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自己を突破し 衆生を救い済度する中で昇華する


文/河北省の大法弟子

(明慧日本)同修の皆さん、私達は正法時期の大法弟子で、法を実証し、衆生を救い済度する歴史的な使命を担っています。師父の慈悲なる加護のもと、私達は荒れ狂う嵐の中で10年もの間正法の道を歩んで来ました。今日まで歩んで来たのは容易なことではありません。だから同修の皆さんは必ず最後のこの正法の道をしっかり歩まなければなりません。師父は『米国中部法会』の中で「法をしっかり勉強し、真相を伝えることをきちんと行い、衆生を救い済度することは何よりも重要なことです。正念が十分であれば、大法弟子として行うべきことをしっかり行うことができます」と再度啓示されました。内に向かって探し、自分に問いかけてみて下さい。私達、大法弟子は師父の浩大な佛恩の下でどれほどのものを得ましたか? また、私達は師父を手伝って世の衆生を救い済度することを行っています。私はこの事を同修達と切磋琢磨し、共に昇華し、全体で高まって行きたいと思います。

 現在、正法の進展がすでに最後の最後まで来ており、世の人々を救い済度するのも肝要な時期に至っています。なぜ一部の同修はまだ表に出て来ないのでしょうか? その原因を探れば二つあります。

 一、一部の同修は表に出て真相を伝え、三退を勧めることができません。これは正念が足りず、慈悲が足りないためです。私達は、多くの罪のない生命が中共の毒害を受けたために淘汰されるのを見て、彼らに真相を伝えないのは、死にかけている人を見ても見ぬふりをし、救わない事に等しいのではありませんか? どうすればいいのでしょうか? 重要なのは、個人の安否を放下して、世の人々の災難を考えてみる事です。あなたはさらに正念を強化し、さらに大きな慈悲の心を持つことが出来れば、世の人々を救うことができると思います。環境はすでにだいぶ緩和され、邪悪もそれほど恐ろしくなくなりました。面倒な出来事は、皆あなたの執着心を取除く過程です。また多くの事はすべて大法弟子の心によって引き起こされたことです。これは同修と私が三つの事をやる中で実証しました。

 一年余り、私と同修はより多くの人を救い済度するため、周辺で10キロ範囲をあまねく歩みました。市場・道・田舎はすべてにおいて人を救う良い場所です。善なる人や、悪なる人、中共の党文化の毒害が深い村の幹部らに出会ったりもしました。真相を伝えれば、70、80パーセントの人が三退をします。多くの人はまた大法に対して感謝を表し、大法弟子を迫害する中共政権には手を貸さないと態度を表しました。最初の頃、私達は人を救えなかった時、心は落ち着きませんでした。師父の各地での説法を学ぶことを通して、私達は各種の人心に対して平然と対応することができるようになりました。私達が行ったことは些細で、精進している同修に比べると差があります。毎週2、3回しか出かけませんが、毎週三退する人に出会い、その数は数人から20数人までです。普段、子供の面倒を見なければならず、家事も多い中で、すべての機縁を逃さず人を救います。

 二、一部の同修は、仕事や子供のこと、家の用事で忙しいため、手が回らず、真相資料を配布する時間がなく、真相を伝え、人を救う時間はさらにありません。その中には法の勉強も含まれ、以前修煉に精進した古い同修もたくさんいました。師父はかつて私達にこうおっしゃいました。「大法弟子が邪悪の迫害の中でよく行なえなかったり、自分をゆるめてしまえば、これまでの努力が水の泡になります」(『精進要旨』(二)「法を正す時期の大法弟子」)同修の皆さん、法理で自分をみてください。これは常人の名利に対する執着に邪魔されているのではありませんか?(同修達に『精進要旨』(一)(二)を読むように提案します)修煉者は常人の名誉や利益及びすべての執着を切り捨てなければなりません。人を救う肝要な時期で、私達はなぜ常人の名誉や利益に悩まされるのですか? 私達は「徳」が世界で最も貴重なもので、代々伝わる法理であることを知っています。子孫に金銭や物を残すより、三つの事をする中で多くの威徳を樹立するべきで、子供達にも徳を重んじるように教えるべきです。これは私の浅い認識です。

  同修の皆さん、時間は緊迫し、責任は重大です。私達は必ず師父の教えられたとおり、当面の貴重な時機を認識し、多くの人を救い、衆生を救い済度する中で個人のすべての人心——恐れる心、私心を修め、さらに大きい威徳を樹立し、共に高い境界に向かって昇華しましょう。

 2009年11月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/23/213110.html

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