【明慧日本2023年7月24日】(前文より続く)
擁護自由国際連盟顧問「国会は法輪を支持する声を上げるべきである」
集会でスピーチする擁護自由国際連盟(ADF)の法律顧問のショーン・ネルソン氏 |
擁護自由国際連盟(ADF)の法律顧問のショーン・ネルソン氏は集会で、「何十年にもわたって、中共政権は、その信念と実践のために、法輪功団体を(弾圧の)標的にしてきました。最近の報告によると、中共による拷問や虐待で死亡した法輪功メンバーの総数は5000人を超えています。昨年だけで、180人以上の学習者が迫害で死亡している。数え切れないほどの人が、衝撃的な生体臓器収奪の犠牲者となりました」と述べた。
同氏は、「中共は信仰に対して戦争を仕掛けている」と表現した方が適切だという。
ネルソン氏は集会に参加した学習者に、「皆さんが声を上げ続けることが、人々を奮起させとても重要です。皆さんは法輪功団体のためだけでなく、中共によって迫害されているすべての宗教団体や信仰団体のために声を上げています。今こそ議会は皆さんを支援すべきです」と語った。
フリーダムハウス上級顧問「学習者への残酷な迫害は続いている」
集会でスピーチする「フリーダムハウス」上級顧問のサラ・クック氏 |
「フリーダム・ハウス」上級顧問のサラ・クック氏は集会で、江沢民が数千万の中国国民の信仰を迫害するキャンペーンを開始してから24年が経ったが、学習者に対する(中共)の残忍な迫害は今も続いていると述べた。
クック氏は米国政府、企業、そしてすべての聴取者は、中国国民の側に立って、中共の財政支援の圧力に屈して沈黙を貫いてはならず、人権侵害を行った人々の責任を追及し、中国で人権を守り維持しようとするすべての人々を支持し、最終的には法輪功とすべての中国人に自由をもたらすために最善を尽くすよう呼びかけた。
共産主義犠牲者記念財団理事長「中共の犯罪に声を大にして反対し続ける」
集会でスピーチする共産主義犠牲者記念財団理事長アンドリュー・ブレンバーグ氏 |
共産主義犠牲者記念財団の理事長兼CEOであるアンドリュー・ブレンバーグ氏は、集会で中共による学習者からの生体臓器収奪の犯罪を非難した。
同氏は、「共産主義犠牲者記念財団は、すべての人に対し、これらの凶悪な人権侵害への共謀について、中共およびその他の外国政府の責任を問うよう強く求めます。われわれは引き続き中共の犯罪に対して声を大にして反対し、学習者を含む中共のすべての犠牲者の人権と正義のために闘います」と語った。
ラントス人権・正義財団理事長「学習者は最も深刻な苦しみを受けている」
集会でスピーチするラントス人権・正義財団理事長カトリーナ・ラントス・スウェット氏 |
ラントス人権・正義財団のカトリーナ・ラントス・スウェット理事長は集会で、 「ここに立って、この黄色の海(黄色Tシャツを着ている学習者たちを指す)を見るのは、なんと感動的なことでしょう。あなたたちの美しい旗、そして最も重要なのは、皆さんの揺るぎない、忠実、善良、知性的な顔が素晴らしいのです。あなたたちは私たち一人ひとりにとってインスピレーションの源です。私は皆さんに感謝しています。皆さんは信仰のある人で、大きな勇気を持つ人です。非常に重要なことは、耐え難い迫害に直面しても、皆さんの決意は屈しない、放棄しない、そして揺るぎない、粘り強く、胸を張っています。私たちはあなたたちを愛し敬服しています。今、私たちは知っていますが、中国においてどの団体よりも法輪功が最も大きな苦難を受けています。私たちは毎年会わないことを願っています。なぜなら、無実の学習者に対するこの恐ろしい犯罪は終わらせなければならないからです」と述べた。
家族研究委員会副所長「世界は中共に対して沈黙を続けてはならない」
集会でスピーチする家族研究委員会信教自由センターの副所長、アリエル・デル・トゥルコ氏 |
家族研究委委員会信教自由センターのアリエル・デル・トゥルコ副所長は集会で、「多くの人が中国政府を米国の競争相手と呼んでいます。実際、中国政府は今日の世界における人権に対する最大の脅威です」と指摘した。
トゥルコ副所長は、「世界の他の国々は、この人権侵害について沈黙を保って続けではならない。今日、私たちは学習者と中国全土の信教の自由のために戦っており、中共の行為の責任を追及しなければなりません」と訴えた。
クリスチャン・フリーダム・インターナショナル会長「学習者の努力が大きな変化をもたらし始めている」
集会でスピーチするクリスチャン・フリーダム・インターナショナルのウェンディ・ライト会長 |
クリスチャン・フリーダム・インターナショナルのウェンディ・ライト会長は集会で、「今日はここに来ていただき、ありがとうございます。私が初めて法輪功に出会ったのは20年ぐらい前で、ナショナル広場を散歩していた時、今日のような場面でした。私は以前から法輪功を聞いたことがあり、しかし、学習者が平和的に中共の邪悪を暴露しています」と述べた。
この迫害は24年間も続いている。 ライト会長は「あなたたちの努力は大きな変化をもたらし始めています。中共邪悪に抵抗するためには皆さんの平和的な粘り強さがとても重要で不可欠です。あなたたちの証言、声、邪悪に対する暴露が政府指導者らの行動を鼓舞しています。あなたたちは人々を目覚めさせています。あなたたちは企業に共産党と関わらないよう圧力をかけています。あなたたちは人々の良心に触れています」と語った。
ヘンリー・ジャクソン協会研究員「政策立案者は迫害を終わらせるための措置を講じるべき」
集会でスピーチするヘンリー・ジャクソン協会研究員ダレン・スピンク氏 |
「ヘンリー・ジャクソン協会」の准研究員であるダレン・スピンク氏は集会で、学習者が直面する苦境は米国の政策立案者が関心を持つべきと指摘した。
スピンク氏は、「政策立案者は、米国の資本市場から中国への対外投資を制限するなど、法輪功への迫害を終わらせるための是正措置を検討すべきです。これらの領域には、(中共による)法輪功迫害を米国の年金基金、他の米国の金融業界の投資が一部が使われ、迫害を激化しています。米国の資金が中共に資金を提供することは許されないのです」と述べた。
世界キリスト教会のアドボカシーディレクター「学習者の力と勇気が影響をもたらし始めている」
集会でスピーチする世界基督教会アドボカシーディレクターのフェイス・マクドネル氏 |
学習者・王珊珊さん「母親に中共から懲役4年の不当な実刑判決を言い渡される」
集会で母親への不当な判決を語る王珊珊さん |
米国の首都で行われた反迫害集会で最後にスピーチしたのは、学習者の王珊珊さんである。
王さんの両親と4人の兄弟は、1996年に法輪大法の修煉を始めた。家族全員が法輪大法の「真・善・忍」の原則に従い、心を修め善に向かわせている。 1999年に中共が法輪功迫害を始めて以来、もともと幸せだった家族は離散し、家族が破壊されるまで迫害を受けているという。
王さんは集会で、母親の劉愛華さんは法輪大法の修煉を堅持したため、過去24年間で10回以上中共に強制連行され、拘禁され、10年以上を中共の刑務所で過ごしたと語った。 2023年3月10日、劉さんは公判なしで懲役4年の実刑判決を言い渡され、その理由は人々に「法輪大法は素晴らしい」と伝え、自宅から法輪功の本が見つかったからだという。
集会の後、学習者はワシントンD.C.で反迫害パレードを行った。
(完)