【明慧日本2023年8月3日】（前文に続く）

　四、経済面での迫害

　明慧ネットの統計によると、2023年上半期において、中共による現金293万1242元（約5860万円）のゆすりが強要されたことが判明した。そのうち、裁判所による罰金264万6942元（約5300万円）、警官によるゆすりは28万4300元（約560万円）。　

　迫害事例：

　1、ハルビン市賓県の王健さんは懲役2年、罰金10万元

　黒竜江省ハルビン市賓県の学習者・王健さん（35）に対する裁判が、2023年3月6日に依蘭県裁判所で開かれた。

　3月9日に懲役2年、罰金10万元（約200万円）の不当な判決を宣告され、本人は翌日控訴した。

　2、德陽市の趙婕さんは懲役8年、罰金10万元

　四川德陽市の学習者・趙婕さん（52）に対する裁判が、2023年2月17日に市旌陽区裁判所で開かれ、懲役8年、罰金10万元（約200万円）の実刑判決を言い渡された。家族は趙さんの無罪解放を呼びかけている。

　3、東営市の周德勇さんは懲役8年、罰金10万元

　山東省東営市の学習者・周德勇さんは2023年4月22日、市東営区裁判所に懲役8年、罰金10万元（約200万円）の不当な判決を宣告された。本人は判決を不服して控訴し、海外にいる家族も救出を呼びかけている。

　4、山東省冠県の張丙亮さんは懲役4年、現金20万元以上を奪われた

　張丙亮さん（68歳男性）は山東省冠県梁堂鎮の張里村163号に在住。懲役4年、罰金1万元（約20万円）の不当な判決を宣告された。さらに、2022年8月19日、県公安局の警官に肥料の資金20万元以上をゆすり取られた。

　（完）