修煉と宗教
 

 社会の定義に従えば、法輪大法の信仰は宗教団体になります。なぜ当初私は、我々が宗教ではないと言ったのでしょうか? 理由は二つあります。

 1、私は中共が統治している社会で法を伝えていたからです。中共はすべての宗教を邪党と人心を争奪する敵対勢力とみなし、何としても信仰者を打倒し、弾圧を加えまたはその信仰を変えさせ、邪党を信じてはじめて生き残ることができるようにしています。ですから大法徒の安全のため、我々が宗教だと言ってはいけなかったのです。アメリカに来て、当時記者から「宗教ですか」と質問されましたが、私も否定しました。私はアメリカにいますが、億万の大法弟子の大部分が中国におり、しかも中共邪党の弾圧と迫害を受けているからです。

 2、我々が宗教ではないと言ったのは、神には神の定義があるからです。例えば、釈迦牟尼、老子、イエスは在世中、自身が宗教とは言っていませんでした。つまり、宗教は現在の社会の定義です。法輪大法は常人社会で広められており、社会から宗教と定義されるのは当然のことです。ですから、法輪功も宗教団体として世界各国に登録しており、アメリカの法輪大法の祖庭である龍泉寺もアメリカで宗教寺院として登録されています。このことについて正しく理解していない人がいるため、間違った認識を正すためここで説明します。

 

師 李洪志
二〇二四年十二月一日

 
翻訳原文(中国語):https://minghui.org/mh/articles/2024/12/1/485656.html