常德市 | 澧県 | 5年 | 67 | ||
鄭洪琴 | 吉林省 | 長春市 | 楡樹市 | 6年6カ月 | 67 | ||
楊金鳳 | 江西省 | 南昌市 | 3年執行猶予5年 | 2万5000 | 67 | ||
李世芳 | 四川省 | 瀘州市 | 2年10カ月 | 3000 | 瀘州市ベッドリネン工場の社長 | 67 | |
万筱萍 | 江西省 | 南昌市 | 3年執行猶予5年 | 2万5000 | 66 | ||
楊婉馨 | 北京市 | 9年 | 退休教師 | 65 |
1、長春市の張秀雲さんに懲役8年、崔玉秋さんに懲役1年6カ月の不当判決
◎張秀雲さん 懲役8年を宣告される
張秀雲さん(70代)は、懲役8年の実刑判決を宣告された。現在、控訴中である。
2020年9月14日、張さんは法輪功の内容の掲示物を貼り付けたとして、長春市朝陽区公安局傘下の派出所の警官に連行され、留置場に拘禁された。その後、家宅捜索が行われ、法輪功の書籍、法輪功師父の写真、資料が押収された。
当時、張さんの息子も刑務所に拘禁されていた。嫁は息子と離婚しているため、張さんが連行された後、小学生の孫娘2人を世話する人がいなくなった。
◎崔玉秋さん 懲役1年6カ月を宣告される
崔玉秋さん(68)は、2020年7月15日に連行され、不当に1年6カ月の実刑判決を言い渡された。弁護士の夫・杜景義さんも連行され、2年近くにわたって拘禁された後、2020年9月28日、長春市朝陽区裁判所で懲役7年の実刑判決を言い渡された。
2、延吉市の安福子さん(82)信仰を理由に拘禁される
朝鮮族の学習者・安福子さん(82)は、延辺電視大学を定年退職した政治学の准教授である。安さんは、法輪大法の信念を守り続けたとして、何度も連行され、不当に拘禁されていた。2021年9月下旬には再び吉林省女子刑務所に拘禁された。
今回、安さんが再び連行された原因は、2016年3月3日、安さんと朱喜玉さんを含む6人の学習者と一緒に、呉春延さん宅で人々に善を教える『轉法輪』という本を一緒に読んでいたことである。
そのとき延吉市公安局国保、コミュニティ関係者、派出所の警官ら大勢が呉さん宅に押し入り、家宅捜索を行った。呉さん宅にあった法輪功関連書籍、法輪功の資料、パソコンなどの私有財産を禁制品として押収した。そしてその場にいた7人の学習者を河南派出所に連行した。
2016年5月5日、朱喜玉さん(63)、呉春延さん(58)、安福子さん(77)の3人は「居住区での監視」の判決を下された。
2016年12月27日、法曹部門の関係者は安さん、朱さん、呉さんの3人を裁判所に連れて行き、「この案件は取り下げる」と宣告した。これは3人にとって良い結果であり、3人は解放された。しかし、3人に対する迫害は停止していない。
2017年4月7日、裁判所の関係者は「手続き」との理由で安さん、朱さんを延吉市裁判所に連れて行った。呉さんは体の不調を理由に行かなかった。
延吉市裁判所の裁判官・金英玉は、正式な裁判審理を経ずに突然、朱さんに懲役4年、安さんに懲役3年の実刑判決を宣告し、2人の健康状態を考えて「執行猶予」をつけた。
安さんは判決を不服として控訴した。安さんは以前、胃の全摘出のほか、肺炎、呼吸不全、脳血栓症、巨赤芽球性貧血、全身のむくみ、などの病気を患っていた。救急治療室の医師でさえ安さんの治療を諦めたが、法輪功に出会ってから、安さんの病気は回復した。
3年以上が経過し、不当に科せられていた3年間の「居住区での監視」はとっくに終了しているにもかかわらず、延吉市裁判所は安さんを再び連行し、延吉市留置場に拘禁した。
9月下旬、安さんは吉林省女子刑務所に拘禁され、今なお迫害を受けている。
(完)
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