文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年4月15日】最近、私は明慧ネットの文章「26回の戦いー夢の中で見た法を正す状態」を読みました。作者は夢の中で神々と交わした会話について語っていました。修煉者として、私たちは法輪大法の教えに従うべきですが、この記事は私たちがさらに努力すべきことを改めて認識させてくれるものだと思います。
文章では、法輪功学習者が関わった「26回の戦い」について言及されています。この26回の戦いとは、1999年から2025年の間に、私たちが受けてきた26年間の迫害を象徴しているのではないでしょうか? 学習者はこれらの戦いのほとんどで勝利しましたが、3回連続で敗北しました。これは、2020年から2023年までの3年間のCOVIDパンデミックに相当している可能性があります。私の理解では、パンデミックは起こるべきではなかったということです。ロックダウンによって、中国の学習者が法輪功と迫害の真実を人々に伝えることが妨げられたのです。例えば、学習者の助けを借りて中国共産党(以下、中共)組織を脱退した人の数は、通常は1日に5万人でしたが、パンデミック中には2万人にまで減少した日もありました。
作者は2023年に、第24戦から第26戦までがまだ行われていない時に夢を見ました。神々は楽観的ではありませんでした。
作者は記事の中にこう書かれていました。「巻物には、第24、25、26回目の戦いは、まだ始まっていないと記されていました。しかし、神様は「最後の3戦の結果がどうであれ、この戦争の最終的な勝敗はすでに決まっている。大法弟子が最終的に勝利する」と教えてくれました。【編注:大法弟子は必ず成就するが、個々の大法弟子がどのような道を歩むか、誓約を果たせるかどうかは、それぞれに委ねられています。最後にはすべてが明らかになります。】
「私は『最後の戦いで、私たちが負ける可能性はどれくらいありますか?』と神様に尋ねました。神様は「まだ結果は決まっていない」と答えました。しかし彼は、以前であれば「大法弟子の勝利は確実だった」と言えたが、今ではそうとは言い切れないと説明しました。むしろ、最後の3戦を落とす可能性のほうが高いと」
「私はさらになぜかと問い詰めました。彼はこう答えました。『軍が疲弊しているからだ。彼らは序盤の戦いで全力を尽くし、戦争の大勢はすでに決したと考えている。彼らは安心し、自己満足し、戦う意欲を失ってしまった。『もう十分戦った』と思い込み、最後の戦いには本気で挑もうとしない』」
これを読んで、私たちは24回と25回の戦いに負けたのかもしれないと感じました。そうでなければ、中国国外で最近起きた大法に対する迫害は起こらなかったかもしれません。
これは真剣な警告だと思います。師父はこう説かれました。「常人の中のすべてはみな自分自身がもたらしたことです」(『轉法輪』「第五講」)
最近、このことについて考えていましたが、周りの学習者の中にも同じような経験をしている人がいました。明慧ネットの体験談にも注目しています。ある地元の学習者は、天目を通して自分の神体が錆びで覆われているのを見て、悲しんだそうです。明慧ネットの文章には、師父が学習者に与えた神筆が錆びているのを見た学習者がいました。それは、彼らが迫害を暴露したり、大法を実証したりする記事を書かなくなったからです。迫害が始まってから20年以上経ちましたが、今でも正念を発する時に居眠りをする学習者がいます。
師父はこう説かれました。「皆さんは今聞いて可笑しいと思っていますが、非常に普遍的に存在する現象なのです。分かっていますか? 発したこれらのものは全世界で粘々としたものを形成し、少ない邪悪で皆さんを妨害してしまいますが、皆さんは取り除くことができず、…」(『各地での説法十一』「大法弟子は必ず法を勉強しなければならない」)
もし中国の多くの学習者がこのような状態であれば、旧勢力は容易に勝利し、海外での迫害に集中し始めるかもしれません。これには世論操作、法律戦争、そして大法に対して決して起こるべきではなかった無制限の戦いが含まれます。
私も誤った考えを持っています。例えば、旧勢力は中国で失敗し、大した成果を上げられなかったため海外へ移った、あるいは今は環境が落ち着いていて、邪悪な要素も減ったのでそれほど努力する必要はない、と勝手に思い込んでいました。その結果、私は怠けてしまったのです。しかし、その思い込みが間違っていたことには、気づきもしませんでした。もし私たち修煉者が、カエルを湯でじっくり煮る話のように、現状に甘んじ続ければ、旧勢力は容易に中国国内での迫害を継続し、同時に海外へも拡大していくでしょう。これは悲惨なことではないでしょうか?
私の理解では、中国国内外の修煉者は、住んでいる場所は異なりますが、一体です。海外で起こる出来事は、中国国内の修煉者にも影響を与え、関連しています。中国の修煉者が手を抜けば、中国国外の修煉者やその環境にも影響を与える可能性があります。長年の出来事を振り返ると、中国国外での迫害もここ1、2年ではなく、1999年から始まっています。
私たちの行動は、隠れた執着を露呈させます。中国には、大法について人々に伝えたり、中国共産党の憎悪プロパガンダに反論したりすることを嫌がる学習者もいます。大法の資料を印刷しなくなった学習者もいます。ある学習者は迫害政策に従い、毎日当局に「報告」していました。また、ただ「平穏な生活」を楽しみたいだけで、迫害を暴露するようなことをしない学習者もいます。
しかし、私たちは宇宙の守護者であり、師父と大法を守る責任があります。最後の瞬間こそが最も重要になるかもしれません。
師父の『洪吟六』「失敗しないで 」を共有して、私たち全員がより良いことを行えるように励ますつもりです。
失敗しないで
生命の輪廻は待ち続けること
すべては壊滅の時代に至った
創世主が新しい天体を再造するのは
彼が衆生に対して愛を持つため
人の多くは天国からの信頼を持ちながら、
世に下った神であり 創世主から任命されたため、
私は真相を伝える
現代観念と行為に従わないで 名利情は天に帰る時、
持っていけるものではない
無神論、進化論は、人を害している
善良と伝統を守り、自らを裏切らないで
あなたの天国の衆生が救われるために、
失敗しないで
【修煉者同士の理性的な交流は、一般的に、その修煉者がその時点で修煉を通して得た認識に基づいたものであり、善意を持って交流し、互いに向上することを目指すものです。】