【明慧日本2024年6月9日】(前文に続く)
三、60歳以上の学習者161人が連行、嫌がらせをされる
明慧ネットの統計によると、3月から4月までの間、60歳以上の年配学習者161人が連行され、嫌がらせを受けた。うち90~100歳が2人、80~90歳が41人、70~80歳が71人、60~70歳が47人だった。最高齢者は99歳。
名前 | 省 | 市 | 県区 | 家宅捜索 | 年齢 |
馬秀英 | 北京市 | 大興区 | 87 | ||
楊能文 | 雲南省 | 昆明市 | 87 | ||
劉興琨 | 遼寧省 | 錦州市 | 家宅捜索 | 85 | |
蒲沢秀 | 四川省 | 遂寧市 | 家宅捜索 | 85 | |
陳桂芬 | 四川省 | 成都市 | 彭州市 | 84 | |
李景芬 | 河北省 | 廊坊市 | 家宅捜索 | 83 | |
夏秀華 | 河北省 | 唐山市 | 豊潤区 | 83 | |
周仁剛 | 遼寧省 | 本溪市 | 83 | ||
楊培春 | 湖南省 | 懐化市 | 中方県 | 家宅捜索 | 81 |
石学鳳 | 遼寧省 | 撫順市 | 東洲区 | 81 | |
陳恵英 | 陝西省 | 漢中市 | 勉県 | 80 | |
向婆婆 | 湖北省 | 武漢市 | 江岸区 | 80 | |
石太太 | 遼寧省 | 撫順市 | 家宅捜索 | 80 | |
孫玉萍 | 河北省 | 承徳市 | 隆化県 | 家宅捜索 | 80 |
徐梅芬 | 湖北省 | 黄岡市 | 浠水県 | 80 | |
周洪貴 | 四川省 | 簡陽市 | 家宅捜索 | 80 | |
賀玉荣 | 河北省 | 張家口市 | 懐来県 | 80 |
名前 | 省 | 市 | 県区 | 家宅捜索 | 年齢 |
劉心蘭 | 広東省 | 梅州市 | 家宅捜索 | 99 | |
王鳳仙 | 山東省 | 煙台市 | 牟平区 | 90 | |
廖安安 | 甘粛省 | 白銀市 | 88 | ||
馬秀英 | 北京市 | 大興区 | 87 | ||
呉増書 | 河北省 | 廊坊市 | 永清県 | 86 | |
陳桂芬 | 四川省 | 成都市 | 彭州市 | 84 | |
王昌維 | 四川省 | 遂寧市 | 安居区 | 83 | |
李景芬 | 河北省 | 廊坊市 | 家宅捜索 | 83 | |
周仁剛 | 遼寧省 | 本溪市 | 83 | ||
魏少敏 | 遼寧省 | 撫順市 | 82 | ||
胡行銑 | 北京市 | 豊台区 | 82 | ||
劉俊華 | 四川省 | 南充市 | 81 | ||
単振全 | 吉林省 | 長春市 | 楡樹市 | 81 | |
江婆婆 | 湖北省 | 武漢市 | 80 | ||
王永盛 | 遼寧省 | 大連市 | 庄河市 | 80 | |
王永盛 | 遼寧省 | 大連市 | 庄河市 | 80 | |
斉彩芬 | 河北省 | 保定市 | 80 | ||
老陳 | 河北省 | 保定市 | 80 | ||
斉彩芬 | 河北省 | 保定市 | 80 | ||
老陳 | 河北省 | 保定市 | 80 | ||
劉盛会 | 北京市 | 西城区 | 80 | ||
陸阿姨 | 上海市 | 嘉定区 | 80 | ||
老汪 | 河北省 | 保定市 | 家宅捜索 | 80 | |
沈伯貴 | 湖北省 | 麻城市 | 80 | ||
宋悦山 | 吉林省 | 長春市 | 徳恵市 | 80 | |
梁淑智 | 遼寧省 | 瀋陽市 | 80 | ||
劉翠蘭 | 山東省 | 威海市 | 環翠区 | 80 | |
強恵蘭 | 陝西省 | 宝鶏市 | 渭濱区 | 家宅捜索 | 80 |
余風娥 | 陝西省 | 漢中市 | 漢台区 | 80 | |
孫玉珍 | 山東省 | 東営市 | 80 |
迫害の実例
1、北京市豊台区の胡行銑さん 嫌がらせを受ける
北京市豊台区に住む82歳の女性・胡行銑さんは、法輪功を学び、真・善・忍の理念を広めたとして、中共から繰り返し迫害を受けている。3月4日に始まった両会議の期間中、警官2人が1日12時間胡さんの家の前に配置され、会議が終わってから解除された。彼らは朝陽区十八里店事務所の610弁公室から派遣された。
4月22日午前10時ごろ、朝陽区十八里店派出所の警官と所長が再び胡さんの家にやって来て、一部の法輪功の資料を持ち去り、「4.25と5.13の関係で、派出所に出頭命令」と言った。他の多くの学習者も同時に嫌がらせを受けたという。
四、14人が強制的に洗脳班に送られる
迫害の実例
1、江西省南昌市の李芬玉さんと陳冬梅さん 洗脳班に連行
江西省南昌市の学習者・李芬玉さん(67)と陳冬梅さん(67)は4月3日正午、迫害の実態を人々に伝えていたところ、迫害の真実を知らない人に通報されたため、青山湖区公安支局国保の警官により連行され、洗脳班に送られた。
李芬玉さんと陳冬梅さんはともに度重なる迫害を受けてきた。最後に受けたのは、2023年2月22日である。2人は同市青山湖区の警官に連行され、二七北路拘置所で5日間拘束された。
五、経済的な迫害
明慧ネットの統計によると、3月から4月までの間、警官が家宅捜索を行った際、学習者から45万6900元を押収したことがわかった。
迫害の実例
1、広東省の李作忠さんと廖苑群さんが不当連行、約20万元押収
4月19日午前9時ごろ、広東省梅州興寧市の警官十数人が学習者・李作忠さんと廖苑群さんの自宅に押し入り、約20万元の現金、十数台のプリンター、および20箱の印刷用紙、多くの法輪功書籍、資料などを押収した。
家宅捜索は約3時間に及び、2人の学習者はその場で連行された。
2、佳木斯市の郭玉珠さん 退職年金を不当に取り消された
黒龍江省佳木斯市の学習者・郭玉珠さん(70)は、国家機関の退職幹部である。郭さんは法輪功を学ん日続けたとして、中共から何度も迫害を受けた。迫害の当初、郭さんは3回拘禁され、3年間の労働教養を科された。2018年、さらに1年2カ月の懲役を言い渡された。 2023年、毎月の退職年金を取り消された。
中年頃の郭玉珠さん |
3、上海の徐妮霞さん 年金を強制的に差し引かれ生活困難
上海市宝山区の学習者・徐妮霞さん(67)は、以前は毎月4000元の年金をもらっていたが、2022年12月から、上海市普陀区の社会保障局により、徐さんが法輪功を学び判決を受けたという理由で、毎月の年金から1833元を差し引かれた結果、1510元しかもらえなくなり、アパートを借りることも難しくなった。
徐さんは、2006年と2019年に不当な判決を宣告され、計7年間拘禁された。2022年11月に徐さんが解放された時、上海市普陀区社会保障局は、法的根拠もなく、7年の拘禁期間にすでに受け取った年金19万元を返還するよう要求した。直後、徐さんの毎月の年金から1833元を強制的に差し引き、8~9年間継続して差し引くという。
徐さんの夫は中共の迫害を恐れて10年前に徐さんと離婚し、娘も巻き込まれるのを恐れて徐さんと会わなくなった。徐さんは高齢の両親と一緒に暮らし、両親の年金に頼っていた。しかし、両親は2023年1月と今年2月に亡くなり、徐さんの毎月の1510元は、上海でアパートを借りる余裕すらなく、生活していくのは難しい。
(完)