【明慧日本2025年3月9日】(中国=明慧記者)明慧ネットの報道によると、2025年2月、少なくとも68人の法輪功学習者(以下、学習者)が不当な判決を受けたことが判明し、そのうち31人は60歳以上の高齢者であった。迫害は中国本土の16の省、自治区、直轄市に及んでおり、吉林省20人、遼寧省13人、湖北省7人、湖南省5人となっている。また、13人の学習者は中国共産党(以下、中共)の法曹部門から不当な判決を受けた同時に、計17万1000元の罰金を科された。
2025年1月から2月の旧正月の期間中、少なくとも164人の学習者が不当な判決を宣告され、500人以上が連行され、嫌がらせを受け、22人が迫害され死亡した。また、2人の学習者は家を離れざるを得なくなった。これらの学習者は、中共の迫害により家庭が崩壊し、家族は離ればなれになった。
2025年2月に判明した、不当判決を宣告された68人の刑期における人数分布 |
注:1~2年(1年あるいは1年以上、2年未満、その他は類推)。また、不当な判決は数カ月または数年前に発生した可能性があり、この情報は2025年に明慧ネットで発表し報道されたもの。
一、2月、学習者68人の不当判決が判明
一部の実例
1、劉殿珠さんら6人の学習者が不当な判決を宣告され、董玉素さんは死亡
吉林省遼源市東豊県の劉殿珠さん、董玉豊さん、董玉芹さん、于立秋さん、于平さん、朱德艷さんの6人の学習者は最近、遼源市龍山区裁判所からそれぞれ懲役3年の実刑判決を言い渡され、1万元の罰金を科された。劉殿珠さん、董玉豊さん、董玉芹さんの3人は体調不良のため、一時仮保釈をされている。
2024年8月8日夜7時30分ごろ、20数人の警官が突然、劉殿珠さんの家に押し入り、その場にいる劉殿珠さん、董玉芹さん、董玉豊さん、于立秋さん、于平さん、朱徳艶さん、董玉素さん、岳春霞さんの8人を連行した。連行された学習者全員は家宅捜索をされ、法輪功の書籍、パソコン、現金などの私物が押収された。董玉芹さんと劉殿珠さんは後に保釈され、岳春霞さんは15日間拘束された。他の学習者は遼源市留置場に拘禁された。
遼源市留置場に拘禁され、極度の恐怖と高圧的な迫害を受けた董玉素さんは、全身が腫れ上がり、呼吸困難になったため、保釈されて入院したが、2024年12月15日に長春市の娘の自宅で亡くなった。享年59歳。
真・善・忍の信念を貫いたため、これらの学習者は何度も中共の関係者による嫌がらせを受け、連行・拘禁された。
劉殿珠さん(81歳女性)は、2013年12月、東豊県裁判所により懲役5年の実刑判決を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁された。
董玉豊さん(女性)は、2008年11月に東豊県裁判所から懲役3年の刑を言い渡され、2015年7月には警官に連行された後、家宅捜索を受け、15日間拘束された。
董玉芹さん(女性)は、2018年5月29日に連行され、15日間拘束された。
東豊県第三中学の元教師の于立秋さん(女性)は、2008年11月26日に東豊県裁判所から懲役3年の実刑を言い渡された。2017年12月21日、梅河口市で再び警官に連行され、懲役1年6カ月の実刑判決を宣告され、吉林省女子刑務所に拘禁された。
于平さん(女性)は何度も連行され、2018年9月に東豊県裁判所により懲役1年を言い渡された。
朱德艷さん(女性)は、何度も連行され、暴力を振るわれて気絶したことがある。その後、洗脳班に送られた。2018年9月に東豊県裁判所から懲役1年4カ月の実刑判決を言い渡され、吉林省女子刑務所に拘禁された。
2、河北省の張貴芬さん 北京で懲役7年6カ月の不当判決を宣告される
北京で働いた河北省深州市の学習者・張貴芬さんは2023年夏、「快手极速版」のネット交流に参加したことが原因で連行され、現在は北京市大興区天堂河慶豊路9号(北京市外の罪犯者収容施設)に拘禁されている。情報筋によると、張貴芬さんは懲役7年6カ月の実刑判決を言い渡されたという。
3、17年6カ月の冤罪を経た楊将威さんに再び不当判決
遼寧省葫蘆島市綏中県の学習者・楊将威さん(55)は、「真・善・忍は素晴らしい」というステッカーを電柱に貼ったことで、2024年4月19日に綏中県公安局高嶺派出所の警官らに連行された。2025年2月中旬に、楊さんは連山区裁判所により懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡されたことが判明した。
楊さんは、綏中県のある電力据付会社の元職員であった。法輪大法を学んでからは、真・善・忍の理念に従い、厳しく自分を律し、周りに認められた良い人である。同僚の子供が水に落ちた際、楊さんはすぐに飛び込んで救助した。また、同じマンションに住む高齢者の夫婦が深夜に病気を発症したが、そばに親族がいないため、楊さんに助けを求め、楊さんは躊躇せず、すぐに病院へ同行した。
このような心優しい楊さんが、中共による法輪功への激しい迫害の中で、何度も連行され、不当に拘禁された。三度にわたり労働教養を強いられ、7年6カ月間強制労働をさせられた。2008年にはまた懲役10年の重刑を科された。
4、かつて6年間不当拘禁された朱頴さん 更に2年の懲役を言い渡される
北京の学習者・朱頴さん(62歳女性)は河北省承徳市興隆県で父親の介護をしていたが、2024年6月4日、侵入してきた警官らに連行され、承徳留置場に拘禁された。2025年2月10日、朱さんは突然不当な裁判にかけられ、懲役2年の実刑判決を言い渡された。
朱さんは北京市のバス運転手で、1994年に法輪功を学び、真・善・忍の原則に従って良い人を目指し、心身ともに恩恵を受けた。
1999年7月、中共の江沢民集団が法輪功への迫害を開始して以来、朱さんは何度も連行・拘禁され、不当な判決を宣告され、身体に大きなダメージを受けた。 2000年11月中旬、朱さんは法輪功迫害の実態を明らかにする資料を配布したとして、懲役6年の判決を宣告され、北京女子刑務所に拘禁された。北京女子刑務所は、「転向」の人数目標を達成するために、寝ることも座ることも、トイレに行くことも洗面することも許さず、「しゃがむ」、「飛ぶ」などの様々な体罰を行った。さらに紐で縛る、両足を組ませる、繰り返し両足を開く、平手打ちをする、集団で殴る、長時間の強制労働などの拷問を加え、学習者を迫害した。
(続く)