【明慧日本2023年7月20日】（前文に続く）

　四、35人の学習者が強制洗脳の迫害を受ける

　明慧ネットの報道によると、2023年1～6月、35人の学習者が強制的に洗脳班に入れられ、強制洗脳を行われた。

　迫害事例

　1、かつて懲役4年の判決を受けた韓来青さん　洗脳班に拘禁される

　2023年5月6日、山西省晋中市の学習者・韓来青さんは同市太谷区政法委員会、地元派出所、国保の警官によって洗脳班に送られ、強制洗脳が行われた。韓さんはいまだに拘禁されている。

　5月6日朝8時、大雨が降っている中、韓さんの家のドアが叩かれた。家族は「どなたですか」と聞くと、「派出所の警官だ」と返事があった。家族は大雨だったのでドアを開けると、その途端十数人の警官に押し入られ、韓さんを連行した。

　警官らは、それまでも常に韓さんの家に行って、嫌がらせをし続けていて、何度も韓さんを学習班（洗脳班）に入れようとしたが、家族に阻止された。

　2022年の冬のある日、政法委員会、地元派出所、国保の警官は韓さんの家に行き、バイト先からの帰りを待ち、韓さんを洗脳班に入れることを企んだ。韓さんはそれを拒否した。

　しかし、大雨の日に韓さんは連行され、洗脳班に送られた。

　農民は土地に頼って生活しており、耕作が本格化するこの時期に、太谷区政法委員会の警官は法輪功を信仰しているという理由だけで、耕作を無視し、家庭の主な労働力を奪い、洗脳班に入れた。

　政法委員会と国保の警官は、自分の身分や職位を明らかにしていなかった。

　長年にわたり、太谷区政法委員会、国保、派出所の警官らは、韓さんに嫌がらせをし続け、韓さん一家の生活に悪い影響を与えた。韓さんの家族は店を経営しているが、嫌がらせを避けるためにしばしば閉店しなければならず、多大な経済的損失と精神的ストレスが生じた。

　優しい韓さんはかつて、刑務所に4年間拘禁されていた。

　五、経済による迫害

　明慧ネットの報道によると、2023年1～6月、中共の警察と社会保障局は、家宅捜索、脅迫、恐喝など様々な手段で、学習者から83万2593元を強制的に取り上げ、19人の年金支給を停止した。

　迫害事例

　1、湖南省祁東県の学習者6人は連行され18万元を奪われる

　明慧ネットの2023年4月5日の報道によると、2023年3月13日と14日、衡陽市祁東県(こうようし　きとうけん)で70～80歳の学習者7人が地元警官に連行された。現在、張柏林さん、張新発さん、張知虎さん、唐炳生さん、匡宗堯さん、邱新乃さんの6人は拘置所に拘留されている。警官は唐炳生さん、匡宗堯さん、邱新乃の3人から大量の私物と現金を強奪した。

　学習者たちは警官に家宅捜索をされた。唐炳生さんはパソコン、プリンター、法輪功関連資料を押収され、匡宗堯さんは大量の法輪功についての真相資料と現金約10万元を奪われ、邱新乃さんはパソコン、プリンター、法輪功についての真相資料と現金約8万元を奪われたという。　

　（完）

　附録：

　2023年上半期、連行された中国国内の学習者の状況統計（中国語）： (ダウンロード162KB .xlsx）

　2023年上半期、嫌がらせを受けた中国国内の学習者の状況統計（中国語）(ダウンロード107KB .xlsx)

　2023年上半期、洗脳班に送られた中国国内の学習者の状況統計（中国語）ダウンロード14KB .xlsx)