【明彗日本2025年1月21日】(前文に続く)
4. 黒竜江省佳木斯市富錦市学習者田海涛さん、25年分の給与が剥奪される
黒竜江省佳木斯市富錦市の学習者田海涛さんは、1999年に中共が法輪功を全面的に弾圧したため、強制的に職を失い(その後、雇用契約は解除されていない)、現在は退職年齢に達している。彼は何度も元の職場に行き、退職手続きについて協議しようとしたが、面会を拒否され、7月22日に再度出向いた際には警官が待機していた。
富錦市農業銀行の主任である趙天一は田海涛さんに、退職に関する問題は解決できないと伝え、上に相談するようにと告げた。田海涛さんは平穏に事情を説明しようとしたが、拒否された。
三、74人の法輪功学習者が洗脳を受けて迫害される
明慧ネットによると、2024年に報告されたところによると、74人の法輪功学習者が強制的に洗脳班に送られて迫害を受けた。そのうち、湖北省26人、吉林省18人、江西省11人だ。
表1:洗脳を受ける74人学習者一覧
地域 | 洗脳を受けた人数 |
湖北省 | 26 |
吉林省 | 18 |
江西省 | 11 |
山東省 | 4 |
安徽省 | 2 |
河南省 | 2 |
山西省 | 2 |
四川省 | 2 |
浙江省 | 2 |
重慶市 | 2 |
湖南省 | 1 |
内モンゴル | 1 |
江蘇省 | 1 |
合計 | 74 |
迫害事例:
1、武漢市の肖映雪さんが秘密裏に半年間拘禁され、行方不明
2024年6月7日、武漢市の学習者・肖映雪さんは再度中国共産党(以下、中共)の警察署の警官に連行され、不当に15日間拘留された。6月22日、家族が肖映雪さんを迎えに行ったところ、すでに秘密裏に移送されていることが判明した。それから半年経っても情報は全くなく、行方不明の状態である。肖映雪さんは額頭湾洗脳班で不当に拘禁されている可能性がある。
肖映雪さんは女性で、年齢54歳、元武漢市硚口区工商行政管理局の公務員で、武漢市硚口区南国大武漢家装公寓に住んでいる。
中共が法輪功に対して迫害を発動して25年間、肖映雪さんは法輪功の修煉を守り続け、何度も中共の職員に連行され、洗脳班に6回送られた。不当に労働教養を2回受け、計2年9カ月の期間を過ごし、5回不当に拘置所や留置場に収容された。彼女は毒が入った注射を打たれ、一度は命の危機に晒され、武漢市第一病院で2回倒れて救命治療を受けた。彼女は公務員の資格を取り消され、工商局から転職させられ、後に新しい職場で無理に解雇された。
2、山西省陽泉市平定県の張金籽さんが洗脳班に強制連行
張金籽さんは女性学習者で、65歳、山西省陽泉市平定県姜家溝に在住している。1998年4月25日から法輪功を修煉し、これまでの病気がすべて治った。
2024年11月25日午後3時ごろ、陽泉市平定県公安局の4人の警官は張金籽さんの家に押し入り、彼女のパソコン、携帯電話、大法の書籍など私有物を押収し、その後、張金籽さんを陽泉市拘置所に連行した。張さんが学校で人々に法輪功迫害についての事実を伝える資料を配布していた歳、中共の虚偽を信じている人々に通報された。
2024年12月3日、陽泉市平定県公安局は張金籽さんを再度不当に陽泉市洗脳班(陽泉市ホテル)に移送し、引き続き迫害した。
3、2024年に97人の学習者が連行と長期にわたる嫌がらせと迫害の中で死亡
明慧ネットによると、2024年には97人の学習者が中共によって迫害され、死亡したことが明らかにされた。これには遼寧省14人、河北省12人、黒龍江省11人、吉林省11人、北京市7人、湖北省7人、山東省7人が含まれている。
表2.中国各地で迫害を受けて死亡した学習者
地域 | 迫害による死亡者数 |
遼寧省 | 14 |
河北省 | 12 |
黒竜江省 | 11 |
吉林省 | 11 |
北京市 | 7 |
湖北省 | 7 |
山東省 | 7 |
湖南省 | 5 |
四川省 | 4 |
安徽省 | 3 |
広東省 | 3 |
河南省 | 2 |
甘粛省 | 1 |
広西 | 1 |
江蘇省 | 1 |
江西省 | 1 |
寧夏 | 1 |
陝西省 | 1 |
上海市 | 1 |
天津市 | 1 |
新疆 | 1 |
雲南省 | 1 |
重慶市 | 1 |
合計 | 97 |
迫害事例:
事例1、失明した山東省冠県の郭書群さんは不当に判決を言い渡された後、死亡。
冠県の学習者の郭書群さんは迫害により視力を失っていた。2024年11月27日、警官はいわゆる「手続きのため」として強制的に連行し、拘留された。冠県裁判所は郭書群さんに不当に懲役3年の判決を下し、また1万元の罰金を科した。彼女は1日中拷問を受け、その後、夜自宅に戻されたが、翌朝、郭書群さんは71歳で不当な死を遂げた。
2024年12月11日、清水派出所の警官が郭書群さんの息子の家を再度訪れ、火葬証明書の確認と写真撮影を要求した。家族は「彼女の死は直接あなたたちに関係がある」と言った。
事例2、75歳の田玉春さんが長春市第一留置場で迫害され死亡
長春市の75歳の学習者田玉春さんは2024年4月拘置所に収容された。彼は長春市朝陽区検察庁に送致され、7月24日に迫害により死亡した。
その後、長春市朝陽裁判所の裁判官は田玉春さんに懲役3年の判決を言い渡すつもりだったという。連行される前、田玉春さんは高血圧や硝子体剥離などの病歴があり、ほぼ視力を失っており、生活に支障があったが、金銭堡派出所の庄姓警官は「拘置所が受け入れるなら問題ない」と言い放ち、「ネット上で曝露しても無駄だ」と脅迫した。
(完)