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四川省:女性教員の姜楠さんは精神病院へ強制連行される

(明慧日本)四川省徳陽市第二中学校の教員・姜楠さんは2009年8月7日、町で法輪功が迫害されている真相資料を配布中に警察に強制連行され、徳陽市精神病医療センターへ送られた。病院で毎日不明な薬物を注入されて痩せ果て、4カ月以上苦しめられている。

 姜楠さん(39歳女性)は、元徳陽市城区中学校の教員。元の夫の彭海波と結婚した後、夫から法輪功の修煉を勧められて修煉し始めたという。

  しかし1999年7.20、中共が不法に法輪功を迫害し始めてから夫は修煉をやめ、姜さんの修煉も許さなかった。しかし、姜さんは自宅で修煉を続け、夫に知られた後は暴力を受けていた。夫は法輪功の本を破ったという。姜さんは自宅で修煉ができなくなってから学校で修煉を続けていた。このことが学校の校長らに発覚して強制的に仕事を辞めさせられ、仕事を失った。

  2007年、姜さんがある教員に真相を伝えていたことが夫に知られてから離婚を要求され、2008年12月末、夫と離婚した。姜さんは精神的、肉体的にダメージを受け、さらに迫害を受けて身体を壊していた。医師から精神病と診断され、自宅で治療を受けていた。

  姜さんは2009年8月7日、徳陽市龍橋附近で真相資料を配布中に、共産党の虚言を信じ込んでいる人に密告され、警察に連行され、徳陽市精神病医療センターへ送られた上、家宅捜査を受け、十数冊の法輪功の書籍を没収された。

  姜さんは精神病院でさまざまな不明な薬を飲まされ、拒否すると喉から胃に至るまで強制的に注入された。薬の注入が終わっても手足を縛られたまま監禁室に入れられた。トイレに行く時も縛られていた。精神病院に入れられてわずか数日しか経っていないにもかかわらず、痩せ果てて体が衰弱した。姜さんの様子を見た病院側は不明な薬を大量に飲ませた。

  家族は11月12日に姜さんと面会した時、姜楠さんは頭がはっきりしており、何ら精神的障害もないことが分かった。しかし、病院は依然として不明な薬を多量に飲ませた。実は、姜さんは歯の痛みで苦しんでいるが、医師は歯の治療をしない。

  病院の担当医の話によると、現在、姜さんの「精神の病気」は治ったが、学校の上司が迎えに来なければ退院させないという。しかし、学校の衛主任は、上級部門の許可がなければ釈放できないと言い、互いに責任をなすりつけ合っており、十数日経過しても未だに釈放しないままである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年12月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/2/213667.html

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