【明慧日本2022年2月7日】(前文に続く)
(三)公安系統(公安局、留置場、派出所を含む)
表6:公安系統関係者は悪報に遭った統計表
分類 | 損傷 | 重体 | 癌 | 死亡 | 自殺 | 処罰 | 精神異常 | 総人数 | パーセンテージ | 本人 | 家族に災いを及ぶ |
公安局 | 4 | 4 | 5 | 20 | 1 | 127 | 5 | 166 | 30 | 9 | 12 |
表6により、悪報に遭った公安系統の関係者は最も多い。損傷4人、重体4人、癌を患う5人、死亡20人、自殺1人、処罰127人、精神異常5人、合計166人である。総人数の30%を占め、そのうちの9人は家族の12人に災いを及んだという。
1、公安系統関係者が悪報に遭った事例のまとめ
(1)北京2人
張利民:北京平谷市公安局平谷支局の局長、副区長、2021年に処罰された。
王懐勝:北京平谷留置場の所長、2021年に処罰された。
(2)広東省13人、そのうちの1人は2人に災いが及んだ。
黄偉廷:広東恵州安墩派出所の警官、2021年交通事故で負傷。息子は精神病になり、嫁は自殺。
李会穎:広東省雲浮市雲安の元区委常委・公安局長、2020年に癌を患って入院。智力は児童まで落ちた。
童国周:広東省雲浮市雲安区公安局の政保課課長、2008年に上咽頭癌で死亡。
鐘国営:広東省雲浮市雲安区公安局の元政保課課長、新興県公安局の局長、判決を宣告された。
黄桂攀:広東省雲浮雲安県公安局の元副局長、政保課を担当。判決を宣告された。
鐘明:広東翔潮州市副市長、公安局局長、市委政法委第一副書記。2021年に規律・法律違反で立件されて取り調べられた。
梁進海:広東陽江市副市長、公安局局長。2021年7月に規律・法律違反で取り調べられ、司法に移送された。
張栄輝:広東省の元司法庁副庁長、湛江市公安局局長。2021年に規律・法律違反の疑いで取り調べられた。
楊文偉:広東茂名高州市の元公安局局長。2021年に違法の疑いで取り調べられた。
鄭英彪:広東茂名市公安局茂南支局の官渡派出所所長。2021年に違法の疑いで取り調べられた。
周沛涛:広東廉江市公安局城北派出所の元所長。2021年に規律・法律違反の疑いで取り調べられた。
(3)広西省1人
黄東剛:広西欽州市公安局の副局長、欽州市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の元支隊長。2021年自首し、規律・法律違反の疑いで調査された。
(4)海南1人
宋順勇:海南省公安庁の元巡回員。2021年に取り調べられ、監察調査された。
(5)河北32人、そのうちの6人は8人に災いが及んだ
賈瑞芹:河北保定市満城区留置場の元所長兼刑務所の医者。2020年に交通事故で負傷。満城区公安局の息子は調査され、嫁は離婚。
孫永業:河北保定市満城区神星鎮派出所の元指導員。2021年に刺されて死亡。
喬元如:河北保定定興県留置場の所長。2020年、北京の病院へ移送される途中で死亡。
劉文占:河北保定淶水県の元公安局党委書記、局長。2021年に汚職、枉法徇私の疑いで起訴された。
唐国利:河北滄州市運河区国保隊長、2019年に解雇された。
張洪楨:河北滄州滄県崔爾荘鎮の元派出所所長。2021年に懲役6年6カ月の判決を宣告された。
楊慶社:河北邯鄲市永年区公安局の副局長。2021年に逮捕され、自宅を捜索後、現金100万元以上(1600万円以上)が見つかった。
楊慶社の妻:河北邯鄲永年区臨洺関鎮の派出所の警官。2021年に連行された。
哈福竜:河北唐山遷安市の国保の元副科長。2009年年から末端の派出所に転勤。父の哈瑞臣は交通事故で死亡、母は交通事故に遭い植物人間になった。
董君彪:河北唐山遷西県の公安局副局長。2016年に脳梗塞を患い、回復できず、出勤できない。妻は2020年に死亡。
劉金良:河北唐山市豊潤区政府の副区長、区公安局の局長。2021年に違法の疑いで連行されて調査された。
趙明智:河北廊坊原三河市公安局の副局長。2021年に反社会勢力を守ることに参与したため、懲役6年6カ月の判決を宣告された。
孫旭文:河北廊坊三河市公安局の元副局長。2021年に反社会勢力を守ることに参与したため、懲役7年6カ月の判決を宣告された。
唐連棟:河北三河市公安局の刑事偵査の元大隊長。2020年に懲役3年6カ月の判決を宣告され、その後、再審で刑3年を加えられて合計懲役6年6カ月の判決を宣告された。
辛軍:河北三河任燕郊西城派出所の副所長、指導員。2020年に反社会勢力を守ることに参与したため、2019年に連行され、2020年に懲役6年の判決を宣告された。
康俊宇:河北三河市公安局元政委。精神異常になり、息子は交通事故で死亡。
祁暁全(音):河北三河市公安局燕郊支局の元警官。息子は交通事故で死亡。
許振霞:河北石家荘市公安局の元常務副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
張岐崗:河北石家荘公安局の副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
陳志剛:河北石家荘市趙県公安局の局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
程蔚青:河北張家口市公安局の党委書記、局長、監督点検長。2021年に脳神経膠腫を患った。
高全平:河北張家口赤城県公安局の元科長。現在、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)隊長。2021年に息子は愛人の家で急死。
王順義:河北張家口の歴任赤城県公安局刑警隊の隊長、薬物更生大隊の隊長。2021年に狩りで誤って人を射殺して逮捕された。
馬勁松:河北張家口赤城県副県長、公安局局長。2021年に爆弾を解除した時、操作の間違いで人を殺し、厳重警告処分された。
(6)河南3人
李軍信:河南漯河市副市長、市公安局局長、河南省司法庁労教局の元副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで自首し、調査された。
楊国平:河南開封市公安局の元副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで公職を追放された。
韓保強:河南安陽市公安局副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
(7)黒竜江省21人、そのうちの1人は1人に災いを及んだ
李茂山:黒竜江大慶市公安局譲胡路支局の局長、二級高級警察長。2021年に規律・法律を違反の疑いで現在、規律審査と監察調査されている。
常建民:黒竜江ハルビン市賓県勝利鎮派出所の所長。2020年に拘禁された。
韓豊:黒竜江ハルビン市公安局香坊支局の元党組成員、副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで現在、規律審査と監察調査されている。
孫延斌:黒竜江ハルビン市公安局の公共情報ネット安全監察支隊の元副支隊長。2021年に規律・法律を違反の疑いで現在、規律審査と監察調査されている。
孫玉慶:黒竜江ハルビン市公安局戸政支隊政委。2021年に規律・法律を違反の疑いで現在、規律審査と監察調査されている。
李迎臣:黒竜江鶴崗市興安分局の副局長。2021年に突然発病し、応急手当のかいもなく死亡。
李樹林:黒竜江鶴崗市留置場の元所長。息子は急病で死亡。
趙栄洲:黒竜江鶴崗市公安局の副局長。2021年に末期癌だと診断された。
徐玉亭:黒竜江鶴崗市公安局興安支局の副局長。2021年に職務を解かれ、一般の警官に左遷された。
張原(音):黒竜江省鶴崗市公安局南山支局の鉄西派出所の警官。2021年に癌を患った。
鄔本洪:黒竜江省鶴崗市工農支局法制課の課長。10年前に検察庁、裁判所に起訴された。その後、落胆して定年退職した。
楊振方(音):黒竜江省鶴崗市工農支局新南派出所の元所長。10年前に判決を宣告され、公職を追放された。
姜金勝:黒竜江省鶴崗市工農支局刑警隊の中隊長。10年前に判決を宣告され、公職を追放された。
張長青:黒竜江省鶴崗市公安局工農支局の国保隊長。2021年に一般の警官に左遷された。
袁陸鷹:黒竜江省鶴崗市公安局向陽支局南翼派出所の警官。重大の交通事故で自分が負傷のほか、相手の損害を賠償し、最後には刑務所に入所。
徐徳文:黒竜江省鶏西市公安局の党委委員、副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで自首し、現在調査中。
尚洪軍:黒竜江ジャムス市前進支局奮斗派出所の教導員。2019年病気で死亡。
張士強:黒竜江牡丹江市林口県公安局の治安課の副課長、三道鎮派出所の元所長。2021年にビルから墜落で負傷。
邵連営:黒竜江伊春市公安局二級高級警察長。2021年に規律・法律を違反の疑いで現在、規律審査と監察調査されている。
張慶弟:黒竜江伊春市金山屯区公安の副局長。2021年に腸癌の苦痛の中で死亡。
(8)湖北11人
魯軍:湖北孝感市孝南区城中派出所の所長。2020年に免職された。
袁涛:湖北荊門京山八裏途開発区の派出所警官。2009年に交通事故で負傷。
劉国和:湖北咸寧市嘉魚県新街鎮派出所の警官。2017年に肺がんで死亡。
万輝:湖北咸寧新街鎮派出所の所長。2020年に規律・法律を違反の疑いで逮捕され、拘禁された。
程然:湖北咸寧新街鎮派出所の警官。2020年に通報され、逮捕されて拘禁。
劉菊生:湖北武漢市公安局の元中共党委副書記、常務副局長(副庁級)。2021年に汚職罪、枉法徇私罪、職権濫用罪の疑い、巨額の財産の由来不明。
王全勝:湖北宜昌市西陵区の副区長、市公安局西陵区支局の局長。2021年に規律違反と職務違法の疑いで調査された。
鄧宏欽:湖北宜昌市公安高新区支局の局長。2021年に懲役5年8カ月、罰金30万元(約480万円)の判決を宣告された。
申明海:湖北宜昌市点軍区派出所の所長。2021年に調査された。
鄭寿智:湖北宜昌五峰県公安局の局長。2021年に調査された。
李貴平:湖北麻城市公安局の副局長。2021年に懲役7年の判決を宣告された。
(9)湖南3人
高磊:湖南郴州市白露塘派出所の所長。2021年に汚職の疑いで調査された。
穀陸文:湖南永興県公安局の元局長。2021年に違法、規律を乱すの疑いで自首、現在調査中。
楊懿文の妻・李湘江:湖南常徳長沙市公安局の副局長。2021年に調査された。
(10)吉林6人
劉洪偉:吉林長春市朝陽区政府の副区長、長春市公安局朝陽公安支局の局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
銭孔亮:吉林大安市副市長、公安局長。2019年に免職された。
張懐乾:吉林大安市公安局の副局長。2019年に賄賂及び汚職で自首、秘密裏に拘禁されている。
李子木:吉林大安の元国保副隊長。2016年に甲状腺がんを患った。妻は2021年に突然、吐血して、自宅で死亡。
紀凱平:吉林通化市政協主席、市公安局の元局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
(11)江西1人
葉国兵:江西省政協社会および法制委員会の副主任、江西省公安庁副庁長。2021年に規律・法律を違反の疑いで調査された。
(12)遼寧13人
李文喜:遼寧省公安庁の元庁長。2021年に汚職で待遇を取り消された。犯罪の疑いで起訴された。
薛恒:遼寧省政協の元副主席、遼寧公安庁の元庁長。2021年に規律・法律を違反の疑いで自首、調査された。
李永富:遼寧建平張家営子郷公安派出所の所長。2021年に突然心臓病を発病して死亡。
蒋維民:遼寧錦州市石橋子派出所の副所長。2019年に突然、心筋梗塞で死亡。
李文傑:遼寧凌源市城関派出所の元所長。2021年に脳梗塞で死亡。
王洪魁:遼寧営口市バ魚圏区の国保大隊大隊長。現在、バ魚圏区交通警官大隊長。2021年の汚職問題と関わりがある。
劉武仁:遼寧錦州市公安局の副局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで自首、調査された。
陳愛党:遼寧葫芦島市建昌県公安局のテロ対策大隊の教導員、一級与力。素珠営子郷派出所で在職期間、2021年に突然心臓病を発病して死亡。
孟煒:遼寧丹東市副市長、市公安局の党委書記、局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで、調査された。
王凱:遼寧錦州凌海市副市長、公安局局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで、調査された。
胡斌:遼寧北鎮市副市長、公安局局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで凌海市紀委監委に規律審査・監察調査された。
楊建軍:遼寧瀋陽市公安局の局長、中共党委書記、瀋陽市副市長。2021年に規律・法律を違反の疑いで、調査された。
楊玉忠:遼寧鞍山市岫岩満族自治県の公安局政委。2021年に規律・法律を違反の疑いで、調査された。
(13)内モンゴル3人
李成仁:内モンゴル包頭市の元副市長、公安局の局長。2021年に規律・法律を違反の疑いで、調査された。
于海:内モンゴル赤峰市の元副市長、公安局の元局長。2021年に調査された。
劉彩軍:内モンゴル赤峰市オンニュド旗公安局国保の隊長。2021年に癌を発症。
(14)寧夏1人
張鋭:寧夏固原市留置場の所長。2021年に調査された。
(続く)